2023年11月20日月曜日

5回目接種

新型コロナワクチンの5回目接種を受けることにしました。

コロナウィルスはもうほとんど収束の装いを見せ、街なかではマスクを着けている人も少なくなりました。

一時期は感染が怖くて帰ってくるなと言っていた高齢の父親が、たまには顔を見せに来いと言うので、その前にワクチン接種をしておこうと思い立ったのでした。

私は4回目は今年の1月うちましたので、前回から10ヵ月が経過したことになります。

5回目の接種券の中に区で指定された医療機関のリストが入っていましたが、そのどこに電話をかけてもすぐには受付けてもらえず、仕方がないので今回初めて東京都で用意されている大規模接種会場に行くことに。

場所は都庁の北展望室ということで、ネットで都合の良い日の16:30に予約を入れ、当日はその10分前に都庁の1階に到着しました。



入り口前に看板が出ており、エスカレータで2階に上がるようにと示されています。

2階の受付前では「予約あり」と「予約なし」の入り口があり、「予約あり」の方にだけ長めのラインができていました。

運用マニュアルはどこでも同じようで、区で受けた時と同様に、最初の受付で書類と身分証明書を見せ、2か所目で書類内容の確認を行い、そこから45階にの接種会場に行くように言われます。

45階に着き、エレベータを降りると、ワクチンの種類ごとに赤いラインにまたは緑のラインに沿って進むように言われ、これまでと同様に医師の問診の後、接種となります。

私が受けたファイザーワクチンのラインの先にはカーテンで仕切られた4つの個室があり、そこで一人づつ問診を受け、その4つの個室の裏側からすぐ移動できるように並列に4つの処置室が並びます。

医師との問診では、私にとっては毎回お決まりのお酒は飲んでいいでしょうかという質問に対し、若い男性医師は今日はダメですと紋切り口調の返答でした。

問診後の処置室では、看護師と札を付けた女性が待ち受け、横向きに座るように言われ、シャツを脱いで出した肩口への注射。

1回目や2回目の接種では、本当に打たれたのかと疑うくらいアッと言う間でしたが、今回は注射針が刺されるとチクっと痛く、薬液が入ってくるとそこがズンと重く感じました。

接種後は15分間の待機ということで、待機終了時間が書かれたカードを渡されたのち、待合席に案内されます。

15分後、終了時の受付を終え、これまで都庁の展望室に来ることもなかったので、ちょっと覗いても良いですかと断り、下りのエレベータを待つ列の少し先の大きな窓から都下の景色を窺うことに。

スマホを出して写真を撮ろうと構えたところ、警備員さんが来て、禁止事項が書かれた掲示板を指さし、写真はダメですと注意を受けてしまいました。

しかし、その時は既にシャッターボタンを押した後でしたが、「ああ、ダメだったんですね」などと白を切って、ちょうど開いたエレベータにそそくさと乗り込みました。



都民が都庁の展望台に来て、なぜ写真撮影が禁止なのか、ちょっと不思議でした。

さて、都庁の1階に降りて来て、時計を見ると16:50だったので、待機時間を入れても30分の間で接種を終えたことになります。

今回のワクチン接種では、都庁を選択して正解だったと思いました。


帰宅し、夕食を終えたあたりから、注射された左肩の辺りが痛み始めました。

これまでの4回の接種ではあまりひどい作用はなかったのですが、今回は体がだるく、頭が痛くなり、就寝後は何度も起きたり寝たりを繰り返しました。

熱はありませんでしたが、翌朝起床してもまだ軽い頭痛が残っており、動くのが億劫なほど体が重かったのです。

今回のワクチンはオミクロン株対応ということで、これが過去4回とは違う何かが体に影響したのでしょうか。

ただ、夕方になるとそれらはほとんどなくなり、体調はほぼ通常に戻りました。

当日は医師から飲酒はダメと言われましたが、夕食時にまったく飲めないのはなんともさみしく、実は梅酒のお湯割りを2杯だけいただきました。

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