2020年3月22日日曜日

ライトグレーのクロコスリッポン no. 3625


パターンオーダーでご注文をいただいたクロコスリッポン no. 3625。

色は、弊社の見本帳では「GRIGIO 12」と呼ばれているライトグレーです。



甲部の一番目立つところに斑の配列をバイアスにとって、よりワイルドなクロコスリッポンに見えます。

皆様ご存じの通り、ワニの斑は裁断する部位でその形が角だったり丸だったり、大きかったり小さかったりします。

ダーミでは、スニーカーであれスリッポンであれ、これらの異なった斑の模様を右の靴と左の靴で必ず左右対称になる様にワニ革を裁断します。



履いてしまえば見え難い踵の部位でも同様に対象にしてあります。

細かなところですが、ワニ革専業メーカーのこだわりの一つです。



弊社のスリッポンはスニーカーと同じ木型を使用していますが、甲部のワニ革を長めに一枚で大きく取っているところが特徴のひとつです。

一般的に、面積の限られたワニ革を大きめに裁断すると他の取り都合が悪くなり、コストがかかる方向ですので、より贅沢とされています。

履き口の内側にはサイドから踵までクッション材を厚めに入れていますので、足あたりが良く、多少大き目でお履きいただいても、踵は抜けにくくなっています。

もちろんお客様の合ったサイズでお履きただくのが一番ではありますが。



イタリア製でワニ革を使って、ホワイトではなくライトなグレーのスリッポン。

他ではあまりお見かけにならないかも知れません。


と、ここまで書いてきてデジャヴかと、以前も同じことを書いたような気がしてきました。

記憶力が悪くなって、以前の内容を忘れているのでしょうか。
 
たぶん、何回か同じことを書いていると思います。

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