2019年8月23日金曜日
カラーオーダー&タトゥーオプション
カラーオーダーのメニューでは、染色前のワニ革クラストで先にスニーカーを作り上げ、後から専門のカラーリストが手染めで色を付けていきます。
革と染料をドラムに入れグルグルとかき回す染色とは異なり、手染めの場合は任意の部位にお好みの色を付けられますので、濃淡のあるグラデーションや2色使いなどが可能となります。
そしてカラーオーダーの場合、鯉や龍などのタトゥーを入れるオプションを受け賜わることができます。
オプション名として、私どもは「タトゥー」と呼んでいますが、実際はレーザーで線画を焼き入れ、その画に色付けをしています。
レーザーで線画を入れる様子は、下記のURLからインスタグラムでご覧いただけます。
https://www.instagram.com/p/B1d1xxIgo3q/
今回のタトゥーは、虎です。
レーザーで焼いた虎に色を入れ、
その後にアッパー革の染色を行います。
お客様はタトゥーを入れるため、今回はカラーオーダーでご用命いただきましたが、アッパー革の色付けはブラックになりました。
ワニ革の上に載ったタトゥーを、逆にシンプルなブラックが引き立てます。
カラーオーダーでブラックに染色し、虎のタトゥーを入れたクロコのスニーカー。
自信の一作になったと思うのですが、皆様のご評価は如何でしょうか。
2019年8月16日金曜日
パターンオーダーでご注文いただきました
先日の私どものパターンオーダー会でご用命賜りました2点をご案内させていただきたいと思います。
1点目は、クロコスニーカー no. 2979でお作りしたキプロスグリーン。
明るいグリーンとは違い、チョット濃いめの雰囲気のある大人のグリーンになっています。
パターンオーダーですので、形と色をお選びいただいたお客様向けに1足づつお作りします。
アッパーのワニ革を1足分だけドラムに入れて染色しますので、ご希望いただければ革ヒモも一緒にドラムに入れ、この様にワニ革と革ヒモを同色でご用意することができます。
2点目も no. 2979ですが、こちらはレッドです。
no. 2979の定番の中にフレームレッドという赤はご用意しているのですが、こちらのお客様のご要望はそれよりも少し濃いレッドということでした。
炎を意味するフレームレッドより間違いなく濃くなっているのですが、今回のお客様のご要望に沿ったものになっているでしょうか。
クロコに濃いめの赤。
やはりこちらもアッパーのワニ革と同色の革ヒモを付け、大人に似合う雰囲気のあるクロコのスニーカーになりました。
直接お会いすることはできませんが、どちらのお客様にもご満足いただけることを心より願っております。
2019年8月14日水曜日
三越日本橋本店 ダーミオーダー会
本日8月14日(水)から27日(火)までの2週間、三越日本橋本店 本館2階 紳士靴売り場にて、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)のオーダー会が行われています。
場所はリペアサロンの横にカジュアルを集約させたエリアの最前面で、通りを挟んだ対面にジョンロブさんとサントーニさん、右隣りにブリオーニさん(画像奥)があります。
今回は、定番のクロコスニーカーの販売(画像/棚の下段)に加え、スリッポンやミドルカットで受け賜わるパターンオーダー(画像/棚の中段)。
そして、染色前のワニ革クラストで用意したスニーカーにお好みの色で手染めを施すカラーオーダーも、no. 2979(スニーカー)とno. 3680(ドライビング)の2型でご用意しています。
また、今回は靴売り場ではありますが、Gケースの中にコバルトブルーに手染めしたクロコとカーフのボストントートとラウンドジップの長財布を展示販売しています。
先日のここの記事でもお伝えしましたが、本日8月14日は三越日本橋本店本館2階紳士雑貨のリフレッシュオープンの日でもあります。
新しくなった三越日本橋本店 本館2階紳士雑貨に、ぜひ足をお運びになってください。
2019年8月12日月曜日
クロコダイル革のラグジュアリースニーカー
2019年8月5日月曜日
ブラックソールの赤いドレススニーカー
こちらは私自身のクロコスニーカー no. 3655です。
甲部先端のキャップ部とハネ部にクロコを使い、胴部にヤギ革のイントレチャートを組合せています。
このスニーカーは甲部の「返り」で屈曲する部分が編込んだメッシュで柔らかく、この履き心地を私はとても気に入っています。
片側4穴の外ハネ部に通った靴ヒモがエラスティックで伸縮性があり、ハネ部が外側に広がるので、ヒモをほどかずにスリッポンの様に脱ぎ履きできます。
「弊社の外ハネドレスをエラスティックレースにすると快適です。」と、ここのブログで何度も書き込んでいますが、これは実際に履いていただいた方でないと分からないことだと思います。
ぜひ、多くのお客様にお試しになっていただきたいと願っています。
アッパー革をレッドに染色された外ハネのドレスタイプ。
改めてこうやって写真を撮ってみると、この靴のシェープは手前みそ的ですが、結構キレイだと思います。
ご覧になってお分かりの通り、このドレススニーカーのソールをブラックに着け換えてみました。
赤に黒で、靴単体としての色の組合せは悪くありません。
さて、どの様なファッションに合わせようかと思案中です。
ブラックスーツに合わせ、足元のレッドをワンポイントにするのも良いのではないかと思っています。
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