2020年1月27日月曜日

ゴールドのクロコスニーカー

 
 定番のクロコスニーカー no. 2979を1足ゴールドで用意しました。
 

 
 実は、このスニーカーはお客様からいただいたオーダーではなく、展示用サンプルとして自主的に作製したものです。

来月からお取引先各店で始まるダーミのオーダー会でご紹介させていただく予定です。
 

 
 ご希望のお客様がいらっしゃった場合、販売もいたします。
 

 
 ちなみにこの現物商品のサイズは40(24.5~25.0cm)です。
 


ゴールドは結構ファッションに合わせやすい色かも知れません。

上下ブラックでも良いですし、パープル&グレーとも悪くありません。



濃い茶&薄茶も。

要は、まずクロコという素材をゴールドで履きたいと思われるかどうか、そこがポイントだと思います。


 
ピカピカがお好きな方、いかがでしょうか。

2020年1月25日土曜日

ピンクのクロコスニーカー

前回のブログ記事に続き、今回も昨年末の本当に最後の最後にお納めしたパターンオーダーから1足ご案内したいと思います。
 

ピンクのクロコスニーカーです。


 
実は、こちらのお客様には同色でベルトもお作りいただきました。
 

 
このスニーカーをお選びになられたお客様は、お洒落に関し、ご自身のこだわりをお持ちの方ではないかと勝手に推察しております。
 
どの様なファッションに合わせるご予定でしょうか。
 
とても興味があります。
 
もし偶然にでも、街でお見かけすることがないかと、こころひそかに願っています。
 
 


 
少し前、と言っても数十年単位での前、日本人のビジネスマンは誰もがユニフォームのように黒いスーツに黒の革靴が当たり前でした。
 
知り合いのイタリア人やフランス人と朝一緒に地下鉄に乗った際などは、「みんな同じ恰好だなー。」などとよく話題にされたものです。
 
 

