2024年7月27日土曜日
クロコ革の電卓カバー
今回それらの追加として、同じ色のクロコ革で、電卓カバーの製作を受け賜りました。
こちらが、閉じたところの表面。
裏面です。
電卓カバーを広げて、
そこに電卓とペンを差し込んだところ。
閉じて、横から見たところ。
2024年7月20日土曜日
Croco Loafer SA809 Green-Nubuck
クロコダイルのコインローファー Shikibu SA809。
色はグリーンですが、染色後にクロコ革を起毛させたヌバックでご用意しました。
クロコでグリーンというだけでも珍しいのですが、それがヌバックとなると更にレアです。
完成品として販売されていることはほぼなく、弊社の様な専門メーカーに依頼する特注でなければ、なかなか入手は難しいのではと思います。
特注の場合でも、事前に展示サンプルは用意しますが、それさえも後日販売しやすい色で製作しますので、黒や焦げ茶が多く、最初からグリーンという選択はなかなかありません。
このローファーで街に繰り出せば、どこのオシャレさんかと、素材がお分かりになる方にとって、憧れの的になること請け合いです。
私自身は、いつの日かクロコ革のヌバックを履くのであれば、グリーンももちろん良いのですが、赤が結構映えるのではと常日頃から狙っています。
2024年7月16日火曜日
クロコ革のノートカバー、手帳カバー、キーケース、カードケース
お客様のご依頼により、クロコの革小物を4点用意しました。
まず一つ目は、ノートカバーです。
使わない時は閉じているので、片面半分の状態。
広げると、表はこの様に真ん中から左右シンメトリーになった一枚つながりのクロコ革が分かります。
これはこの商品のためにワニ革を用意し、贅沢にその中央部を裁断したことを意味します。
残革をつなぎ合わせて作ったものとは異なります。
ノートを差し込む内側は、右に表のクロコ革と同じ革を使ったペン刺しとカード刺しがあります。
次に手帳カバー。
こちらも表側を開くと一枚つながりのクロコ革です。
手帳カバーにもペン刺しとカード刺しがあります。
3点目はファスナー付きのキーケース。
キーケース表面の片側には、カード刺しが付いています。
キーケースも広げると、一枚つながりのクロコ革。
キーケースですから、内側を開くと、右側に複数の、左側には一つだけキーが取り付けられるようになっています。
この左側には車のスターターキーが付くそうです。
そして、最後がカードケース。
見えてはいませんが、この上部が開く袋状に縫製されており、カードを複数枚まとめて入れ込めるようになっています。
ここには名刺を差し込んでおくとうかがっています。
定型の名刺入れではないところから名刺が出てくると、ちょっと面白いかも知れません。
このカードケースの片面にもカード刺しが付いています。
これらの革小物はすべてネイビーの同じクロコ革が充てられています。
個人で普段持ち歩く小物関係に同じクロコ革が使われていると、一目で特注ということが分かり、こだわりのオシャレを感じます。
2024年7月6日土曜日
魅惑のコーンチャーハン
今日、スーパーの総菜売り場で「コーンチャーハン」を見つけました。
スーパーのお弁当なので、期待を高く持ちすぎると後でがっかりする可能性もあります。
しかし、今回はその見た目に心惹かれ、思わず手に取ってしまいました。
お弁当の器には、チャーハンが盛られ、その上にたっぷりとコーンが敷き詰められています。
スプーンやフォークで多めにすくって、そのまま口に運ぶことを想像すると、とても魅力的な一品に感じたのです。
なぜかと言うと、コーンは普段、前菜やサラダに混ぜ合わせることが多く、コーンだけで食べることはあまりありません。
さらに、お皿に残ったコーンの粒々は、お箸やフォークで一つ一つ拾って食べることもあると思います。
コーンが好きな人でも、コーンだけを食べる機会は少ないと思います。
もちろん、生のコーンをそのまま煮たりレンジで加熱して丸かじりすることもありますが、かじるわずらわしさの割に、一口はその表面を歯で削ぎ取った分量です。
しかし、このコーンチャーハンの場合、表面のコーンだけをすくうことができ、さらに炒めたチャーハンと一緒に好きな分だけ頬張ることができます。
