2022年3月6日日曜日

パターンオーダーで受け賜わりました2022 no. 2 クロコミドルカット その2

一般的な話として、人は愛されてないと感じると、何とか愛してもらえないかと頑張ったりします。

逆に愛され過ぎてしまうと、それを避ける様な行動に出てしまうこともあります。

愛していても、むやみやたらにそれを表現しない方が、愛され続けることにつながるのかも知れません。



さて、画像の靴はクロコのミドルカット DAMI(ダーミ) no. 3389ファンゴ(Fango)です。

弊社では、ミドルカットは定番在庫としてのご用意はありませんので、ご希望のお客様にはパターンオーダーによる注文をご案内差し上げています。



クロコ素材を使ったミドルカットスニーカーを供給するシューズメーカーはあまり多くないということもあり、このスタイルはパターンオーダーではよく受け賜ります。


このファンゴは「泥」という意味を持ち、ブラウン系の明るめの色ですが、素材との相性も悪くありません。

パターンオーダーでは24色の中からご希望の色をご選択いただけるのですが、ファンゴをお選びになるお客様は結構いらっしゃいます。



このミドルカット no. 3389は、甲部つま先から履き口まで、表から見える部分はソールとレースを除き、すべてクロコ革です。

特に胴部パートには広く一枚の革が使われているので、現物を横から見ると、迫力のあるフォルムを浮き立たせます。



弊社のパターンオーダーによるクロコスニーカーは、染色前のクラスト革で靴を成形した後、アッパーごとドラムに入れ製品染めをしますので、光沢のないマット調で仕上がります。

今回のお客様は全体的に光沢感が欲しいということでしたので、商品完成後に靴クリームで磨き上げました。

ですので、このミドルカットは弊社の通常のクロコスニーカーより少し光沢を発しています。




結構な人気があることもあり、このクロコのミドルカットは、どこかのタイミングで定番のラインナップに加えても良いのではと考えています。

それには今後長く愛される商品であることが前提なのですが、そのために押しつけがましいセールスプロモーションなどは商品価値を下げ、行き過ぎると、お客様は引いてしまうかも知れません。

そう考えると、むやみにうるさく宣伝せず、いつの間にか愛されているというのが一番良いと思うのですが。

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