2019年3月29日金曜日

そごう大宮店 クロコスニーカー ダーミ オーダー会

3月30日(土)と31日(日)の2日間、埼玉県さいたま市のそごう大宮店で、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のオーダー会を行ないます。
 
場所は、6階紳士靴売り場です。
 
明日はあまり天気が良くないような予報もありますが、私どもはお客様のお越しを心よりお待ちしております。
 

こちらは昨年7月に行なった大宮店での展示の様子です。

2019年3月27日水曜日

忘れ物

これまで私は自身のことをあまり忘れ物をしないタイプだと思っていたのですが、最近電車の網棚に荷物を置いたまま忘れてきてしまうことが何度かありました。
 
気付いた時には大慌てでその荷物を探すことになり、見つからないと分かった時には悔しくて悔しくて堪らない思いをします。
 
 
昨年は出張の帰りにワイシャツや下着などの衣類を入れたボストンを空港から自宅までのどこかに置き忘れてしまいました。
 
そこからの1週間は毎日可能性のある鉄道会社の忘れ物センターに電話をかけ続けましたが、結局見つかりませんでした。
 
外国人から見た日本は相当親切な国で、財布を落としても中身が入ったまま返ってくると言う話があります。
 
しかし、私はそのボストンを失くしてしまった経験から、もう日本も決して親切とは言えない国になってしまったと考えるようになりました。
 
 
そして、先日またやってしまったのです。
 
取引先へのお届け物を持って東急東横線の特急に乗り、都内から横浜方面へ向かった日のこと。
 
まず、終点の一つ前の各駅停車しか止まらない日本大通り駅で1件目の用事を済ませ、2件目に取引先で荷物を届ける予定でした。
 
網棚にそのお届け物をのせ、これを置き忘れたら大変なことになるだろうなと思いつつ座席に座ったのは覚えていたのです。
 
にも関わらず、途中のみなとみらい駅で特急から各駅停車に乗り換えたあとの電車の中で、荷物がないことに気が付きました。
 
その時の喪失感たるや、言葉にはできません。
 
そのままその各駅停車で終点の元町中華街駅まで行き、荷物を追いかけることにしたのですが、終点に着く少し前のところで反対側の線路を折り返す特急とすれ違ってしまいました。
 
「その電車の網棚に荷物がー」と叫ぶ程の思いでしたが、悲しいことに実際には何もできません。
 
各駅停車が終点に着くと飛び降りて、駅員さんのいる改札に走りましたが、こういう時に限って改札がホームから3階も上の階にあるのです。
 
息を切らして、駅員さんに調査をお願いすると、特急は電車の折り返し発車まで2分しかないので十分な車内確認は行なわないとのことで、その駅に荷物がないということは分かりました。
 
そして、折り返した特急がその時間に到着するであろう途中駅の駅員さんに電話をかけ、車内の調査を依頼してもらうようにしました。
 
10分程待って、折り返しの電話がかかってき、荷物は電車の中にはなかったと告げられました。
 
さらに駅員さんのお話では、忘れ物を拾得した人が交番に持って行ったかも知れないと言うので、駅の近所の交番へ行くことに。
 
後になって考えるとおかしな話です。
 
電車の中で発見した遺失物を駅員に届けず、改札を抜けて交番まで持って行く人がいるでしょうか?
 
