2019年7月31日水曜日

阪急メンズ東京 ダーミ オーダー会

本日7月31日(水)から8月13日(火)までの2週間、有楽町の阪急メンズ東京にて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のオーダー会が行なわれます。
 

場所は、5階紳士靴売り場のスニーカーワールド。

エスカレータで5階まで上がっていただき、左方向へフロアーの中心にそのまま進んでいただくと、正面にダーミの展示があります。



定番クロコスニーカーの販売に加え、スリッポンやミドルカットで受け賜わるパターンオーダー。



また、染色前のワニ革クラストで用意したスニーカーにお好みの色に染色するカラーオーダーもご用意しています。


皆様のご来店を、心よりお待ちしております。

2019年7月25日木曜日

ある銀行の窓口対応

公共料金や税金などで自動引落しになっていない、またはできない請求があると、郵送で納付書が届き、それを持って銀行の窓口へお支払いに行かなければなりません。
 
通常、私はオフィスの近くにある弊社のメインバンク〇〇〇〇銀行の×××支店に行きます。
 
弊社ではこの様な納付がおよそ月に2件ほど発生します。
 
 
銀行では、まず受付番号札を取り、その番号が呼ばれるまでに銀行で配布される納付依頼書の記入を済ませ、待合いで座って待ちます。
 
納付書が複数枚ある場合、私はそれらをまとめた合計金額を一枚にではなく、一件に付き一枚づつ納付依頼書を書きます。
 
そうすると、通帳にそれぞれ個別の金額が記載され、あとから見た時、それが何の金額だったかを特定しやすいからです。
 
 
番号が呼ばれたら、納付書と納付依頼書にキャッシュカードを持って、窓口に向かいます。
 
係員さんが個々の窓口に設置されたカードリーダーにカードを通した後、リーダー上で4桁の暗証番号を押すように言われ、その後支払いが完了するまで椅子に戻って待ちます。
 
再度名前が呼ばれたら、領収書と依頼書のお客様控えを受取り、支払いは完了となります。
 
その際、通帳を一緒に出しておくと、記帳もしておいてくれます。
 
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さて、その日も2件の納付があったので、2枚の納付書と記入を終えた2枚の納付依頼書を持って窓口に行きました。
 
そうすると、一度カードをカードリーダーに通し、暗証番号を押した後、窓口の係員さんはもう一度カードをリーダーに通して、暗証番号を再度入力するようにと言われました。
 
私の記憶では、前回は一度で済んだ処理を、なぜ今回は二度行わなければならないのでしょうかとお尋ねしました。
 
資金を管理する出入り口の厳格な業務ですから、いい加減なことをされては困ります。
 
しかし、新人さんかパート見習いさんだったのでしょうか、その窓口担当者さんは答えに窮し、まごまごするばかり。
 
結局最後は、「だったらいいです。」とほぼ逆切れ状態で、カードは一度の読み込みで処理を済ませてしまいました。
 
「だったらいいです。」?
 
私としては、そんなことを希望した訳ではなく、なぜ暗証番号入力が一度の時と二度の時があるのかを知りたいと思ったのですが、質問の意図は通じていません。
 
支払い処理は終わり、ぞんざいな態度をとられ、私は気分の悪いままその日は銀行を後にしました。
 
 
運がいいのか悪いのか、翌月にも同様の納付があり、同じ銀行の×××支店を訪れると、他に何人もいらっしゃるのに、また同じ窓口担当者さんにあたってしまいました。
 
すると前回と同様に、キャッシュカードを2度リーダーに通しますと言われます。
 
前回のこともあり、ここでも私はなぜ2回なのですかと尋ねましたが、その時も明確に答えてはもらえませんでした。
 
 
そして、翌々月にもまた2件の納付があり、ここでもまたまた同じ窓口担当者さんにあたってしまったのです。
 
2度も同じことがあったので、今回こそはまともな回答が準備されているのではないかと同じ質問をしたのですが、彼女は不快感を顔に出すばかり。
 
最後は、自分をトレーニングしたスーパーバイザーから2度カードを通すようにと教えられたからです、と返答されました。
 
私はそんなことを聞きたい訳ではないのです。
 
しかし、この担当者さんにこれ以上お尋ねしても話は進まないと判断し、もうこの件は追及しないようにしました。
 
 
しかし、この銀行でそれが始まったのはここからです。
 
その翌月、翌々月と、銀行に行くたびに前回と異なる窓口担当者さんにあたっても、「カードは2回読み取ります。」とまず初めに言われるようになりました。
 
そこからしばらく月日は経ちましたが、未だに私が窓口に行くと「カードは2回読み取ります。」と、どの担当者さんにあたっても必ず言ってくるのです。
 
企業内での情報共有は必要です。
 
しかし、最初の窓口担当者さんは行内でどの様な報告を上げたのでしょうか。
 
毎回「カードは2回読み取ります。」と、まるであなたから文句が出る前にまずお断りしておきますと言われている様で、クレイマー扱いされたのではないかと思うと、とても不愉快でした。
 