 
しかし、ここ最近はファッションがカジュアル化してくるに従い、日本人も相当お洒落な方が増えてきているように思います。
 

 
イタリア製のクロコのスニーカーをピンクで履いていただく方がいらっしゃる。
 
日本のファッションの未来も、相当明るいのではないでしょうか。

2020年1月24日金曜日

ブラックのクロコスリッポン

昨年末の最後にお納めしたパターンオーダーから1足ご案内させていただきたいと思います。


ブラックのスリッポンです。

ワニ革の良いところをあえて斜め使いにし、上品な仕上がりになっています。


 
天然がワニに与えた、一体の中でもそれぞれの部位で大小の角や丸といった形状が異なる斑の模様。
 
それを右足と左足で形がキレイに左右対称にするところが弊社のこだわりのひとつです。
 
このシンメトリーは、同サイズの2体のワニのそれぞれから左右対象となる部位を裁断することで実現しています。
 

 
甲部に比べ、踵には小さい斑が使われています。

1足に一体の中から多様な部位を使い、この商品を完成させています。
 

 
ブラックに染色されたアッパー革にブラックソールが付いて、合わせるファッションの幅が広がったかも知れません。
 

 
実は、このスリッポンは女性のお客様用です。
 
定番の在庫では小さいサイズは39までですが、パターンオーダーでは更に小さい38以下のサイズでも女性向け木型を使いお作りいたします。
 
ご夫婦おそろいで、カジュアルファッションにクロコスニーカーやスリッポンというのもオシャレではないでしょうか。

2020年1月12日日曜日

2020年1月イタリア出張 その10

1月12日日曜日、イタリア出張10日目。

今日はとうとう帰国の日となりました。


マルコにホテルに来てもらい、そのまま車でフィレンツェの空港まで送ってもらったので、およそ30分程で着いてしまいました。

もし自分達だけで移動するのであれば、まずモンテカティーニの駅に行き、そこから列車でフィレンツェに入った後、タクシーかバスで空港へ行くことになります。

うまく乗り継げても、2時間近くかかります。

現地に仲間がいると、本当に助かります。



早めに着いたので、空港カウンター前で順番を待つ列はなく、チェックインはすぐ終わり、ゲート前まで進んでゆっくりすることに。



フィレンツェの空港はあまり大きくないので、ゲートから航空機までの移動はすべてバスです。


ここからトランジットのフランクフルトへ飛び、そこから11時間ちょっとで東京に。

帰りの楽しみはやはり機内で見る映画です。




羽田に到着しました。

映画は、3本見ることができました。

1、コンフィデンスマンJP ロマンス編
長澤まさみ、東出昌大、小日向文世が出演するTVコメディーの映画版。

2、ダンスウィズミー
矢口史靖が脚本・監督を手がけたミュージカルコメディ。

3、ワイルド・スピード/スーパーコンボ
アメリカのスパイアクション映画。
ヴァネッサ・カービーがカッコ良かったです。
私はシャーリーズ・セロンやスカーレット・ヨハンソンといった強い役の女優が好きなのですが、今回彼女もしっかり記憶に残りました。

2020年1月10日金曜日

2020年1月イタリア出張 その9

1月10日金曜日、イタリア出張8日目。
 
PITTI IMAGINE UOMOの最終日です。
 
今日、ウチのスタンドには午前中に日本からのバイヤーさんがお一人お見えになられ、すべてのアポイントメントは終了となりました。
 
そして、昼前にもかかわらず、かたずけを始める出展者が出てきました。
 
我々も午後3時を目途に撤収を始める予定です。
 
あっという間に4日間が終わってしまいました。
 

2020年1月9日木曜日

2020年1月イタリア出張 その8

1月9日木曜日、イタリア出張7日目。
 
PITTI IMAGINE UOMOは3日目になりました。
 

ここはメイン会場の正面入り口前ですが、私たちは通常この手前にある階段を下りて、自社の展示スタンドに向かいます。


今日は、私どもDAMI社の出展スタンドをご案内したいと思います。



まず場所ですが、センターホールと呼ばれるメイン会場地下1階北側出入り口前の「ブース Q13」に2段テーブルを置き、その上に商品を並べています。

最初にスタンドの正面からこの写真を撮った時、たまたまウチのメンバーの一人の鼻をかんでいたのが写ってしまったため、そのかわいい顔をぼやかさなければならなくなりました。



