2020年12月29日火曜日

ミカン焼酎

今年の春先にビールをあまり飲まないように決意して以来、ウチでは焼酎の消費量が増えてきました。

夏場から秋ごろまでは麦焼酎の炭酸割りが多く、寒くなり始めてからは時々芋焼酎のお湯割りが体を温めてくれます。

芋焼酎は芋の香りがするので私は何も入れずに飲むのですが、麦焼酎は炭酸割りでもお湯割りでも、レモンや梅などを入れたりします。



先日はちょっと遊んで、キッチンにあったミカンを輪切りにし、ナイフで少し厚めに皮をむき麦焼酎のグラスに落としてみました。

もちろん味や風味も変わって面白いのですが、それより焼酎の中のオレンジ色が何ともオシャレで、見ためを楽しむことの方に重きが置かれたように思います。

そして、飲み終えた後は焼酎に浸かったミカンもちゃんと食べますので、ミカンは大きめの輪切りにしています。

これからは焼酎にそれぞれの季節のくだものを入れて楽しむのもアリだと思いました。

赤だとイチゴやチェリー、グリーンならキウイなどと。

イタリアやフランス国旗の色などに模して複数の色を組合せて入れるのも面白いかも知れません。


さて、今年は今回が最後のブログ記事投稿になると思います。

コロナの影響で外出が減ったこともあり、2020年は144回と年間投稿回数は過去最多になりました。

弊社の売上もこれに伴なえば言うことはなかったのですが、残念ながら今年はそうも行きませんでした。

来年は良い年にしたいと心から願うばかりです。


今年も皆様には大変お世話になりました。

来年も、何卒よろしくお願い申し上げます。 

2020年12月25日金曜日

MANO 元町店 ダーミオーダー会



本日12月25日(金)から31日(木)の大みそかまで、横浜市中区の元町商店街にあるセレクトショップ MANO 元町店にて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のオーダー会が行なわれます。

ダーミの展示場所は、2階メンズフロアーです。

定番のクロコスニーカーに加え、パターンオーダーカラーオーダーを含めた特別メニューをご用意しています。



MANO 元町店でのダーミのオーダー会は今回が初めてです。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

カラーオーダーのブルー

弊社のカラーオーダーは、染色前のワニ革クラストで先にクロコ靴(またはクロコスニーカー)を作っておき、その靴に専門職人がお客様のお好みの色を付けていくという弊社の特別メニューです。

初めから色の付いた商品の中からお選びいただくのとは違い、クロコ靴にお客様ご自身で色をお選びいただけるのですが、ご注文は大まかに決まったいくつかの色に寄りがちです。

今回はそんな中でもよくご注文いただくブルーで染色したクロコ靴(またはクロコスニーカー)のいくつかをご案内させていただきたいと思います。



カラーオーダーは手染めですので、任意の部位にお好みの色付けができます。

まずは一番オーソドックスにグラデーションを効かしたブルーから。



甲部先頭のブルーが胴部に行くごとに薄く淡いブルーになり、そこから踵部に向かってまた元のブルーに戻るという配色です。




そして、こちらはターコイズブルー。



ひとつ目に比べ、少し明るめのブルーになっています。




次は、カモフラージュのブルー。



ベースとして明るいブルーで全体を染め上げ、その上に中間色の淡いブルーを加え、最後に濃いブルーといった3色の構成になっています。




こちらもグラデーションですが、トップでご紹介したスニーカーに比べ、甲部先頭と踵が更に濃いブルーになっており、胴部では明るいブルーになっています。



こちらの方はよりコントラストが効いたグラデーションです。




ブルーが薄く淡いブルーになるグラデーションはトップのクロコスニーカーと同じですが、こちらはソールと靴ヒモをブラックにしています。



ブルーはブラックとの相性も悪くなく、結構良い感じです。

更にこのブラックの靴ヒモはエラレースですので伸縮性があり、靴ヒモを結んだままスニーカーを脱ぎ履きできるので、エラレースに慣れてしまうとやめられなくなってしまいます。




クロコドライビングシューズですが、こちらもカラーオーダーでご用意しました。

このドライビングの場合、先端の一部が濃いブルーですが、少しづつ明るいブルーに、そして胴部では更に薄いブルーとグラデーションが三段階で変化しています。



現在、クロコドライビングの弊社保有在庫は限定サイズのみになっています。

あまり宣伝もしていませんので、もしご興味のある方がいらっしゃいましたら、ダーミジャパンまでお問合せください。




クロコドレス SA808のブルーです。



こちらも甲部先端と踵部に濃いブルーを、中間の胴部に明るいブルーを配しています。




最新作のクロコローファー SA809も第一号はブルーでご用意しました。



素材で目を引き付け、更にそれをビビッドなカラーのグラデーションでアピールする。

これがお洒落でなくて、何と言いましょう。

2020年12月24日木曜日

お知らせ



ランニングタイプのクロコスニーカー DAMI no. 3613ブラック&ホワイトが、クリアランスの対象商品となりました。

12月26日(土)から、伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階紳士靴にてセール価格で販売されます。