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今日、浅草に所用があったので、その帰りに〇〇〇〇銀行の浅草支店に寄り、二件の支払納付書で支払いを行ってきました。
 
その際もカードをリーダーに2度通し、×××支店同様そのたびに暗証番号を入力させるので、その担当者さんになぜ2度なのかとお尋ねしてみました。
 
そうすると、その方の回答は次の様なものでした。
 
「2枚の依頼書で支払いを行う際、通帳と届出印を使う場合はその依頼書のそれぞれに捺印を必要とします。
 
キャッシュカードの場合、その捺印の代わりにそれぞれの依頼書向けに暗証番号が必要となるのです。」
 
 
これこれ、こういうことですよ、私が求めていた回答は。
 
そしてなんと、その窓口担当者さんは納付処理が終わって最後に、「私の説明は、ご納得いくものになっていましたでしょうか。」とまで言ってくださいました。
 
もちろん私は、「大変良く理解できました。ありがとうございました。」と言って、浅草支店を出てきました。
 
 
現在、〇〇〇〇銀行には借り入れがあるのですが、その返済終了の後にはメインバンクを変えてもらおうかと考える程の気分でした。

しかし、浅草支店の担当者さんの様なご対応をいただくと、その企業に対する印象はまた変わってきます。

要は、正確な情報の発信と気遣いのある対応です。

私自身にとっても良い勉強になったことは、言うまでもありません。

2019年7月19日金曜日

クロコのゴルフシューズ

ゴルフシューズをお作りすることになりました。
 
これまでも何度かご依頼を受けたことはあったのですが、私どもがゴルフシューズを作るとすれば、クロコのスニーカーとして作られたものを改造して作り替えることになります。
 
最初からゴルフ用として設計された靴ではないので、後から何らかの不具合が発生する可能性があるやも知れず、これまではお断りをしていました。
 
しかし、今回は大変お世話になっているお客様からのお話で、うまく行かなくなるリスクをご説明の上、それでも構わないとのご承諾をいただきましたので、着手させていただきました。
 

こちらがその完成したクロコのゴルフシューズです。

ベースは、染色前のクラスト革でご用意するカラーオーダー用のクロコスニーカー no. 2979。

カラーオーダーですので、お客様のお好みの色で手染めによる染色を行います。

A案
B案
C案
D案

まず、ご選択いただけるようにデザイン画を4案作成し、お客様へご提案申し上げました。
 
そして、最終的にA案が選ばれました。

ご注文を受け賜わった後、スニーカーのラバーソールを付けない状態のクラストのno. 2979をイタリアへ発注し、それが国内に入荷された後に染色を施しました。



こちらが染色を終えた、ソールを取り付ける前のスニーカーです。

この状態で専門の職人さんの工房に持ち込みました。



どの様なゴルフ靴にするかということは事前に打合せており、アウトソールに取り付けるソフトスパイクは用意されていました。



ひと昔前はゴルフシューズと言えばメタルのスパイクが付いたものしかありませんでした。

近年はコースを傷つけるという理由で、メタルスパイクでの入場を禁止にしたゴルフ場も少なくありません。

また、最近はスパイクレスが結構はやりで、そうなると自宅からシューズを履いたままゴルフ場へ来られる方もいらっしゃる様です。

あるゴルフショップで聞いたところ、そこでのソフトスパイクとスパイクレスの販売実績の比率は7対3で、やはりまだソフトスパイクが多いそうです。



今回のゴルフシューズの構造は、まずアッパーがクロコスニーカー no. 2979の吊り込みを終えたソールを付ける前までのもの。

そして、ソールは職人さんが用意したアウトソールとミッドソールの2重構造になったものです。

アウトソールにソフトスパイクを取付け、スパイクの付け根部が靴の中で足の裏を傷つけない様、ミッドソールは固めのものを選びました。



ソールの装着前と装着後を真横から見たところです。



オリジナルの履き心地が良いクロコスニーカー no. 2979に比べ、固めのソールで「返り」が少し悪くなっているとは思いましたが、ゴルフシューズとしてはこれくらいで良いのかも知れません。