スタンドを時計まわりに回りながら、商品を撮影していきます。



靴が載っているスタンドの向こう側に薄緑の枠が写っていますが、これはお隣のコート屋さんのブースです。



この辺からドレス靴が出てきます。



こちらが、写真を撮り始めたところからは向こう正面にあたります。



反対の側面から戻って行きます。

こちら側から見えるお隣は洋服屋さんです。



このあたりからスニーカーが戻ってきます。



ところで、お気付きかとは思いますが、2段テーブルの上段にはクロコのハイヒールが展示されています。

今回は基本的にはメンズファッションの見本市ですが、ここだけ女性向けのブランド、Marco Del Damiです。



靴のご案内はここまでです。

今回は、商品の見やすさを意識し、展示足数をいつもより控えたそうです。

日本から来られたバイヤーさん達の打合せでこの中からいくつか2020年秋冬の新作候補が選ばれました。

皆様、2020年秋冬の展開をお楽しみに。

2020年1月8日水曜日

2020年1月イタリア出張 その7

1月8日水曜日、イタリア出張6日目。
 
PITTI IMAGINE UOMOは2日目に入りました。
 
私どもの宿泊地モンテカティーニテルメからPITTIが行なわれるフィレンツェまで、車で高速を使って約40分程。
 
見本市中の4日間は、毎朝現地のスタッフにホテルまで迎えに来てもらえるので、大変助かります。
 

フィレンツェに着くとそのままPITTI会場に向かうのではなく、一度サンドナート地区の駐車場に車を停めて、そこからシャトルバスで開場に向かいます。



ここサンドナートには大学や最高裁判所などがある落ち着いたエリアです。

シャトルバスでPITTI会場まであまり込み合っていない朝は2、30分程、トラフィックの厳しい帰りは場合によっては4、50分かかる場合があります。



さて、この日は日本から2組のバイヤーさんに私どものスタンドに来ていただき、今回の展示商品を見ながら2020年秋冬向けの商品展開についてお打合せいただきました。

有難いことに、この日で今年の秋冬の方向性はおおかた定まりました。



PITTIの閉場は午後6時です。



帰り際に辺りが暗くなった会場内では、今回の派手な装飾がイルミネーションと化し、綺麗に写ります。



ここの人達は皆引き際は早く、閉場時間を過ぎると来場客を追い越すかのように、出展者も次々とゲートに向かいます。



我々もまたここからシャトルバスに乗って、車の停めてあるサンドナートの駐車場へ移動し、帰途につきます。

2020年1月7日火曜日

2020年1月イタリア出張 その6

1月7日火曜日、イタリア出張5日目。
 

世界最大のメンズファッションの見本市 PITTI IMAGINE UOMOがいよいよ始まりました。



ゲートを越えてすぐの建屋。

いつもはここの壁面一面にテーマが記されているのですが、今回はこれはいったい何でしょうか。


 
会場奥に進むと、入り口付近の展示と同じ様な色彩で装飾されています。
 


ここがメインパビリオンの正面入り口。



テーマが書かれていました。

しかし、旗を示せと言う様なことが書かれています。

今回の装飾は、旗を表しているということですね。
  
 
申し訳ないのですが、いつもながら奇抜な発想に、私などは戸惑うばかりです。

出展者は間違いなく世界の名だたる超一流ブランドばかりではありますが。

2020年1月6日月曜日

2020年1月イタリア出張 その5

1月6日月曜日、イタリア出張4日目。
 
しばらくほったらかしにしたのを気にしたのか、午前中にマルコがホテルに顔を出しに来ました。
 
一緒に少し街を歩き、パン屋さんでコーヒータイム。
 
明日からPITTI UOMOが始まるので、しばらく話をした後、その準備のためにマルコはオフィスに戻って行きました。
 

その後、どうしてもミケランジェロ広場に行きたいというわがままに付き合わされ、モンテカティーニの駅から列車に乗ってフィレンツェに行くことに。



イタリアの鉄道乗車券の券売機。


 
この先の向こうのフィレンツェまで、列車だと約50分。
 

 
フィレンツェの中央駅であるサンタマリアノベッラ駅に到着。
 

 
サルヴァトーレフェラガモ前の広場。
 
まだダーミジャパンを始めたばかりの頃、フェラガモのショーウィンドウにクロコの靴や鞄が飾られていると、トレンドはクロコだと勝手に思い込み、うれしくなったりしたものです。
 

 
アルノ川にかかるポンテベッキョ。
 

 
この橋を渡る際、パレードに遭遇しました。
 


そう言えば、今日はイタリアではエファナ(魔女)の祝日でした。



本物の鷹を持って歩いています。


 
パレードの向こう側に行きたかったのですが、その列が長くてなかなか通り抜けられませんでした。
 
 

 
この日は天気がとても良く、ミケランジェロ広場からの眺めは最高でした。
 
左側中央に見えるのが川を渡ってきたポンテベッキョ、真ん中に立つ塔はヴェッキオ宮殿、そこからやや右側オレンジ色のドームが大聖堂のドゥオーモ。
 
もう何度となく訪れた場所ですが、ここしばらくはフィレンツェに来てもこの高台までは足を運ばず、最後に来てから4、5年は経っていたでしょうか。
 

 
この後は特に他を見学したり、買い物をした訳でもなく、そのままサンタノベッラ駅へ直行し、帰途につきました。
 
 
翌日、現地の同僚から昨日の午後は何をしたと聞かれ、ホテルでゆっくりしていたと嘘をついてしまいました。
 
皆が見本市の準備で忙しくしている時に、フィレンツェで観光してたとは言えなかったからです。
 
最近は翻訳アプリの精度も高くなってきており、もしこのブログ記事をイタリア語に訳して読んでいたりしていたら、ここでお詫びしておきます。
 
Mi scusi tanto.