説明の必要さえないとは思いますが、「ドラゴンボール」という漫画があり、その中に「仙豆」という一粒食べると瞬時に負傷や疲労が回復する豆が出てきます。
漫画の中では、戦いの中で負った傷や骨折の治療に効果を発揮します。
そんな魔法の様な豆が本当にあれば、ぜひ試したいと思ったりしたものです。
さて、仙豆は無理でも、仙豆の様な食べ物が実際にないか考えてみたところ、私にとっての思い当たるものが一つありました。
それはブロッコリーです。
仙豆の様に食べてすぐに効果がある訳ではありません。
しかし、口の中に傷ができたり、口内炎になった際、食事にブロッコリーを出してもらうと、なぜか翌日、遅くとも翌々日にはほとんど治っているのです。
外傷に効くのかどうか分かりませんが、体の内側の粘膜質には結構な治癒力がある様に感じました。
ネットで少しブロッコリーについて調べたところ、次の様に出てきました。
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ビタミンB、ビタミンC、β-カロテン、ビタミンKや鉄分を豊富に含む。
β-カロテンは体内でビタミンAに変化し、鉄分の吸収を助け、粘膜を健康に保つ作用があり、抗酸化作用を発揮してがんや動脈硬化予防に役立つとされる。
ビタミンCは特に豊富で、茹でることで減少しても、生レモンやイチゴより含有量が多い。
鉄分と葉酸(ビタミンB群の一種)は、貧血の予防に役立つ。
ビタミンKは、カルシウムの吸収を助ける働きがある。また、野菜からなかなか摂りにくいビタミンEも含んでいる。
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また、別のサイトの説明では次の様にも。
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鼻やのどなどの粘膜を健康に保つ助けとなるβ-カロテンや、免疫機能を整え、肌を健康的に保つうえで有効に作用するビタミンCが豊富に含まれている。
貧血予防に効果のある鉄のほか、DNAの合成に関わる葉酸も含んでいる。
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総括として、「ビタミンや食物繊維などの栄養価をバランス良く豊富に含むことから、まさに最強の野菜と呼ぶにふさわしい食材」と結ばれていました。
毎日とは言いませんが、週に複数回は食卓に並んでも良いのではないかと思いました。
調理方法は簡単で、一口大に切ったブロッコリーを皿の上に並べ、ラップしてレンジでチンで出来上がり。
その上に、そのまま塩やマヨネーズなどの調味料をかけていただきます。
茹でると水に栄養素が流れ出してしまうので、レンジの方が良いようです。
ブロッコリーは先端の丸くなった花蕾(からい)と呼ばれる蕾(つぼみ)の部分だけではなく、茎にも栄養があるので、食べやすく切って一緒に調理するのがお勧めです。
昨日は、チンしたブロッコリーにダシの効いた薄めのめんつゆをかけ、その上にかつお節を載せていただきました。