2020年10月4日日曜日

腰痛のため病院へ

その腰の辺りが痛みだしそうな気配を感じたのは、今からおよそ一ヶ月ほど前のことでした。

これまで3度ほど椎間板ヘルニアを患ったことがあり、真っ直ぐ寝てても痛みが治まらないという経験しました。。

椎間板ヘルニアほどではなくても背中が痛くなり、しばらく痛みをこらえながら生活するということも何度かありました。

最初に感じた気配から1週間くらいでじわじわとその痛みは増してきたのですが、これまでの背中とは違い、今回は少し下の腰の辺りなのです。

普通に立っていたり座っていたりする時は普通の痛みなのですが、椅子などに座った状態から立ち上がる際の曲がった腰を伸ばす時が耐えられないほどの痛みになります。

座って立ち上がることを繰り返さなければならない時などは、痛みで頭痛がしてくるほどです。


これまでの背中痛や椎間板ヘルニアの様に我慢していれば治るものなら良いのですが、もしかすると何らかの悪くなり続ける要因が隠れでもしているのではと心配になりました。

幸い近所に総合病院があるので、そこの整形外科で診てもらうことにしました。


病院では入り口前で非接触式の体温測定があり、平熱を確認すると手をアルコール消毒した後、初診受付デスクに向かったのですが、そこで予期せぬ事態になっていました。

そこの受付け係員さんによると、整形外科の受付けは午前11時終わったということだったのです。

時間は11時を10分ほど過ぎていました。

痛みがあるのでなんとかなりませんかとお願いしたところ、整形外科に確認しますということで、しばらく待つと今回は特別に診察してもらえることになりました。

健康保険証と診察券をお渡しし、至急受付処理をしてもらい、整形外科に向かうことに。

整形外科ではその時間になってもまだ多くの患者さんが診断を待っていましたが、当然のことながら、私の順番は一番最後になるのでしょう。

それでも40分ほど待ったころ、私の名前が呼ばれ、診察室に入ることができました。

まだ若いお医者さんの「大変お待たせしました。」と気遣いの言葉から始まり、私は腰痛の状況説明を行ないました。

座ったままで背中から腰の辺りまでをお医者さんが押していき、痛みはないかと確認されます。

その後、ベッドに横になり、腰の辺りを少し強めにたたいたりされましたが、外部からの部分的圧力では私は痛みを感じません。

そして、レントゲンを撮りましょうということで、放射線科に向かうことになり、その結果を持って再度診断することになりました。


レントゲン室では技師さんにズボンに金具類は付いてないかと聞かれたので、前のファスナーとその上にボタンが付いていると答えました。

するとヨレヨレのジャージのパンツを手渡され、着替えなさいと言われたので、ズボンを脱いだままで撮影をして欲しいとお願いしたところ、了承されました。

下着のパンツに靴下とスリッパというおかしな格好で、数枚のレントゲン撮影を行い、その場は終了となりました。

もし技師さんが女性だったら変態かと思われたかも知れませんが、私はこのコロナの時期に他の患者さんが使い回しで履いているかも知れないジャージのパンツが嫌だったのです。


整形外科に戻ると、今度は10分ほどで名前を呼ばれ、前回と同じお医者さんが待つ診察室に入りました。

レントゲンでは異常は見られなかった様で、薬を処方して様子を見ましょうと言われ、その場で2週間後の予約をいただきました。

私は痛みは我慢するので、最低限必要なものだけにして欲しいとお願いし、飲み薬はなしにしてもらい、湿布薬だけいただくことになりました。

もしこの痛みが時間で解決できるのであれば、物理的に発生した症状に、副作用があるかも知れない化学的な薬品で対応して欲しくなかったからです。

1パック7枚入った湿布薬を3パック出しますとのことでした。

取り替え頻度を伺うと1日と言われたので、「では、2パックにしていただけませんか?」とお願いすると、そのお医者さんは「失礼しました。」と答えられ、処方箋を修正されました。

2週間後に再診予約があり、一日一回の取り替えで3パックの必要はなく、できるだけ不必要なものを自宅に置いておきたくなかったからです。

私にしてみれば、その2パックも使いきってしまうことさえ怪しいところです。

しかし、そのお医者さんにとって、私はイヤな患者だったかも知れません。


さて、今回の記事のポイントはここからです。

診察室を後にし、支払いカウンターで番号札をもらい、番号が掲示されると、自動支払機で支払いを済ませます。

今回は初・再診料74点、画像診断516点、投薬68点(投薬された記憶はないのですが?)の合計658点にかける3円の一桁切捨てで、支払いは1,970円でした。

病院を出て、その近所に二つある薬局の一つに行き、薬が出るまでの時間を聞くと15分とのことで、湿布薬を出すだけに15分もかかるのかと思いながら待つことに。

薬が出来てきて、明細を見ると、調剤技術料105点(調剤基本料42点、地域支援体制加算38点、後発医薬品調剤体制加算15点、調剤料外用薬10点)、薬学管理料薬剤服用歴管理指導料57点、薬剤料25点で、合計187点。

私はジェネリック薬品を希望していますので、選択があれば後発医療薬品が適用されるはずですが、それでも私の支払は560円でした。

患者負担が3割ということで、本来の総額は1,870円になります。

保険適用されるからとは言え、1枚が10cmx14cmの湿布薬14枚でそんなにかかるのかといった印象でした。

薬局で処方箋を窓口に出し、薬を渡され、支払いをしただけなのですが、xx体制加算とか、受けてもいない指導料とか、こんな支払い項目などはあって良いのかと思ってしまいました?


 

1 件のコメント:

  1. 医療従事者の皆様、新型コロナウィルスの対応では日々大変なご苦労をされていらっしゃることとお察し申し上げます。
    今回私は先日伺った病院と薬局での経験をブログに記しましたが、これは医療体制についての個人的な疑問を呈したもので、最先端の現場で働く方々への敬意を損なう意図はまったくありません。
    何卒誤解のないよう、お願い申し上げます。

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