2017年6月29日木曜日
一度はやめようと思ったno. 2979のレッド
クロコスニーカー no. 2979のレッドがようやく入荷してきました。
予約いただいておりましたお客様、大変お待たせいたしました。
近日中にご購入いただいた販売店からご連絡が届くと思います。
さて、多くの方がご存じとは思いますが、no. 2979は、ホワイト、ダークグレー、レッドの3色を定番色としてご用意しています。
しかし、昨年後半に2017年春夏のラインナップを検討する際、新商品の投入にあたり、no. 2979は3色から2色に減らす計画でした。
そうなると、ホワイト、ダークグレー、レッドからどれか1色を外さなければならず、迷いに迷いました。
高級素材を使っているとは言え、スニーカーですから、まずホワイトは外せないと考えました。
また、価格も安くはなく、どちらかというと若い年齢層にお客様は多くないので、派手め系より、落ち着いた色の方が好まれるのではないかとダークグレーも残すことにしました。
そう言えば、干場義正さんの「お洒落の本質」という本の中でも、no. 2979はホワイトとダークグレーが紹介されています。
結局、断腸の思いで今季はレッドをラインナップから外す決断をしました。
ところがどう言う事でしょうか。
今季に入って以降、常設の販売先や展示会の場でも no. 2979はレッドのご注文ばかりいただくようになったのです。
そうなると、一度はやめようと決定したレッドですが、やめれなくなってしまいました。
新たなシーズンに入っていましたが、本社のあるイタリアへ慌ててレッドを今シーズン向けに追加注文しました。
そういう経緯で、no. 2979のレッドの入荷が遅れたのでした。
今月行われた複数の展示会でも no. 2979レッドは依然人気です。
2017年6月23日金曜日
2017年 6月イタリア出張 その4
PITTI IMAGINE UOMOは6月16日に4日間の日程を終え、閉会しました。
日本の時間ギリギリまで行う展示会とは違い、最終日の昼過ぎには片付けが終わって、人がいなくなっているスタンドがいくつもありました。
私どもの展示は、什器の上に靴といくつかの装飾品を載せているだけでしたので、片付けにはそんなに時間はかかりません。
大きな専用バッグに靴を詰め込み、一人づつバッグを持って帰りました。
さて、一日はさんで帰国の日となりました。
いつもなら現地スタッフが空港まで送ってくれるのですが、今回は皆さんご多忙で、自分たちで宿泊先のモンテカティーニからフィレンツェの空港まで移動することになりました。
まず、ローカル列車でモンテカティーニからフィレンツェの駅まで移動します。
1時間弱でフィレンツェの駅に到着です。
その後、時間に余裕があったので、空港までバスを使うことにしました。
この街には80年代後半から数えられないくらいの回数来ていますが、エアポートバスを使うのは初めてです。
空港まであまり距離がないので、約20分程で到着します。
ただ、フィレンツェのバスターミナルの場所が分かり難いので、今後もし同じルートを使われる方は一度下見しておいた方が良いかも知れません。
空港に到着しました。
小さな空港ですが、チェックインカウンターは物凄く長いラインで、荷物を預けてしまうまでに相当な時間がかかり、冷や冷やしました。
後から来た人達が、正規のラインとは別に自分たちで勝手に新たな位置に並び始めたり、ショートカットしようとする人が出てきたりで、きちんと並んだ人たちと大揉めしていました。
早めに到着しておいて、つくづく良かったと思った次第です。
セキュリティーチェックを終え、ターミナル内から空港ビルを見ています。
穏やかに見えますが、物凄い強風のおかげで、離陸が1時間近く遅れました。
後日談ですが、荷物がトランジットで間に合わず、到着時に受け取れませんでした。
荷物は、帰国後自宅に配送されることになりました。
せっかく来たのだから、本当はミラノにも寄りたかったと、荷物たちが言っていたのでしょうか。
2017年6月22日木曜日
2017年 6月イタリア出張 その3
イタリア出張のご報告3回目は、PITTI UOMOでの弊社の展示の様子です。
こちらは正面のゲートを入ったところです。
会場一番奥にセンターホールがあります。
弊社の出展場所は、いつものセンターホール地下1階スタンドQ13。
地下階から外へ抜けられる出入り口前で、人通りの多い場所です。
弊社の場合、一般の出展ブースと違い、壁で囲った部屋の中ではなく、オープンな環境に縦長の什器を置き、その上に商品を載せています。
近くを通られたどなたでも商品をご覧いただけるようになっています。
こちらが縦長什器の片方の正面です。