デザイン画レベルでは、白い靴ヒモに白いソールを付けていましたが、染色後に装着すると黒い靴ヒモと黒いソールの方が断然フィットしました。



結果として、スニーカーベースの国内第一号は、とても綺麗なクロコのゴルフシューズとなり、お客様にもご満足いただいた様です。

さて、実際にラウンドされてみて、いかがだったでしょうか。

プレイ後のお客様のご感想がとても気になるところです。

2019年7月18日木曜日

セールの外ハネドレス no. 3604


上段のスニーカーは、DAMI no. 3604ミディアムブラウンです。

実はこのクロコとカーフ素材を使ったコンビのドレスタイプは今夏から、セール価格で販売しております。

セール価格: 64,800円 (本体 60,000円+税)




外ハネの片側4穴に通った靴ヒモを伸縮性のあるエラスティックレースにしていますので、靴ヒモをほどかずにスリッポンのように脱ぎ履きでき、とても快適です。

サイズは39から43まで。

39(24.0~24.5cm)、40(24.5~25.0cm)、41(25.0~25.5cm)、42(26.0~26.5cm)、43(26.5~27.0cm)


現在、取扱い店によってはセール販売を縮小したところもあり、販売が終了している可能性もあります。

ダーミジャパンにお問合せいただければ、セール販売の有無、またご希望サイズの有無について、ご案内させていただきます。

メール: info@dami.jp  電話: 050-1115-8665




今回、no. 3604ミディアムブラウンをご購入いただいた方には、ご覧のようにハネの部分にイニシャルを入れさせていただきます。

このサービスは取扱い店では行なっておりませんので、ご希望の方はご購入後(またはご購入前)にダーミジャパンにご連絡ください。



尚、在庫がなくなり次第売切れとなります。



ご希望のお客様はお早めにお問合せください。

2019年7月16日火曜日

内視鏡検査 その3

血液検査を終え、中性脂肪の値が少し高めという以外に大きな問題はないことが分かりました。
 
次に受けた上部内視鏡検査では、ここ数年言われてきた胃に小さなポリープや逆流性食道炎があるだけで、現時点で大きな病気に発展する要因はないとの診断を受けました。
 
私の個人的健康診断も、あとは下部内視鏡検査を残すのみとなりました。
 
大腸の検査です。
 

なぜ私が定期的な上部下部それぞれの内視鏡検査を自主的に受けるかというと、まず知人にがんになった方がいらっしゃって、他人ごとではないという思いがひとつ。
 
そして、以前がんの告知を受け、余命宣告をされた方が、「半年前に内視鏡検査を受けていれば助かっていたかも知れない」と言っていた場面をテレビで見たのが大きなきっかけでした。
 
年齢が上がると消化器官に悪性腫瘍ができる可能性は高くなり、それを早期発見で治療ができるなら、やらない理由はありません。
 
結局はタラレバの話なのですが、「宝くじが当たったら、億万長者になれたのに」と夢の様な話をするよりも、「検査をしていたら、死なずに済んだのに」の方がはるかに現実的で重要です。
 
心配性の私は、私と家族には可能な予防処置は必ず行なっておきたいと思うのです。
 
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さて、大腸の検査は胃の検査と違い、事前準備が大変です。
 
前日に錠剤の下剤を飲み、検査当日の午前中には2リットルの腸管洗浄剤を2時間かけて飲み、その後の2時間で強制排便により腸内をきれいにしておかなければなりません。
 
事前の説明では、前日の夕食は消化のよいものを控えめな量で、午後7時までに済ませておくようにとありました。
 
今回私は前日の昼は簡単なソバ程度で終え、夕食はとりませんでした。
 
そうすると、当日午前中の排便が少量で終わり、準備がとても楽だったのです。
 
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検査のアポイントメントは午後2時に設定されており、事前準備を早めに終えることができた私は余裕を持って病院に行くことができました。
 