しかし、その時は可能性があるのならと、ワラをもつかむ気持ちで交番に行きました。
 
走り込んだその交番には人がおらず、お巡りさんに来てもらうまでにおよそ15分程、紛失物調査依頼書を書いてもらい、それに署名するまでにさらに15分程。
 
時間の経過とともに、苛立ちばかりが膨らんでいきます。
 
その後、終点の駅からひとつ前の日本大通り駅に戻り、そこで1件目の用事だけ済ませ、荷物がないのでそのままオフィスに帰ることに。
 
元町中華街駅の駅員さんからは、折り返した特急の終点は東武東上線の森林公園駅と聞いていました。
 
その駅は、神奈川県から東京都を抜け、2時間かけて埼玉県の先の方まで行く電車でした。
 
しかし、何やかやと時間がかかったため、私がオフィスに帰り着いた頃にはその特急の森林公園駅への到着時刻を過ぎていました。
 
すぐに東武線の忘れ物お問合せセンターに電話をかけることにしました。
 
するとなんと、私の置き忘れた荷物らしきものがあるというのです。
 
詳しいことは森林公園駅の駅員に確認してくれと言われたので、番号を伺い、すぐ電話をかけ直しました。
 
結局荷物は見つかり、親切な駅員さんが郵便局のゆうパックで送ってくれるということになったのです。
 
翌日、荷物は戻ってきました。
 
 
今回学んだこととして、網棚に荷物を置いてはいけない、そう心に誓いました。
 
そして、日本はまだまだ親切な国であると認識を新たにしたのでした。
 
 
森林公園駅の駅員さん、その後お礼をお伝えできていませんが、その節は大変お世話になりました。
 
ありがとうございました。
 

2019年3月25日月曜日

サクラ

 
咲きかけを見つけました。
 
これくらいだと、「頑張って咲いてよ」と声をかけます。
 

私は、毎年この季節には必ず思うことがあります。
 
来年のこの時期には、今よりもっと良くなっています様にと。
 
さて、今年の今は、昨年の今頃より良くなっていたでしょうか。

2019年3月20日水曜日

阪急メンズ東京 リニューアルオープン


先週の3月15日(金)、有楽町の阪急メンズ東京がリニューアルオープンしました。

阪急メンズ東京の紳士靴売り場は、これまで地下1階で眼鏡売り場や革小物売り場と併設されていました。

今回のリニューアルでは移動先の5階で、1フロアー全体が紳士靴売り場として展開となっています。



さて、ダーミのクロコスニーカーはリニューアル先でも常設されています。

そして、本日3月20日(水)から26日(火)までの1週間はクロコスニーカーのパターンオーダー会、カラーオーダー会が開催されています。



皆様のお越しを心よりお待ちしております。

2019年3月13日水曜日

no. 2979 ターコイズブルー


クロコスニーカー no. 2979のカラーオーダーで、ターコイズブルーのご注文をいただきました。



淡いブルーがいい感じです。



甲部先端と踵が濃いめで、胴部中央が少し薄いグラデーションになっています。



白い平ヒモと白いソールがこれ以上ないという程のマッチング。



これからの季節にぴったりの色合いではなかったでしょうか。

2019年3月6日水曜日

オンリーエムアイ 三越日本橋本店 本館2階 紳士バッグ&ラゲッジ


本日、3月6日(水)から再来週19日(火)までの2週間、三越日本橋本店 本館2階 紳士バッグ&ラゲッジにて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のオーダー会を行っています。

紳士靴売り場が現在改装中で、そのお隣のバッグ&ラゲッジで、クロコスニーカーのパターンオーダーとカラーオーダーをご用意しています。



また、スニーカーの展示の横では、クロコのバッグ、クラッチおよび長財布を展示しています。

この期間中は、バッグ、財布、革小物類のオーダーメイドでのご注文も受け賜わります。

皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

2019年3月3日日曜日

no. 3680 ドライビングのイエロー


自社商品ではありますが、イエローの靴がこんなに綺麗に上がってきたことには、ある種の驚きでした。



ご注文いただいた当初、お客様からこの革見本のグラデーションと同じ様にとのご依頼をいただき、決して悪い感じにはならないとは思っていました。

しかし、染色から帰って来た完成品を見てみると、予想をさらに超えていい感じだったのです。
 
 
 


こちらは、2019年新作のクロコのドライビングシューズです。



通常ドライビングシューズは踵が補強されているのですが、この靴は履き心地の良さからドライビングと定義されています。

今回、このドライビング no. 3680はカラーオーダーのメニューの中でご用意させていただきました。



カラーオーダーですので、染色前のワニ革クラストで先に靴を作り、お客様のご希望のお色で手染めによる色付けを行ないます。
 


これまでも聞き飽きる程にしつこくご案内していますので、ご存じの方は多いと思いますが、手染めですので、任意の部分にお好みの色をお付けできます。

1足の中に単色で濃淡のあるグラデーションや複数色使った染色が可能となります。



そして、通常私どもがイベントでカラーオーダーをご案内するほとんどの場合、靴にベルトを合わせたご提案にさせていただいています。

ワニ革クラストで作ったベルトをご用意して、靴の染色と同じ色でコーディネートできる様にベルトも染色するのです。



今回、no. 3680ドライビングにイエローのグラデーションでご注文をいただき、同色でベルトもご用意いたしました。



このイエローは、no. 3680の国内で第一号のお届けとなりました。