2022年11月19日土曜日

赤と銀の巨人の物語

ようやくビデオで見ることができました。

いい年をして、と思われるかも知れません。

しかし、テレビシリーズの第一話をリアルタイムで見た世代としては、何十年経った今でも主人公が同じ形で描かれていることに、感慨深いものを感じます。


当時との大きな違いの一つは、胸の真ん中にカラータイマーがないことでした。

これまであまり気にしていませんでしたが、宇宙人とは言え、体に丸い発光体が付いていて、エネルギー不足になると赤く点滅するということに、なくなって初めて不自然さを認識しました。

見慣れてしまうと、ない方が断然に良いのです。

映画では、体の赤い部分がグリーンに変化しました。


あとは飛ぶ時ですが、以前はまず空を見上げ、掛け声とともに垂直上昇し、その後の飛行時のカットは両手両足を伸ばして、何もない空を水平に飛んでいくというのが普通でした。

今回は、敵を追いかけるために斜めに飛び上がり、空中で格闘し、時にはビルの間を飛び抜けるなど、多様な形態を見ることができました。

CGなど映像技術の向上の成せる技です。


不満を言うとすれば、「かいじゅう」だとか「かとくたい」などの見慣れた漢字に別の当て字が使われ、無意味で不要に感じたところです。

オリジナルを大切にすべきところもあり、そこは重要だと思いました。


以前ヒットしたアニメを再構成してリバイバルしたり、実写化したものがこれまで多くありましたが、そのほとんどにがっかりしてきました。

それらに比べ、今回は結構良かったのではないでしょうか。

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