このクロコスニーカーは、ランニングと呼ばれるアウトソールを使用し、ブラックのワニ革、カーフ、スエードと3種の素材を使い、ベロと踵に一部ホワイトのワニ革を配しています。

残念ながら、あまり数量のご用意がございません。

ご興味いただいたお客様はお早めに伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階紳士靴へ足をお運びください。

2020年12月17日木曜日

パターンオーダーで受け賜わりました2020 no. 9


クロコスニーカー no. 2979を、パターンオーダーでご注文いただきました。

今回も、前回11月3日の「パターンオーダーで受け賜わりました2020 no. 8」でご紹介した商品と同様に、「パターンオーダー」と「カラーオーダー」の組合せでのご用意となりました。



前回のお客様と同じくスニーカーの色はブルーのグラデーションをお選びいただきましたので、まずカラーオーダー用に染色前のワニ革クラストで製作したスニーカーが必要になります。

グラデーションは、クラスト革に手染めで色付けするカラーオーダーでしか実現できないからです。

そして、今回のお客様もソールはブラックをご要望されました。

通常、ホワイトソールでしかご用意のないカラーオーダーですが、パターンオーダーを使い、クラスト革でできたブラックソールのスニーカーをイタリアへ発注することになりました。



ブラックソールのクラストスニーカーが到着後、専門の職人さんにスニーカーを届け、ブルーのグラデーションで染色してもらいました。



今回のお客様は、初めから明確にスニーカーの完成後のイメージをお持ちでいらっしゃいました。

ご依頼として、アッパーの甲部と胴部はブルーのグラデーションになる様に、そして踵部と革ヒモをオレンジにというリクエストで受け賜わっていたからです。


ブラックソールの上に載った、ブルーとオレンジのコントラストはお見事です。

弊社のパターンオーダーとカラーオーダーをより有効にご活用され、ご要望通りの商品に至ったのではないでしょうか。

2020年12月15日火曜日

クロコローファー SA809













伊勢丹新宿店 メンズ館 ダーミオーダー会 その3



現在、伊勢丹新宿店 メンズ館 地下1階紳士靴で行なわれているクロコスニーカー DAMI〈ダーミ〉のオーダー会が、今月25日まで継続されることになりました。

皆様の更なるご来店をお待ちしております。



今回初出展のShikibu〈シキブ〉のクロコローファーは結構な評判をいただいているようです。

お好みの色でご用意させていただくカラーオーダーでのご提供ですが、生産側の勝手な都合であまり数量はご用意できません。

ご興味いただいたお客様はお早めにお求めください。

2020年12月9日水曜日

名古屋三越 栄店 ダーミ特別販売会 その2



本日12月9日より、名古屋三越 栄店にてクロコスニーカー DAMI〈ダーミ〉の特別販売会が始まりました。

実は名古屋三越では40周年を迎え、今週からアニバーサリーウィークとなっています。


各階で特別な催しを用意しており、5階紳士靴ではダーミのクロコスニーカーの販売会とパターンオーダーカラーオーダーがそれに充てられています。

この販売会は、22日(火)まで続きます。



尚、第1週目は定番のクロコスニーカーに加え、プレセールとして、クロコとシボ感のある牛革とのコンビのミドルカットを特別価格でご用意しています。

また、パターンオーダーカラーオーダーは2週目の週末19日(土)、20日(日)に開催される予定です。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2020年12月7日月曜日

名古屋三越 栄店 ダーミ特別販売会 その1



12月9日(水)から22日(火)までの2週間、名古屋三越 栄店にてクロコスニーカー DAMI〈ダーミ〉の特別販売会が行なわれます。

場所は、5階 紳士靴です。

弊社は三越伊勢丹グループとは結構長いお付合いになりますが、名古屋三越 栄店でのダーミのクロコスニーカーの販売は初めてです。

最初の一週間目は定番とプレセール品の販売となり、パターンオーダーカラーオーダーは2週目の週末19日(土)、20日(日)を予定しています。

中京地区の皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2020年12月5日土曜日

昔の彼女によく似た彼女

朝早い時間帯の地下鉄で客先に向かっている時のことでした。

ホームで電車を待っている私から少し離れたところに、細めのピッタリとしたブラックジーンを履いたスタイルの良い女性が立っていました。

遠目から顔を覗くと、マスクから出た上半分が何十年か前に何度か一緒に出かけたことのある女の子にとてもよく似ていて、驚きました。

電車が駅に到着すると、乗客はまばらにしかいない車中に乗り込み、座ったその女性の斜め前に私も席をとりました。

怪しく思われない程度にその顔をチラ見していると、当時のことを思い出してしまいました。



西海岸のベイエリアと呼ばれるメトロポリタンエリアの一つ。

その一部に国際都市でありながら、人口70万人程の小さな街に私は住んでいました。

当時、日本人女子がアメリカ人男子にえらくモテるのに比べ、言葉もあまりうまく通じず、そんなに背も高くない東洋人の男の子はほとんど女子に相手にされず、デートなど遠い夢の話でした。

