2020年3月28日土曜日
ブラックのクロコミドルカット no. 3389
クロコのミドルカット no. 3389をブラックでご注文いただきました。
この種類のミドルカットを販売するメーカーが他にあまりいらっしゃらないということからでしょうか、この商品は結構人気です。
no. 3389は定番にはなく、パターンオーダーのみでのご案内となっておりますので、ご注文を受け賜わってから約3カ月ほどでお届けとなります。
受注後の生産開始ですので、お好みの色でご用意させていただけるのですが、ミドルカットの場合、受け賜わる色は今回のお客様の様なブラックと、あとはホワイトが多いようです。
アッパーの色に合わせ、アウトソールもブラックかホワイトの2色からご選択いただけます。
尚、今回はご用意していませんが、ご希望があれば、この商品に限っては、アッパー革の内側の履き口から下方向にファスナーを取り付け、脱ぎ履きしやすくすることができます。
時々、このno. 3389をハイカットと呼んでご注文される方がいらっしゃいます。
そして、それは決して間違いではありません。
以前、no. 3389よりも高い位置で足首を覆う靴があったので、そちらをハイカットと呼び、その流れから no. 3389はミドルカットと呼ぶようになりましたが、ハイカットでも良いと思います。
しかし、このご注文を受け賜わるに際し、最初からミドルカットと呼ぶ方がいらっしゃった場合、私どもはその方は「ダーミ」をよくご存じのお客様だと認識できるのです。
このミドルカットには、ハトメが片側に9つ付いており、納品の際には一番上まで靴ヒモを通してお届けしました。
しかし、実際に履かれる時は、上から二つ目くらいを残して、長めに残ったヒモを足首部に一周回して結ぶというのも悪くないと思います。
オシャレな大人にしか見合わない、クロコのミドルカット。
カッコ良く決めていただきたいと思います。
2020年3月26日木曜日
そごう大宮店 ダーミオーダー会
2020年3月25日水曜日
ブラウンのクロコスニーカー no. 2979
クロコスニーカー no. 2979をパターンオーダーでご注文いただきました。
ワニ革の色は「CUOIO」と呼ばれるブラウンに、ソールをブラックで受け賜わりました。
CUOIOはイタリア語では皮革を表す言葉ですが、色の場合はブラウンになるそうです。
横から見た靴のシェープにこの色合いがいい感じです。
ブラウンのアッパーにブラックソールという定番でご用意しても良さそうな感じですが、実際にこの組合せはパターンオーダーでしか実現しません。
ありそうで、他にはないというところでは、お客様は上手なご選択をされたと思います。
この靴を後方から見ると、胴部の大きめの斑に対し、踵のT字部に小さめの斑が良い具合にマッチしています。
もちろんこれは、一枚の革の異なる部位から異なる形を裁断し、それらを組み合わせてできたレイアウトで、ワニ革だから可能となる魅力の一つです。
2020年3月24日火曜日
ナチュラルのクロコスリッポン no. 3625
パターンオーダーでご注文をいただいたクロコスリッポン no. 3625です。
前回の記事でご紹介したスニーカーと前々回のスリッポン、ともに「GRIGIO 12」というライトグレーでしたが、今回の色はナチュラルです。
こちらの画像はパターンオーダーを受け賜わる際にお見せする弊社の革見本帳内で、ホワイト系をそろえたページです。
左上に「WHITE」、その下に「GRIGIO 12」、そして右上が「NATURAL」です。
撮影時のフラッシュで特徴がかき消され、この画像では違いが分かりづらいと思いますが、GRIGIO 12は基本的にグレーですからブラックとホワイトの中間色になります。
NATURALは、言葉では自然や天然を表しますが、ここでの色的にはホワイトに少しベージュが入った感じでしょうか。
NATURALはどちらかと言うと優しい色合いで、以前定番色に加えたこともありました。
これまでのご説明通り、右と左の靴のワニの斑は左右対称になっています。
今回は甲部の斑を縦に取っていますが、これはお客様のご希望でした。
本来弊社では、たとえパターンオーダーで受け賜わった場合でも、ワニの斑の形や大きさのリクエストにはお応えできないことになっています。
ただ、どうしてもというお客様には、「保証はできません」という前提で、イタリアへ発注の際にお客様のご要望をコメントで付け加えています。
今回は運良くご希望が叶えられたようです。
ホワイトではなく、グレーとも違い、NATURAL。
このこだわりが、オシャレということでしょうか。
2020年3月23日月曜日
ライトグレーのクロコスニーカー no. 2979
パターンオーダーでご注文をいただいたクロコスニーカー no. 2979。
色は、前回ご案内のスリッポンと同様に弊社では「GRIGIO 12」と呼ばれているライトグレーです。
前回のスリッポンと今回のスニーカー、ともに同時期のオーダー会でいただいたご注文ですが、お客様は別々の方でいらっしゃいます。
今年はゴールドやシルバーといった派手目系が流行るとおっしゃる方もいますが、こういったライトグレーも結構良いのかも知れません。
定番色にホワイトがあるのですが、ホワイトではなく、敢えてライトグレーをお選びになられたお客様のお気持ちは、なんとなく分かる気がします。
