2018年5月27日日曜日

パターンオーダーで受け賜わりました その8


先月の百貨店主催での催事でご注文いただいた商品の3足目はオレンジでした。



こちらも前回、前々回の2商品と同様に、スニーカーのベースは定番の no. 2979です。



実は、no. 2979が販売開始になった頃、定番3色に加え、季節限定色として追加で1色ご用意していました。

その時の一番最初の季節限定色がオレンジでした。



なぜオレンジだったかと言うと、季節限定色を1色用意しようと企画し始めたのが春になる少し前の頃。

何色を選ぼうかとずっと考えており、周りの方々にいろいろとご意見を伺っていました。

そんな中、お取引き先の店長さんから「春はオレンジが良く売れるんだよ」とのアドバイスをいただき、結局限定色の第1弾はオレンジにすることにしました。



これがその頃の広告に使用した写真です。

ちなみに販売当初の no. 2979の定番色は「ホワイト」、「ブラウン」、「ブラック」の3色で、現在は「ホワイト」、「ダークグレー」、「レッド」に変わっています。


さて、その後オレンジはお取引き先の店長さんが言われた通り良く売れ、すぐになくなってしまったので、春はオレンジ色をお好みの方が多いことがよく分かりました。

しかし、その後パターンオーダーという催事向けのメニューができ、お好みの色はパターンオーダーでご注文いただける様になったことで、定番以外の季節限定色はなくなってしまいました。

2011年から2012年にかけての頃のことでした。



今回の no. 2979のオレンジがお客様先へ届くのも春です。

良いご選択をされたのではないかと密かに私は思っていました。

2018年5月26日土曜日

パターンオーダーで受け賜わりました その7

前回に引続き、先月の百貨店主催の催事でご注文いただいた商品をご紹介させていただきます。
  

こちらも前回同様に定番のクロコスニーカー no. 2979をお好みの色でご用意するパターンオーダーからです。



色はブライトンブルーという、これまで定番では外ハネ式のドレスタイプスニーカー no. 3604でご用意しているものと同じ色ですが、no. 2979では今回が初めてです。


 
 ブライトンブルーは濃いめの鮮やかなブルーで、有名ブランドのバッグや財布でも時々見かける色です。



ただ、他社製のスニーカーでは私はこの色のものをまだ見たことはありません。



ブルーですが、他の奇抜な色よりもこのブルーの方が深く印象に残る色だと思います。



ファッションにも合わせやすく、ブライトンブルーを選ばれたお客様は大正解ではなかったでしょうか。

2018年5月25日金曜日

パターンオーダーで受け賜わりました その6

先月行われた百貨店主催のホテル催事でご注文いただいた商品がいくつか届きましたので、その中からご案内させていただきたいと思います。



こちらは弊社の定番クロコスニーカー style no. 2979を、サファイアという色でご希望されたお客様のご注文です。



サファイアはこれからの季節に合ったとてもいい色です。



この色を仕上げたイタリア人ならではのセンスによる発色の良さもあると思います。



アッパー革を染色する際に、革製の靴ヒモも一緒にドラムに入れたので、ワニ革と靴ヒモが同じ色になっています。



お客様がこのクロコスニーカーにご満足いただけることを、心から願っています。

2018年5月24日木曜日

カモフラレッドのクロコスニーカー


カモフラージュのレッドで染色したクロコスニーカーが出来上がってきました。



これは、染色前のワニ革クラストでスニーカーを作り、お客様のお好みの色に手染めで色をつけるというイベントで行なうメニューのひとつです。



手染めの一例としてお見せするサンプルを、先日のオーダー会でお客様にご購入いただきましたので、こちらは新たに用意したものです。

以前のものは、赤が少しピンクに近いものでしたが、今回はカラーリストさんにベースの赤をより赤くしてもらうようにお願いしました。



また、これまで手染め染色のスニーカーには白い平ヒモを付けていましたが、今回片方に黒い平ヒモを付けてみました。


 
黒い平ヒモの方は、ソールも黒だったらもっとよかったかも知れません。

2018年5月23日水曜日

GG 6月号 2018年


5月24日発売の男性向けライフスタイル誌GG 7月号に、弊社定番のクロコスニーカー DAMI(ダーミ)no. 2979 レッドがコラムで紹介されています。

今回7月号のGGでは、目次以降に1ページの記事を挟んで5つのコラムがあるのですが、その4番目、ページでいうと21ページ目というとても好待遇で商品紹介をいただいているのです。


実はこれには伏線がありました。

今年3月22日の私どものブログ記事「GG 5月号 2018年」をお読みになった方はご存じと思いますが、GGは5月号で弊社のクロコスニーカーを一度お取り上げいただいていました。

