前回、染色前のクラスト革で製作したクロコドレス靴 Shikibuが在庫に2足残っており、色を付けることにしたとお伝えしました。
その1足目は外ハネ SA810をダークグレーのグラデーションでした。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEha1dmzgckmKN_XwS684Pw1zSZYged8VY7gfoyp1x1xsCR_u1MJNKm5zxu7PIsZXn6YoYLt19X5kJlDk290Tdqr5AottmSkpqEozbavk3uAMM0PTWJN8pwjpMhOAM__EsWMOLn12YQhBxeiPTDcpQwu-GtS_41JhO07cpspHhR8EAbfas5jhjPKwjaax9I/w400-h300/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%9D%B4%20%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE2%E8%B6%B3%20%E3%81%9D%E3%81%AE21.JPG)
さて、2足目のクロコドレス靴ですが、型名は Shikibu SA808。
こちらもクロコ革を片足に1枚、1足に2枚使用した贅沢な一枚つながりのホールカットです。
クロコ革の真ん中の斑のきれいなところが、靴の中心部に来るように裁断されています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhKmDyBgeofuKf0fvT4nWyQ4g9O3ZrzV2JIaRAa8GJnfCKlV56LOJLDUwUDtcWiyUxaMVcAm7WbmxHYvv9F39_1t09XGnFtHZlA5QJBhVhH5LM1MxzXMo8S5-NBSXLDu9ihFuF4lFikz161-PTMECn2ZVD84YJLtj_jCPK_PATQUA4G74A4ZFJBdv5s0Mc/s320/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%9D%B4%20%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE2%E8%B6%B3%20%E3%81%9D%E3%81%AE23.JPG)
このホールカットはボロネーゼ式グッドイヤーウェルテッド製法で製作されています。
グッドイヤー製法は修理のしやすさと高い耐久性というメリットがある反面、重く返りが良くないという弱点があります。
それを補うのが、前半分を柔らかいライニング(裏革)で袋仕立てにした、軽くて返りが良いボロネーゼ製法です。
この靴は2つの製法の良いとこ取りで作られています。
前回ご案内した外ハネ SA810にも同様のボロネーゼ式グッドイヤー製が採用されています。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjGBnl56TULQf9xk9YxgYzEMhwb37e5kOEt6pjSzuRnELtTbIbaWz373VjKkYWwExkARZqHGSGNOPc1FKC9Gy1oOG8xVPpijw9_FfUy-Ha0BkpVVg1-Kidl1FoIiD9tsC5DBk6KBJ4H3uTT2hVr4HgQ1DYJ4AlbVNmWQoRAAhElA5uWGt6YxlT1OyE_ZpU/s320/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%9D%B4%20%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE2%E8%B6%B3%20%E3%81%9D%E3%81%AE24.JPG)
今回のホールカットはグラデーションのあるライトグレーに染色されました。
手染めにより、胴部中央の薄いグレーがつま先の先端部に向け少しづつ濃くなっています。
クロコ革の靴でこの色は他所ではあまり見られないのではないでしょうか。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEi2-rgmJEh_7d3zIgOMEPmxqdn1a1V3T8XIEwdIc8yjdkfpVl63V62JOQ48iM0sKCSGhL5QP4dnUqif3U7LyeTFSOB4DDPizDSqU3NARsUwsf2QDcuAwZXeY3IUhboUCxqRz3LMDJWNVtp1xwf9y7RKgXdW3mR-B-gRZ_0aM514E74hJo-gM1lmaqurohE/s320/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E9%9D%B4%20%E6%9C%80%E5%BE%8C%E3%81%AE2%E8%B6%B3%20%E3%81%9D%E3%81%AE25.JPG)
踵部も胴部のライトグレーからちょっとだけ濃くなったグレーです。
尚、こちらのドレス靴のサイズは24.0cmです。
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さて、2足目のクロコドレス靴ですが、型名は Shikibu SA808。
こちらもクロコ革を片足に1枚、1足に2枚使用した贅沢な一枚つながりのホールカットです。
クロコ革の真ん中の斑のきれいなところが、靴の中心部に来るように裁断されています。
このホールカットはボロネーゼ式グッドイヤーウェルテッド製法で製作されています。
グッドイヤー製法は修理のしやすさと高い耐久性というメリットがある反面、重く返りが良くないという弱点があります。
それを補うのが、前半分を柔らかいライニング(裏革)で袋仕立てにした、軽くて返りが良いボロネーゼ製法です。
この靴は2つの製法の良いとこ取りで作られています。
前回ご案内した外ハネ SA810にも同様のボロネーゼ式グッドイヤー製が採用されています。
今回のホールカットはグラデーションのあるライトグレーに染色されました。
手染めにより、胴部中央の薄いグレーがつま先の先端部に向け少しづつ濃くなっています。
クロコ革の靴でこの色は他所ではあまり見られないのではないでしょうか。
踵部も胴部のライトグレーからちょっとだけ濃くなったグレーです。
尚、こちらのドレス靴のサイズは24.0cmです。
このホールカットのクロコドレス SA808も5月11日(土)から伊勢丹新宿店で始まる「紳士ファッション大市」に出展予定です。
ご興味いただいたお客様のご来店をお待ちしております。
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