スリッポンの時のご説明と同様に、右の靴と左の靴のワニの斑の形はどこを取っても左右対称になっています。
天然の素材ですから完全に同じものはないのですが、同種類同サイズの2頭のワニの右と左の対象となる部位が裁断され、縫製されています。
さて、最近になってよく思うことがあるのです。
私は販売側の立場のものとして、クロコスニーカーを常日頃履いています。
そうするとどういう訳でしょうか、いつの間にかワニ革の靴を履くことを当たり前と感じ、ワニ革以外の靴は履きたくはないと思ってしまうことがあります。
例えば、自分の履いている靴に目を落として、そこにワニの斑がないと、何だか物足りない気持ちになるのです。
布や合皮だからと言った素材のことではなく、たとえ高級な牛革を使用していたとしても、先端の丸くなったところがツルツルのプレーン状態ではイヤだと思ったりするのです。
いつの間にか、ワニの斑の魅力に取り込まれてしまったでしょうか。
いや、実はそこには自分自身を主張できる個性が既に生まれているからなのかも知れません。
2020年3月22日日曜日
ライトグレーのクロコスリッポン no. 3625
パターンオーダーでご注文をいただいたクロコスリッポン no. 3625。
色は、弊社の見本帳では「GRIGIO 12」と呼ばれているライトグレーです。
甲部の一番目立つところに斑の配列をバイアスにとって、よりワイルドなクロコスリッポンに見えます。
皆様ご存じの通り、ワニの斑は裁断する部位でその形が角だったり丸だったり、大きかったり小さかったりします。
ダーミでは、スニーカーであれスリッポンであれ、これらの異なった斑の模様を右の靴と左の靴で必ず左右対称になる様にワニ革を裁断します。
履いてしまえば見え難い踵の部位でも同様に対象にしてあります。
細かなところですが、ワニ革専業メーカーのこだわりの一つです。
弊社のスリッポンはスニーカーと同じ木型を使用していますが、甲部のワニ革を長めに一枚で大きく取っているところが特徴のひとつです。
一般的に、面積の限られたワニ革を大きめに裁断すると他の取り都合が悪くなり、コストがかかる方向ですので、より贅沢とされています。
履き口の内側にはサイドから踵までクッション材を厚めに入れていますので、足あたりが良く、多少大き目でお履きいただいても、踵は抜けにくくなっています。
もちろんお客様の合ったサイズでお履きただくのが一番ではありますが。
イタリア製でワニ革を使って、ホワイトではなくライトなグレーのスリッポン。
他ではあまりお見かけにならないかも知れません。
と、ここまで書いてきてデジャヴかと、以前も同じことを書いたような気がしてきました。
記憶力が悪くなって、以前の内容を忘れているのでしょうか。
たぶん、何回か同じことを書いていると思います。
2020年3月21日土曜日
分水嶺について
分水嶺という言葉があります。
以前、私はその意味を間違って解釈していた時期があり、それを修正した後には、簡単には忘れない言葉のひとつになっています。
本来、分水嶺とは雨水が異なる水系に分かれる山脈の境界線のことを言う地理用語です。
その文字の通り、水が分かれる嶺(みね)を指します。
そして、この自然のありさまを、物事の方向性が決まる分かれ目にたとえることがあります。
突然発生した引き返せない分岐点や、既存の慣行を新たな枠組みに置き換えた歴史的な転換点をそう呼んだりします。
人類の歴史の中での最初の分水嶺は、ものを書くことの発明だそうです。
次が古代メソポタミアで穀物商が在庫帳簿を付けるようになったこと。
そして、貨幣の出現、ゼロの発見、複式簿記、共同株式保有と続きます。
一番最近の例としては、インターネットの普及です。
家庭、企業、政府などが、データベースをリンクして、情報交換が行われるようになり、人々の生活様式を変えました。
利用される端末がPCからスマホに及んだことで、その利用人口は急激に増加しました。
そして、もうインターネットがない世界に戻ることはありません。
さて、次に起こるであろう歴史的な分水嶺は何になるのでしょうか。
そう言えば、まだ子供の頃、時々疑問に思っていたことがありました。
降った雨が山中の小さな川の水となり、やがてそれが支流を束ねた下流にたどり着き、海に流れて行きます。
川は日本のあちらこちらにあり、太平洋に向いた川、日本海側に向いた川とそれぞれありますが、その水が最初に分けられる境い目がどこかにあるのだろうかと。
今になって気付きます、それが分水嶺と呼ばれていたのだと言うことを。
以前、私はその意味を間違って解釈していた時期があり、それを修正した後には、簡単には忘れない言葉のひとつになっています。
本来、分水嶺とは雨水が異なる水系に分かれる山脈の境界線のことを言う地理用語です。
その文字の通り、水が分かれる嶺(みね)を指します。
そして、この自然のありさまを、物事の方向性が決まる分かれ目にたとえることがあります。
突然発生した引き返せない分岐点や、既存の慣行を新たな枠組みに置き換えた歴史的な転換点をそう呼んだりします。
人類の歴史の中での最初の分水嶺は、ものを書くことの発明だそうです。
次が古代メソポタミアで穀物商が在庫帳簿を付けるようになったこと。