大腸の検査の場合、着ているものは下着まですべて脱ぎ、上着は用意されている薄手のガウンに、下はお尻のところが丸く開いた紙パンツを履かなければなりません。
 
着替えを済ませると、看護師さんが腕の静脈に針を刺し、薬液を投与できるよう血管確保を行なった後、検査の前にそれを点滴につなぎます。
 
私の正面に座っていた中年の女性が少しふくよかで、看護師さんの血管確保がうまく行かず、右腕と左腕に何度も針を刺されてとても気の毒でした。
 

いよいよ検査台に案内され、横になり、先生を待っていると、なんと現れたのはゲゲゲの妖怪本人でした。
 
胃の時は、違う先生に検査いただいたのですが、今回は検査を設定された担当の先生が直接検査されるようです。
 
あとから考えれば分かることだったのですが、今回大腸検査の後に診察が設定されていなかったのはこういうことだったのです。
 
まず左向きに横になり、肛門付近にジェルの様な液体を塗られた後、内視鏡が入ってきます。
 
私の場合だけなのかどうなのか、内視鏡挿入後、そんなに時間を置かず凄い痛みを受けるところがあるのです。
 
しかし、今回はその手前に差し掛かったあたりから、点滴の途中の管をバイパスして麻酔薬を投与されたため、頭がぼうっとし痛みをあまり感じませんでした。
 
しばらくすると、左向きから上向きになるように支持され、その後に右向きに。
 
大腸の奥の方で少し癒着があった様で、ゲゲゲの妖怪は内視鏡を進めるのに結構苦労したようでした。
 
カメラが一番奥までに達すると、そこから腸内をエアーで膨らませ、写真を撮りながら少しづつ戻ってきました。
 
検査を終え、その場で診断結果を受けることに。
 
いくつか小さなポリープがありましたが、5mm以下のサイズはとる必要はなく、次の検査までの経過観察ということにし、2年後くらい後にまた検査しましょうとのことでした。
 
今回は麻酔薬のせいか、楽な下部内視鏡検査でした。
 
ゲゲゲの先生、お世話になりました。
 
2年後にまだいらっしゃれば、またよろしくお願いいたします。
 
この日の診療費
初・再診料 73点+検査 1,623点=合計 1,696点
自己負担額 5,090円
 

2019年7月15日月曜日

内視鏡検査 その2

胃の内視鏡検査の前日は、夕食を午後9時までに済ませておくようにということでした。
 
正確には上部内視鏡検査と言い、食道、胃、十二指腸などの上部消化器官をその言葉通り内視鏡で調べる検査で、下部内視鏡検査は大腸検査。
 
私は今では平気でこの検査を受けに行きますが、初めて胃の内視鏡検査を受けたのは、今でも忘れはしない30歳になる少し前の頃。
 
その時は、この検査をもう一回受けるなら病気になった方が良いと思うくらい、私にとってはショックな出来事でした。
 
マウスピースを噛ませられ、真ん中に空いている自分で閉じることのできない穴から細長いカメラが強制的に入ってくるという、抵抗できない状況が拷問に似て、とても我慢できませんでした。
 
カメラの先端部がノドを越える時だけ一回「ゲッ」と苦しい思いをするのですが、あとは異物がノドの奥の方にどんどんと入ってくる嫌な感触さえ少しの間我慢できれば、どうということはありません。
 
しかし、経験のない1回目は次に何が起こるか分からない恐怖に加え、1回「ゲッ」となったらもう我慢できずに何度も「ゲッ、ゲッ」と続き、止められなかったのを覚えています。
 
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他所でも同様だとは思いますが、お伺いした病院では午前中に上部内視鏡検査、午後に下部内視鏡検査が行われます。
 
