2021年7月31日土曜日

2回目接種

1回目から3週間と1日を空け、2回目のワクチン接種に行ってきました。

朝一番早い時間帯の予約を取り、開始時間ちょうどに会場入りしたのに、受付け前には多くの人並みがあり、奥には少なくない人数の人達が既に接種後15分間の休憩をしていました。

それでもあまり待つことなく、カーテンで仕切られた小部屋に呼ばれ、ワクチン接種を受ける順番に。


接種担当者には前回も聞いたのですが、どの様な回答をされるのかを知りたくて、今回も聞いてみました、「接種後の飲酒は構いませんか?」と。

ちなみに前回の担当者は、「構いませんが、お酒の飲み過ぎで気分が悪くなったのか、ワクチン接種のせいか分からなくなると困るので、あまり飲み過ぎないように」とのことでした。

しかし今回の方からは、「この暑い中、オリンピックを見ながら、冷たいビールなんか良いですよね。でも、今日は控えてください」と言われてしまいました。

飲むなというのなら前段の話は余計で、こう言われると逆にテレビを見ながらビールを飲みたいという誘惑を植え付けられてしまいました。



さて、副反応について触れておきたいと思います。

一般的に2回目の方が副反応は強いと言われており、少し心配していました。

1回目と同様に4時間ほど経った頃、注射した部分が痛みだし、夕方になると軽い頭痛の症状が出てきました。

体温を計ると37度程でしたが、耐えられないほどではなく、特にそのために薬を飲もうとは思いませんでした。

就寝前に部屋に蚊が入ってきたようで、腕と足を刺されてしまい、そっちのかゆみの方が気になって、腕の痛みや頭痛はどうでもよくなっていました。

翌日も午後の始め辺りまでは少し体が重かったのですが、夕方ごろには副反応らしきものは感じなくなりました。


2回目の接種後7日間を超えると十分な免疫ができると言われていますので、あと少しの辛抱です。

ウィルスが世にまん延しだして1年以上になりますが、重症化して、ただでさえお忙しい医療従事者の方々にご迷惑をお掛けるする様なことにならずに良かったと、つくづく思った次第です。

2021年7月28日水曜日

クロコスニーカー パターンオーダー6型



ダーミでは、パターンオーダーとして、定番型を含んだ合計6型に、革見本の24色からご希望の色をお選びいただき、お客様独自のクロコスニーカーの製作を受け賜わっています。

ご注文後、イタリアで一足づつ作り始めますので、お渡しまでに約3カ月ほどお時間をいただいております。


まず、最初にご紹介する no. 2979は、最も定番型のスニーカータイプで、レッド、ダークグレー、ホワイトの3色は常時在庫としてご用意しています。 


そして、ここに並んだ12足は、パターンオーダーとして、ここ最近のご注文の中からインスタFacebookでご紹介させていただいたクロコスニーカー no. 2979です。




次に、クロコスリッポンをご紹介します。

数年前まで、このホワイトを定番在庫として揃えていましたが、現在クロコスリッポンはパターンオーダーからのみのご提供となっています。


レースアップでヒモを結ぶのが面倒だとおっしゃる方が多いからだと思うのですが、スリッポンはご要望される方が多く、これまで多彩な色でご注文をいただいています。

特に弊社のスリッポンは、革を大きく裁断し、継ぎのない一枚を甲部にあてているところにクロコ使いの醍醐味を感じていただけるのではないかと思います。



さて、3型目と4型目はドレスタイプのスニーカーです。


こちらは外ハネのストレートチップ、no. 3604。

定番在庫では、このブライトンブルーをご用意しています。

外付けのハネが両サイドに大きく広がるので、足入れがしやすく、甲高の方には快適な履き心地をご提供します。


これまで、no. 3604をパターンオーダーでご注文いただいた中には、甲部をプレーントゥにして欲しいというご要望でお受けしたものもあります。

少しだけ追加の費用が発生しますが、ストレートチップの継ぎがなく、一枚で作ることで、贅沢さを強調することができます。



ドレスタイプの2型目は内ハネのストレートチップ、no. 3661。

定番在庫はブラウンです。


よりフォーマルに近い内ハネタイプは、こだわりをお持ちのお客様からいただくご注文が多いように思います。

ドレス靴の内ハネタイプは、ハネが内側に閉じて広がらず履きにくいことから、口説きにくいフランス女性を意味する「フランチェジーナ」とネーミングされたそうですが、本当でしょうか。



最後の2型はミドルカットです。


1型目は足首部をヤギ革でキルティング加工されたクロコミドルカット。



そして、2型目はアッパーの胴部から履き口まで、大きく1枚のクロコ革が使われたミドルカットです。

これらミドルカットの2型は常時在庫にはなく、パターンオーダーのみで受け賜わっています。

ただし、クロコのミドルカットスニーカーと言うアイテムはあまり世に存在しないことから、どちらの型も結構人気です。



高級素材のクロコを使い、お好みの型をお好みの色でお作りする。

違いの分かる男のお洒落。

いかがでしょうか。

2021年7月23日金曜日

クロコスニーカー no. 2979 カラーオーダー



染色前のワニ革クラストで成形されたダーミの最も定番としている型、クロコスニーカー no. 2979です。

このクラストスニーカーはカラーオーダーという特別メニューとして、オーダー会などイベント向けに用意され、ご注文いただいたお客様のお好みの色に専門家が染色を施し、完成となります。



染色は手染めで行ないますので、全体に満遍なく同じ色になるドラムでの染色とは異なり、任意の部位にお好みの色付けが可能です。

例えば、1色でも濃淡を付けたグラデーションや複数色使いなども。



通常オーダー会では10色の革見本を準備し、お客様にお選びいただけるようにしています。

左上からイエロー、グリーン、ブルー、ネイビー、グレー、オレンジ、ブラウン、ダークブラウン、パープル、バーガンディー、レッド。



時々、このクラストのままでお履きになりたいと言ったご要望をいただくことがあります。

しかし、染色前のクラスト革ですから、染料を入れるとジワっと染み込んでいきます。

それと同様にクラストは汚れも染み込んでいき、更に傷もつきやすいという無化粧の状態です。

そのまま履くと、きたなく汚れ、傷だらけになる可能性があります。

もしどうしてもクラストの色でとご要望の場合は、革を汚れや傷から多少は守れるように表面を溶剤でコーティングしてお渡しするようにしています。



ダーミジャパンでは、この染色前のクラストスニーカーを在庫として保有しています。

サイズは、39(24.0~24.5cm)から43(26.5~27.0cm)まで。

お客様にはサイズ確認のために一度ご試着いただき、そのスニーカーを染色に出します。

スニーカーは既にあり、染色するだけですので、ゼロからお作りするオーダーに比べ、あまりお待たせせずにお客様へお届けできるのもカラーオーダーの特徴のひとつです。



基本的に男性ブランドのダーミですが、no. 2979のカラーオーダーでは女性向けサイズをご用意しています。

サイズは、36(22.5~23.0cm)から38(24.0~24.5cm)までです。

彼女向けにはちょっとレアでオシャレな贈り物になるのではないでしょうか。

ただし、サイズが合う合わないがあるので、サプライズプレゼントには向かないかも知れません。


最近、ダーミジャパンのインスタやFacebookでこれまでご用意させていただいたカラーオーダーのno. 2979のいくつかをポストしています。


チャンスがあれば、覗いてみてください。