その際、弊社の商品説明を他メーカーさんのものと取違えていたのです。

5月号が出た後に、GGさんにはWeb上で訂正文を出していただきました。

その後、GGの編集者さんとお会いし、再度本誌で間違いのない商品情報を発信していただきたいとお願いしていました。

そして、今回のコラム記事がそのお願いの回答となった訳です。


GG様、また編集ご担当者様、誠意あるご対応をいただき、ありがとうございました。

2018年5月17日木曜日

愛が止まらない

出張で飛行機に乗って、機内のオーディオサービスで音楽を聴いていると、ウィンクの「愛が止まらない」がかかっていました。
 

「カーレディオ流れる切な過ぎるバラードが、友達のライン壊したの」
 

この曲はもちろん知っていましたし、当時はテレビやラジオで何度も聞きました。
 
しかし、この歌詞から想像できるシチュエーションを考えたことはありませんでした。
 
友達だと思っていた人への思いが止まらなくなったのを、車の中のラジオから流れる1曲のバラードのせいにした、そんなお洒落な曲だったことを今になって理解しました。
 

当時、私は何年かの海外生活を終え、帰国後新たな職に就いたばかり。
 
海外での経験は役に立つものの、その分日本のビジネスマンとしての経験が薄く、何とか周りの人達に負けないようにと必死になって働く日々でした。
 
そんな頃のことをチョットだけ思い出しました。
 

2018年5月10日木曜日

岩田屋本店 本館5階 紳士靴 その2

ここのところ急に冷え込みましたが、体調などくずしていらっしゃらないでしょうか。

さて、昨日 (5/9) から福岡の岩田屋でクロコスニーカー ダーミ (DAMI) のパターンオーダー会を行っております。
 
場所は、本館5階上りエスカレータ前の紳士靴売り場です。
 
初日の朝、開店前に入店し、指定された場所に商品を並べ、お客様をお迎えする準備をしました。
 

こちらが、最初に私どもが準備した展示の様子です。

そして、開店後しばらくして、お店側の展示専門のスタッフが売り場に来られ、私どもの展示を修正することになりました。



こちらが修正後の様子です。

最初に私どもで準備した展示は、商品を理解し、お客様に分かりやすいように、また私どもがご説明しやすいように並べたつもりです。

そして、お店のスタッフが行った修正後の展示は、商品の形と色がきれいに見え、出来るだけお客様の目にとまるように並べられたのだろうと思います。

どちらが正解ということはないと思いますが、それぞれをご覧になって、皆様はどの様にお感じになられるでしょうか。

2018年5月7日月曜日

岩田屋本店 本館5階 紳士靴 その1


5月9日(水)から5月15日(火)までの1週間、福岡天神の岩田屋本店 本館5階 紳士靴売り場にて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のパターンオーダー会が行われます。

皆様のご来店を、心よりお待ちしております。



こちらの画像は、昨年11月に行われたオーダー会の時のものです。

2018年5月5日土曜日

クロコの半月ショルダー

暑くもなく、寒くもない、何ともいい季節になりました。
皆様、ゴールデンウィークはどの様にお過ごしでしょうか。
 
私どもは現在、伊勢丹新宿店メンズ館でクロコスニーカーのオーダー会を行っています。
 
昨日は、展示していない在庫商品を急きょお客様がご購入いただくことになり、慌てて新宿までお届けしたので、汗だくになってしまいました。
 

さて、クロコの半月ショルダーバッグが出来上がってきました。

どこが半月なのかと思われるかもしれませんが、下半分が丸く膨らんでいることろから、私どもはこのバッグをそう呼んでいます。



この形はこれまで何度かお作りしてきました。

ただ違うのは、手染め染色をを施しているということです。

中央にコバルトブルーを配し、その色が左右それぞれの外側に向かうにつれ少しづつ濃くなり、最終的に両端でネイビーになっています。


 
この手染めブルーは、以前このショルダーよりも大きいワニ革トートを同様の配色でお作りしています。



このバッグは両面に同部位のワニ革を一枚づつ使っていますので、どちらの面を向けてもほぼ同じ斑の模様になっています。

形はショルダーですが、中央に大きな持ち手が付いているので、ハンドバッグとしてもお使いいただけるという便利さがあります。

2018年5月2日水曜日

パターンオーダーで受け賜わりました その5


こちらはパターンオーダーではなく、弊社で言うカラーオーダーですが、同じ時期に準備できましたので、ご案内させていただきます。

まず、パターンオーダーとカラーオーダーの違いですが、パターンオーダーはスニーカー、ドレススニーカー、スリッポン、ミドルカットの中から、クロコを使いお好みの色でお作りします。

イタリアで一足づつ作りますので、ロットでの数量生産に比べ、ちょっとだけお値段が上がってしまいます。




カラーオーダーは、染色前のワニ革クラストで no. 2979という定番のスニーカーを先に作ってしまい、お客様に事前にお見せできるように準備します。

そして、それを国内でご希望の色に手染めで色付けします。

手染めですので、任意の部位にお好みの色をつけられます。

例えば、単色で濃淡のあるグラデーションや、複数色を使ったカモフラージュ柄など。

スニーカー自体は出来上がっており、あとは染色するだけですので、ご注文いただいてから約1カ月ほどでお届けとなります。



さて、こちらのカラーオーダーは、シルバーをベースに、甲部先端や踵部から濃いグリーンを滲ませたグラデーションになっています。

これまでシルバーベースにブラックでの実績はありますが、グリーンとのコントラストが良いのか、とても新鮮でいい感じの配色です。



同様の展開であれば、シルバーベースに濃い赤や、濃い茶、濃いブルーでも良いかも知れません。

しかし、あえて今回そこにグリーンをお選びになったお客様のセンスの高さを感じます。