私のアポイントメントは9:30に設定されていましたので、その少し前に自動受付機で受付を済ませ、内視鏡検査室に向かいました。
 
血圧を測った後、しばらくして名前を呼ばれ検査室内に入り、指定された椅子に座ると、肩口に注射を一本打たれます。
 
その後、上を向いて口を開け、飲み込まないようにと麻酔液をノドに流し込まれ、しばらくノドに留めておくように言われます。
 
5分程すると、その麻酔液を丸めたティッシュに吐き出し、ゴミ箱に捨てるようにと言われます。
 
唾を含んで量が増えた麻酔液は、3枚くらいまとめたティッシュでも吸収できず、少し手に漏れてきました。
 
さて、いよいよ診察台に移動し、横になって検査が始まります。
 
先生が手に持った黒く細長い管の先端についたカメラがピカッピカッと光を放ち、異様な気分を誘います。
 
マウスピースをくわえさせられ、いよいよカメラが口の中に入ってきます。
 
今回も一回「ゲッ」となりましたが、これを越えたらあとは先生の前に設置されたモニターを横目で見ながら、しばらくは辛抱の時間です。
 
食道から胃を越え、十二指腸までたどり着くと、あとはカメラの管が胃壁を撮影しながらゆっくり戻って来るだけです。
 
ずっと我慢していた分、最後にカメラが口から抜け出てきた時には、何とも言えない解放感がありました。
 
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これまでの検査でも同じことを言われていたのですが、結果は胃に小さなポリープがあることで経過観察と、胃の入り口付近に逆流性食道炎がみられるとのことでした。
 
検査の後、ゲゲゲの妖怪の診察が設定されていたので、そのまま診察室へ向かいました。
 
妖怪は検査室で担当した先生と同じ検査結果を口にし、現時点では大きな問題がないという診断結果を伝えてくれました。
 
大腸の内視鏡に話が及ぶと、前回が2年半前なのでそろそろやっても良い頃合いでしょうと、日程を設定いただきました。
 
しかし、そう言うことなら前回の診察時に上部と下部ともに日程設定だけでもしておけば良かったのにとは思いました。
 
検査も病気もすべてこの先生の許可制で進行するようです。
 
この日の診療費
初・再診料 73点+検査 1,277点=合計 1,350点
自己負担額 4,050円

2019年7月14日日曜日

内視鏡検査 その1

どういう訳か最近お酒を飲むと、以前よりも酔う速度が速くなっているように感じていました。
 
また、そんなに飲んでもいないのに、翌日二日酔いに近い状態で起きることがありました。
 
そして、これが一番深刻だったのですが、大好きなはずのビールが2杯目3杯目になるとその味覚が変わり、おいしいと感じず、量が飲めなくなってきたのです。
 
年齢的なものかも知れませんが、そう言えば最近健康診断にも行っていないので、検査をしてもらおうと思い立ち、病院へ行くことに。
 
血液検査、尿検査、そして前回から2、3年経っており良いタイミングなので胃と大腸の内視鏡検査もお願いしたいと思いました。
 
幸いなことに、大きな総合病院が自宅から石を2回くらい投げると届くほどの距離にあり、今回もそちらに伺いました。
 
同じ病院に行くメリットとして、個人の診療データが保管されており、これまでと何か変化がないか比較できるということがあります。
 
ただ大きな病院の場合、予約がないと長時間待たされることと、何年か置きにドクターが変わってしまうということがディメリットでしょうか。
 
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受付けを終え、内科に行くと、10番診察室の前でお待ちくださいと言われ、そこから持って行った文庫本の四分の一くらいを読んでしまうくらい待ちました。
 
