2014年10月8日水曜日

2979 ゴンマートのブラック


2014年ダーミの新作は新素材ゴンマートを使用した今季注目のワニ革スニーカーです。

ワニ革の表面に特殊加工を施し、ラバーのような質感を持たせました。
これまでにない、よりマットな風合いが特徴です。



ワニ革はそのままで既に存在感のある素材で、靴やバッグに使われたそれを一見しただけでその高級感が伝わります。
ワニは年間のと殺量が制限されており、ワシントン条約で規定された許可を取得しないと輸出入もできないことから流通量も他の皮革に比べ少なく、希少価値の高い素材です。

ワニ革の表面には斑という特殊な模様があり、その部分的な形を見るだけで専門家はどこの部位か分かってしまうほど特徴的です。
腹ワニと呼ばれる背中を裂いてお腹の部分を使うワニ革の斑は、中心から左右対称に形が広がっており、中心付近の整った四角が外側に行くにつれ少しづつ小さくなり、やがて丸くなります。
また、顎部や脚部、尾部も更に異なる模様を持ちます。

ワニ革の場合は特殊な加工をせずとも、それ自体に十分な特徴があり、あくまでワニ革本来の特性を活かしてこれまで商品が作られてきました。
そのワニ革を更に加工して商品にしてしまうのは、贅沢の極みと言うものでしょう。
しかし、牛革であれば、エナメルや型押しなどの表面加工があったりします。
ワニ革にも更なるもう一つすすんだ加工を施して、次のファッションに取り入れたい。

そんな思いから、ワニ革ゴンマートが生まれました。

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