コーンとチャーハンの相性の良さを楽しむことができます。
良いんじゃないかと思いました。
2024年7月1日月曜日
クロコ革の3WAYビジネスバッグ
私どもダーミジャパンは、クロコダイルを使ったオーダーバッグのメーカーです。
既製品はなく、お客様のご要望に応じ、デザイン画の作成から製図、部材の調達、最終製品の製作まで、すべてのプロセスを一つのバッグのためにご用意していきます。
出来上がったものは、ご注文いただいたお客様の世界に一つだけのバッグとなります。
さて、今回受け賜わったバッグを、私どもは「クロコ革の3WAYビジネスバッグ」と命名しました。
2枚のクロコダイル革を使い、バッグの胴部両面ともに斑の模様が左右シンメトリーの一番きれいな中央部分を充てています。
サイド部の片側には、バッグをつかんで引っ張れる様にハンドルを取り付けています。
底部には黒い底鋲が6つ。
バッグを上部から見るとファスナーが2列並び、ダブルファスナーのバッグの様に見えますが、実は片方はショルダーストラップの収納口です。
ブリーフケースにショルダーストラップを取り付けて、ショルダーバッグとして使う場合、
ストラップを毎回取り出して、取り付け取り外したりしなくても、天面ファスナーの片方を開け、専用スペースに納めることができます。
さて、今回受け賜わったバッグを、私どもは「クロコ革の3WAYビジネスバッグ」と命名しました。
2枚のクロコダイル革を使い、バッグの胴部両面ともに斑の模様が左右シンメトリーの一番きれいな中央部分を充てています。
サイド部の片側には、バッグをつかんで引っ張れる様にハンドルを取り付けています。
底部には黒い底鋲が6つ。
バッグを上部から見るとファスナーが2列並び、ダブルファスナーのバッグの様に見えますが、実は片方はショルダーストラップの収納口です。
ブリーフケースにショルダーストラップを取り付けて、ショルダーバッグとして使う場合、
ストラップを毎回取り出して、取り付け取り外したりしなくても、天面ファスナーの片方を開け、専用スペースに納めることができます。
ストラップをファスナーの下の収納部に入れてしまうとこの画像の様な感じです。
ストラップ付きのバッグの場合、金具を両サイドのフックに取り付けますが、取り外した時には、通常は折りたたんでバッグの中にしまわなければなりません。
場合によっては、なかなか取り出し難かったり、いつの間にか失くしてしまうことがあるかも知れません。
このバッグもストラップは取り外してしまうことはできますが、取り付けたままで天面ファスナーの下の専用収納スペースに入れ、必要な時にすぐ取り出すことができるのです。
そして、片面の胴部上段にサイドポケットの様なファスナーが付いていますが、実はここはポケットではありません。
まず、ファスナーを右から左へ開くと、その右側から縦にも大きく開くようになっています。
そしてそして、カブセの様になった扉を開くと、その中にはリックサック用の肩に掛けるハーネスが収納されているのです。
2本のハーネスを取り出してしまい、ファスナーを閉じると、このバッグはリュックサックに変身します。
横向きのバッグを縦にすると、この様になります。
縦にしたリックサックを表側から見ると、こうなります。
リックサックにするために、取り出したハーネスの先端を金具に引っ掛けます。
ちょっとしたことですが、普段リックサックとして使わない時は、取り付け元の金具はこの様に小さなポケット内に納められます。
リュックサックのハーネスを収納するその反対側の胴部にもファスナーが付いており、開くとこちら側はサイドポケットになっています。
その内側には、真ん中で仕切られたインナーポケットがあります。
天面のファスナーを開けると、この様に大きく広がり、ビジネスバッグとして中に多くのものを納められることがお分かりいただけると思います。
クロコ革を使った、ブリーフケース、ショルダーバッグ、リックサックの3WAY。
良い感じに出来上がったと思います。
こんなバッグが欲しいとご注文いただいたお客様、それを設計したデザイナー、そして製作に大変ご苦労されたであろう職人さん、すべたの方々に感謝申し上げたいと思います。
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