ちなみにそこの内科の診察室は1番から12番まで。
 
ようやく名前を呼ばれ、10番診察室に入ると、これまで診ていただいたことのない先生でした。
 
その先生が絶対にこのブログ記事を読まないと言う前提でお伝えすると、第一印象はゲゲゲの鬼太郎に出てくる1キャラクターに出会ったようでした。
 
前段に書いた症状をご説明し、検査をお願いすると、ではまず血液検査をしてから判断しましょうとのこと。
 
「尿検査は?」とお尋ねすると、「必要ありません。」と断言されました。
 
患者が希望したにもかかわらず、その検査をしていただけないのはどういうことなのか納得いきません。
 
しかし先生は、「健康診断じゃないんだから。」と受け付けません。
 
不要な検査ならいっそのこと失くしてしまえと思いながら、しかしそれは口に出さず、とりあえず血液検査のための採血室に行くことに。
 
1時間ほどで結果が出るので、その後にお呼びしますと言われ、1時間にもう少しくらいのところで名前を呼ばれました。
 
結果を見て、その先生は「思った通りだ。」と言われ、γ(ガンマ)-GTPの値が高くないことを指摘されました。
 
飲みすぎで肝臓が悪くなると、γ-GTPという酵素の値が高くなるのです。
 
先生は、加齢によるものでしょうから、少し休肝日を増やせば、問題はないでしょうとの診断でした。
 
以前ほどお酒が飲めなくなったということが、何らかの病気につながるサインかも知れないという私の考えは否定されたようです。
 
詰まる所、病院はビールをおいしく飲めるようになりたいという私の希望をかなえてくれるところではないようです。
 
また、中性脂肪の値が少し高くでましたが、それは運動を怠り、ビールを好む人の宿命のようなもの。
 
休肝日を増やせというのは、適切なアドバイスなのだと思うほかありません。
 
 
「さて、内視鏡はどうしましょうか?」と先生がたずねるので、ぜひにとお願いしました。
 
では、胃の内視鏡検査をして、大腸の方はその後に考えましょうと、胃の検査スケジュールだけを設定され、外の看護師から事前の説明を聞くようにと言われ診察室を出ました。
 
検査は一度に一つずつしか設定せず、結果を見て次に進むというのがこの先生の方針の様です。
 
ちなみに、あとで調べたところ、国立がん研究センターがまとめた胃がん検診ガイドラインでは、内視鏡検査は2~3年に1度受けることが望ましいそうです。
 
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その後の看護師からの説明は、検査前日の夕食は早めに済ませ、当日朝は何も食べないようになど、聞けば2~3分で済む当たり前の内容でした。
 
しかし、看護師不足はどこの病院でも深刻な状況なのでしょう。
 
診察室を出て、受付番号をもらい看護師の説明が始まるまで、先生の診察で待った時間より長く待たされてしまいました。
 
この日の診療費
初・再診料 73点+検査 907点=合計 980点
自己負担額 2,940円
 

2019年7月12日金曜日

サロンのオーダー会

先日の週末、ある百貨店の外商サロンに商品を持ちこんで、クロコスニーカーのオーダー会を行いました。
 
通常の売り場やホテルの催事場で行われるオーダー会とは異なり、その百貨店のカードを持ち、外商の営業担当者のついたお客様のみが入室可能な場所での催事です。
 
百貨店の限られたお客様がお見えになる場ですので、そんなに忙しくなることはありません。
 
しかし、サロンに来られるお客様の中には高級品をご購入される方も多くいらっしゃいますので、私どものクロコスニーカーの販売への期待も高まります。
 
更には、外商の係員さん向けに事前の商品説明会などを行ったりしていると、当日はそれぞれの担当先様に直接ご紹介をいただけたりします。
 
芸能人やスポーツ選手などの有名人は売り場に行かず、駐車場から直接サロンに上がり、担当者をお呼びし、その場でご希望の商品を購入したりする場合もあるようです。
 
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週末は、ご夫婦連れやご家族連れが多くいらっしゃいます。
 
また、百貨店でお買い物をされるということでは、お友達同士やお母様とお嬢様といった女性のお二人連れも多かったように思います。
 
サロンに入ると、お客様はまずテーブル席に案内され、お飲み物を注文した後に、しばらく会話を楽しんだり、スマホをさわったり、読書をしたりと様々です。
 
普段は静かでゆっくりできるところなのですが、お子さんが一緒に来られると騒いだり泣いたりして、場の空気がいっぺんに変わってしまうこともあります。
 
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朝から夕方までほぼ満席状態で運営されるサロンですが、結果として私どもの様な男性向けに高級素材を使った靴となると、ご興味をお持ちいただくお客様は一日で10組に届きませんでした。
 
その10組近くのお客様でも、そこからご購入になられる確率はプロ野球の首位打者の打率と同じくらいか、もう少し低いところです。
 
特にこういう場では、私どもの商品は結構狭い領域で営業をしていることを実感させられます。
 
ホテル催事の様にお洒落に装ったお客様が数多く用意された高価な商品を見て回られる場とは異なり、サロンには百貨店内を歩き回った後、くつろぎに来られる方が多いからだとは思います。
 
販売は売り場や催事の場で行い、サロンでの催しでは商品を宣伝させていただく機会という気持ちで行なった方が良いようです。
 

2019年7月9日火曜日

初夏

基本的に、私は自分のことを夏の人間だと思っています。
 
冬の寒いのは大嫌いで、夏は少々の暑さには耐えられます。
 
ですから、蝉の声とともに夏が終わりに近づき、気温が下がり始めるととても寂しい気持ちになります。
 
更には10月を過ぎ、11月12月と寒さが本格的になる頃は憂鬱になります。
 
クリスマスや年末年始のイベントは嫌ではありませんが、寒い時期は早く過ぎてしまえと念じながら、毎年冬を過ごします。
 
3月頃から少し暖かくなってくると、気温の上昇に比例するように、気持ちも上がってきます。
 
桜の頃には、ようやくここまでたどり着いたかと胸をなでおろす様な気分になり、暖房が不要になると、活動的な自分が戻って来たと感じます。
 
梅雨を嫌う人は多いと思いますが、雨は気にならない方で、6月の冷暖房が要らず、窓を開け放ち、外の空気を目いっぱい取り込んで過ごせる日々が、私にとって最高の季節です。
 

