2016年8月23日火曜日

MADURO 10月号 2016年


明日、8月24日発売のMADURO 10月号に、ワニ革スニーカー DAMI(ダーミ) no. 3357の広告が掲載されています。
上段の画像の通り、no. 3357はワニ革とヤギ革メッシュとのコンビのスニーカーで、標準は左からダークブラウン、キプロスグリーン、ナチュラルの3色です。

さて、先程弊社に発売日より一日早く雑誌が届き、今回の広告を見付け、私は大喜びしておりました。
それは私どもの掲載ページが24ページ目と相当な前段に位置していたからです。
 
私の薄い知識で少しご説明させていただきますと、雑誌に広告を出す場合、一番値段が高いのは「表2」と呼ばれる表紙を開いた最初の1ページ目です。
「表2」を見開きで2ページ使った場合は、定価で数百万円もするようです。
最近のファッション誌は見開きの「表2」からその後も見開き広告ページが3、4社ほど続きます。
 
そして、次に高いのが「表4」と呼ばれる裏表紙です。
表表紙の「表1」は雑誌の顔となるタイトルページですので、「表1」以外で雑誌を開かずに広告を紹介できる「表4」の広告掲載料が高いのは、当たり前と言えば当たり前です。
 
雑誌の内側に入ってくると、掲載料が比較的に高めなのが、目次のとなりの1ページで、ここは「目次対抗」。
 
そして目次が終わると、編集者さんがお書きになるコラムが1ページづつ続くのですが、それぞれのコラムページの隣に1ページ広告が並び、それを「コラム対向」と呼ぶそうです。
 
それ以外の広告は「通常中面」ということでした。
 
尚、上段でと紹介しませんでしたが、「表3」は裏表紙の裏の雑誌の中では最後となるページです。
 
今回の私どもの広告は「コラム対向」に位置しておりました。
MADURO様、広告代理店ご担当者様、ありがとうございました。
 
 
ただ1点残念なのは、今回のMADURO 10月号は読みすすんでいくと、真ん中あたりの50ページほどがスニーカー特集で割かれていましたが、弊社商品の記載がないことでした。
 
あまり高望みをするのもどうかとは思います。
しかし、ファッション誌の編集者様、スタイリスト様、私どもは撮影用に靴はいつでもご用意させていただきます。
 
ぜひお声掛けくださいませ。



2016年8月21日日曜日

no. 2979のカラーオーダー


こちらは、アッパーがすべてワニ革のローカットスニーカー no. 2979です。
no. 2979の現在の標準色は、ホワイト、グレー、レッドの3色です。
そして、弊社は時々百貨店の催事ベースで、標準色以外にお客様のお好みの色で染色するオーダー会を開催しています。

その際には、例えばこれまでにないイエローやオレンジ、またバーガンディ(ワイン色)と言った普段ではご用意しない色でご注文を受け賜わっています。



オーダー会では、no. 2979の標準の生産方法と同じ様に、染色前のワニ革クラストを裁断縫製し、革部のアッパーを先に作り、それを染色ドラムに入れてそれぞれの色に色付けします。
その後アッパー革をつり込み、底付けし、靴に仕上げます。

このオーダーのスニーカーは、ご注文いただいてからイタリアで作製を開始しますので、3ヶ月ほどのお時間をいただきます。


さて、この9月からは新たなカラーオーダーをご用意いたします。

商品は、これまでと同じようにno. 2979のワニ革スニーカーです。
しかし、これまでのオーダー会でご用意するスニーカーに比べ、染色方法に少し違いがあります。

新たなカラーオーダーは上段の製作工程と同様、染色前のワニ革クラストを裁断縫製し、アッパーを作り上げるまでは同じです。

しかし、そのワニ革アッパーを染色せずにそのままつり込み、底付けをし、スニーカーを作り上げてしまいます。



 その状態で、イタリアの工房から出荷します。
上段の写真がそのスニーカーです。
白に見えますが、実は染色前のクラストスニーカーということがお分かりいただけるでしょうか。

新たなカラーオーダー会では、これを展示し、お客様に履いていただき、サイズを確認いただいた後に、その現物のスニーカーを国内のカラーリストさんに手染めで色付けしてもらいます。
ドラムでの染色の場合、甲部や踵を含めアッパーはすべてが同じ色になります。
しかし、手染めの場合、部分的に濃淡のある染色が可能です。

例えば、薄い茶色から焦げ茶へ、または薄い赤から濃い赤を超えて黒くするなど、お客様のご希望の色にお染することが可能となります。
 
また、国内で染色しますので、これまでのオーダー会でお受けするものよりも早めにお客様へお届けすることが出来るようになります。



 9月からこのカラーオーダーをお受けできるよう、現在準備をしております。


 
 こう言った感じで、3色使いのカモフラージュも可能です。