そして、貨幣の出現、ゼロの発見、複式簿記、共同株式保有と続きます。
一番最近の例としては、インターネットの普及です。
家庭、企業、政府などが、データベースをリンクして、情報交換が行われるようになり、人々の生活様式を変えました。
利用される端末がPCからスマホに及んだことで、その利用人口は急激に増加しました。
そして、もうインターネットがない世界に戻ることはありません。
さて、次に起こるであろう歴史的な分水嶺は何になるのでしょうか。
そう言えば、まだ子供の頃、時々疑問に思っていたことがありました。
降った雨が山中の小さな川の水となり、やがてそれが支流を束ねた下流にたどり着き、海に流れて行きます。
川は日本のあちらこちらにあり、太平洋に向いた川、日本海側に向いた川とそれぞれありますが、その水が最初に分けられる境い目がどこかにあるのだろうかと。
今になって気付きます、それが分水嶺と呼ばれていたのだと言うことを。
2020年3月20日金曜日
クロコスニーカー no. 3613 ブラック&ホワイト
クロコスニーカー DAMI(ダーミ)2020年春夏の新作 DAMI no. 3613ブラック&ホワイトです。
このスニーカーには、甲部先端と中央U字のハネ部にブラックのワニ革、胴部にブラックのカーフ(牛革)、そしてそれらの間に挟まれてスエードのブラックが使われています。
ベロ部中央の靴ヒモ通しと、その上段の一部にホワイトのワニ革を配し、アクセントにしています。
踵部は、こちらにも上段にはホワイトのワニ革と下段にはブラックのワニ革を使用しています。
履いた時、パンツの裾から覗く踵のワニ革のチラ見えがオシャレかも知れません。
一番の特徴はこの厚底のソールです。
私どもではこのソールをランニングタイプと呼んでいますが、今流行りのマラソンで走るのが速くなるスニーカーとは別物です。
ただし、結構な厚底ですから、履くことで身長は少し高くなります。
ブラックとホワイトのツートンカラーで、異なる3素材を組合せた、製作には手間をかけた一品になっています。
スポーツ系とは違うゾウコには似合わない、素材にこだわったジオヤの厚底スニーカー。
ぜひ、お試しください。
2020年3月19日木曜日
no. 2979 イエローは EGGS か SALAD
弊社でもっとも定番のクロコスニーカー no. 2979を、パターンオーダーでのご注文で、イエローをご選択いただきました。
イエローがとてもいい感じです。
そんなに若くない、ちょっと白髪が見え始めるくらいの年代の男性がこの色でキメた時のカッコ良さは容易に想像できます。
パターンオーダーでご注文いただく際に、私どもは革見本帳をご用意していますが、ご覧の通り、イエローは「EGGS」か「SALAD」でお選びいただけます。
EGGSは濃いめのイエローで、たまごの黄身のような色に似て、これは分かるのです。
しかし、SALADって何でしょう。
色自体はEGGSに比べ、少しクリームが入った様な柔らかなイエローですが、その名前の由来は不明です。
今回のお客様のスニーカーは、SALADでした。
実は、このパターンオーダーを受け賜わった際に、同色でベルトのご注文もいただきました。
これからの暖かくなる季節のファッションには、まさにピッタリだと思います。
レオシャに決めて、テモるジオヤをぜひ演出してください。
2020年3月17日火曜日
クロコスニーカー no. 3687 シルバー
クロコスニーカーの新型 DAMI no. 3687は、ブラックに続き2色目をシルバーでご用意しています。
シルバーとは言え、キラキラのシルバーではなく、ガンメタ調の濃いシルバーになっていますので、ファッションには合わせやすいと思います。
実はガンメタルグレー(gunmetal gray)という色はあるのですが、ガンメタルシルバーという言葉はありません。
私どもが勝手に作って言っております。
しかし、表現したい雰囲気は伝わるのではないかという思いから、クロコスニーカー no. 3687ではガンメタシルバーとさせていただきました。
昨年6月、フィレンツェの見本市 PITTI UOMOでお取引先のバイヤーさん達と打合せを行い、そこで初めて no. 3687の2色目にシルバーが候補として上がりました。
その際、イタリアDAMI社のスタッフからも、シルバーは来季は来るかも知れないとの発言がありました。
DAMIはイタリアではヘンロン社のワニ革の総代理店をしており、イタリアのスーパーブランドに向けたヘンロンのワニ革原皮の卸し元でもあります。
そう言う立場から、次季流行色の傾向をいち早く感じ取っていたのかも知れません。
昨年12月に、国内でも no. 3687シルバーの販売を開始しました。
年末からこれまで、ご購入いただいたお客様を含め、店頭でも手に取られるお客様が増えてきているようです。
厚めでありながら「返り」が良いという新型のソールは、1足目のブラックと同様です。
シルバーの靴ヒモには、ロウ引きされたホワイトの平ヒモが付いています。
この大変な時期に、恐縮ではございますが、今季一押しのクロコスニーカー新作 no. 3687を、ぜひお店でご覧になってください。
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