2019年7月7日日曜日

インスタグラムのインサイト

インスタグラムで投稿し、その記事を宣伝すると、インサイトで「いいね!」をしてくれた方々の統計が出てきます。



最近のインサイトでは、この様な結果が出てきました。

これを見ると、私どもの投稿にご興味をお持ちいただける方は30代後半から増えてきて、40代後半から50代前半がピークということが分かります。

50代後半以降は急に減っていく傾向にありますが、これは年齢が高くなるとインスタグラムの利用者数が少なくなるということが影響しているのではないかと考えられます。

ですから、55-64の層は19%となっていますが、本来ここはもっと多いのではないかと想像できます。

しかし、私どもの商品にご興味をお持ちいただける方々が45-54の年齢層に多いというのは間違いないようです。



また、地域別にみると、東京が14%と一番多く、次が大阪が13%とあまり変わらず、愛知が少し落ちて8%、そして神奈川6%、福岡5%と続きます。

総務省の資料による人口とその比率は、東京13,724千人(11%)、大阪8,823千人(7%)、愛知7,525千人(6%)、神奈川9,159千人(7%)、福岡5,107千人(4%)です。



それらを表にすると、この様になります。

人口比率に対し、興味をお持ちいただいた方の比率を比べると、大阪が最も高く186%、次いで愛知の133%、東京は127%と第3位。

神奈川がもう少し高くても良いのではないかと思うことと、福岡の人口は全国で9番目ですが結構高いということが分かりました。

神奈川の人口は全国で東京に次いで2位ですから、我々はもう少しご興味いただく方が増える努力をしなければならないでしょう。

福岡は思っていたよりご興味をお持ちの方が多いようですから、次回オーダー会を行う際は、事前のご案内をより広域に行なうべきだと思いました。

しかし、これはインスタグラム内という限られた母数のユーザさんを対象に、短期間行われた宣伝のインサイトの結果を元にしましたので、少し偏っているかもしれません。

2019年7月3日水曜日

三越日本橋本店 紳士靴リニューアル その2

6月26日のブログ記事で、三越日本橋本店 本館2階 紳士靴売り場のリニューアルオープンをご案内しました。
 

オープンから昨日(7/2)までの一週間は第一弾のイベントとして、私どもダーミがプロモーションエリアでクロコスニーカーのオーダー会を実施させていただきました。
 
そのオーダー会は昨日で終了しましたが、常設として、定番商品の販売とパターンオーダーの受付けは継続しています。
 
改めて、その内容をご案内申し上げます。
 

  
2階のエスカレータ付近、中央のパイプオルガンからそう遠くない位置の壁面ガラスケース内にこの様な展示があります。
 

 
まず、上段ウィンドウ内の棚について、左上に実際にディスプレー用のワニ革を置き、その下に2色の染料を置いています。
 
色が分かりやすくなるように少し薄めていますが、本物の染料です。
 
右上には、パネルに貼ったクロコスニーカー no.2979の紙型の一部を置いています。
 
そして、その下に no. 2979ホワイトの現物を展示しています。
 

 
中段ウィンドウには、左に革の見本帳を置き、その横のスニーカーは左から no. 2979ダークグレー、no. 2979レッド、no. 3604ブライトンブルー、no. 3661ブラウン。
 
上段のホワイトを含め、これら5足それぞれの色は定番としてご用意していますので、私どもの在庫からお届けいたします。
 
そして、同時にこれらの型のクロコスニーカーをお好みの色で受け賜わるパターンオーダーを準備しています。
 

 
下段のウィンドウでは、パターンオーダーとして、中段にあるスニーカーとドレススニーカーに加え、スリッポンやミドルカットもご用意させていただきますというご案内になっています。
 
パターンオーダーは、
 
1) スニーカー no. 2979
 
2) ドレススニーカー no. 3604(外ハネ式)、no. 3661(内ハネ式)の2型
 
3) スリッポン no. 3625
 
4) ミドルカット no. 3318、no. 3389の2型
 
の合計6型で、24色からお選びいただけます。
 
 
ぜひ、お客様ご自身だけの特別なクロコスニーカーをお選びになってください。