最近ダーミ社では、靴に使うワニ革素材の特殊加工に特徴を出しています。
例えば、「ソフト」や「ウルトラソフト」と呼ばれるワニ革を非常に柔らかくしたものや、起毛させたヌバックを更にオイル加工し起毛が波立たないようにした「グルバック」と呼ばれる新素材。
また、特殊な化学溶剤を使用し、ワニ革が常に保湿されたような状態を保ったままの「スポンジ」と呼ばれる素材で作った靴も出展されていました。
正面から左回りで紹介していきます。
こちらが反対側の正面です。
色は違いますが、定番のワッシュタイプのスニーカーが並んでいます。
ここから反対側の側面をご案内いたします。
元の正面に戻ってきました。
6月のPITTI UOMOは、来年2018年の春夏商品の選定の場です。
日本向け商品はこれらの中から数点選び、国内向けに少し手を加え、ご用意させていただく予定です。
ご期待ください。
2017年6月21日水曜日
2017年 6月イタリア出張 その2
昨日に続き、イタリア出張のご報告です。
今回の出張にあたって、最大の目的はメンズファッションの見本市 PITTI IMAGINE UOMOへの参加です。
PITTI UOMOは花の女神の町フィレンツェで行われますが、宿泊先はこれまでと同様にフィレンツェから車で50分ほど西に向かったモンテカティーニテルメを選びました。
モンテカティーニは、古くは温泉街として栄え、職人が多い地方とも言われていました。
最近は以前ほどの活況はないとのことですが、静かで良いところです。
モンテカティーニではいつも泊まる先があるのですが、今回はそちらが満室だったため、街中から車で5分ほど外れたホテルにしました。
ほんの少し山手に入っただけだったのですが、たったそれだけで街並みが全然変わりました。
ホテルの部屋からの景色は実にトスカーナらしいもので、最高でした。
2017年6月20日火曜日
2017年 6月イタリア出張 その1
6月13日から16日までの4日間、フィレンツェで行われるメンズファッションの見本市 PITTI
IMAGINE UOMOへの参加にあたり、イタリアへ出張してきました。
本当はイタリア滞在中にリアルタイムで皆様に状況報告していきたかったのですが、今回はPITTIの会場でもホテルでもWIFIがつながらず、フラストレーションをつのらせていました。
本日から数日に分けて、ご報告をさせていただきたいと思います。
尚、今回の出張には no. 2979を履いていきました。
自分では見慣れたクロコのスニーカーですが、人によっては始めて見るという方もいらっしゃると思います。
移動中の列車や飛行機の中で、前の席の人の組んだ足の先にこのスニーカーを見つけたら、どの様に思われるのでしょうか。
こちらの勝手な希望を申し上げると、「その靴がホシー。」なのですが。
クロコスニーカー カラーオーダー会 阪急メンズ東京
2017年6月8日木曜日
クロコスニーカー カラーオーダー会 ジェイアール名古屋タカシマヤ
2017年6月7日水曜日
電話番号の変更
弊社のホームページやその他ブログ、Facebookなどの表記でお気付きの方もいらっしゃると
思いますが、ダーミジャパンの営業所移転に伴い、電話番号が変わっています。
新しい番号は次の通りです。
050-1115-8665
ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
思いますが、ダーミジャパンの営業所移転に伴い、電話番号が変わっています。
新しい番号は次の通りです。
050-1115-8665
ご迷惑をお掛けしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
2017年6月3日土曜日
お洒落なクロコスニーカー
このお客様のセンスには、感嘆しました。
このブログをお読みいただいている皆様はご存知だと思いますが、弊社のイベント用メニューの一つにカラーオーダーがあります。
染色前のワニ革クラストで先にスニーカーを作り上げてしまい、その後に国内のカラーリストに手染め染色してもらいます。
手染めですので、濃淡の効いたグラデーションや2色使いが可能となり、クロコスニーカーをお好みの色に仕上げます。
こちらは先月のオーダー会でいただいたご注文なのですが、ベロ部上部に四角のグリーンと踵部に同色で弓状に染色しました。
とある有名スポーツ用品メーカーのブランドのようなスニーカーになっています。
遠目から見ると、その「スタン何とか」に見間違えそうですが、よく近づいて見るとワニ革という高級素材を使ったスニーカーなのです。
とてもお洒落じゃないでしょうか?
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