それでも、滞在が2年を過ぎた頃、私にもようやくチャンスがめぐってきました。

数回でしたが、一緒に食事をし、映画も見に行きました。

しかし、最初のデートでは、日本で育った男の子としては、文化や生活習慣のギャップに後から思い出すと恥ずかしいことばかり。

友人から借りた車で家まで迎えに行った際、一度車を降り助手席の扉を開け、先に女性を乗せてから車を発進させるなど、その頃は考えも及びません。

テーブルマナーの習得も不十分なままレストランに行き、メニューを広げても、まだ若い時分の私にはどの順番で何を頼んで良いのかさえ分からず、困ったりしたものでした。

食後に通りを散歩しながらつなごうとした手は、それを予測してか、サッとポケットの中に隠れてしまいました。



昔の思い出に浸っている内に、斜め前に座っていた彼女は私より先に電車から降りて行ってしまいました。

仕事に行く途中のほんの短い、早起きへのご褒美のような時間でした。




2020年12月4日金曜日

ワニ革への絶妙なグラデーションは手染めならでは



イセタンメンズの公式メディア ISETAN MEN'S netにて、12月2日(水)から始まった<ダーミ/シキブ>クロコシューズ オーダー会の記事が掲載されています。

「ワニ革への絶妙なグラデーションは手染めならでは」ということで、画像ではシキブのレッドのドレスとブルーのローファーがそれぞれ紹介されていますが、



ダーミのクロコスニーカーの方もよろしくお願いいたします。


〈ダーミ〉〈シキブ〉オーダー会

□ 開催期間:12月2日(水)~12月15日(水)

□ 開催場所:伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 紳士靴

2020年12月3日木曜日

キレイなローファー




これまでの10数年間で、弊社ではいくつもの靴をご紹介してきました。

その中にあって、この新作のローファーはとてもキレイな一足だと思います。



アッパー革は「皮革の宝石」と言われるクロコダイルですから、素材で魅せるのは当然です。



履いてしまうのがもったいないと思うほど、締まったシェープがカッコ良く、手に持ってしばらく眺めていても飽きることがありません。




基本的にはカラーオーダーでご用意しますので、お好みの色をお選びいただけます。

キャッチーな色付けを施した後、どこかでスペースを確保して、ガラスケースの中でライトを当て、まるでひとつのオブジェのように展示できれば理想的です。



この靴の製法はマッケイ。



外観は細身に見えますが、靴幅を表すワイズは3E(EEE)と結構足幅が広めの方にもお履きいただけます。

ブランド名: 〈シキブ〉Shikibu
品番: SA809
サイズ: 24.0~27.0㎝

2020年12月2日水曜日

伊勢丹新宿店 メンズ館 ダーミオーダー会 その2



本日12月2日(水)から伊勢丹新宿店にて、クロコスニーカー DAMI〈ダーミ〉及びフルクロコ革ドレス靴 Shikibu〈シキブ〉のオーダー会が始まりました。

今回は、その展示の様子をチョットだけご案内させていただきたいと思います。



紳士靴は、新宿店メンズ館の地下1階のほぼ半分を占めており、〈ダーミ〉と〈シキブ〉はその内のハイエンドと呼ばれる一角に置かれています。

ハイエンドの壁面の棚ではクロコスニーカー DAMI no. 2979が9片足、それぞれ違った色で並んでいます。



今回、ハイエンドコーナー入り口付近のガラスケースには、シキブのドレス靴 SA808新作のクロコローファー SA809が展示されています。

シキブのクロコ靴はカラーオーダーでのご提案となっていますので、それぞれの左側が染色前のクラスト状態の片足、右側にSA808がレッド、SA809がブルーに染色された片足を置いています。

どちらも濃淡のあるグラデーションになっています。



このアングルで見ると、左にガラスケース、右に壁面の棚、正面にカウンターがあり、レイアウトが良く分かると思います。




そして、ハイエンドコーナーの更に奥に入ると、オーダーサロンがあり、こちらが主な展示場所になっています。

サロン内のダーミの棚は手前から二つ目です。



上の2段に既製でご用意した定番クロコスニーカー、下の2段がパターンオーダーになっています。



 サロンの一番奥側がカラーオーダーです。

上のテーブルにはシキブのドレス靴とローファー、

下のトランクケースの上にダーミのカラーオーダーをご用意しています。

今日から15日(火)までの2週間、皆様のご来店を心よりお待ちしております。