2023年4月30日日曜日

Croco Slip-on no. 3625 Scrub


画像はクロコ革のスリッポン、DAMI no. 3625 スクラブです。



以前にもここのサイトで言及しましたが、なぜこの色がスクラブと呼ばれるのか、未だよく分かりません。

ブラウン寄りの薄いベージュ。

英語の意味的には「ごしごしこすって洗う」という動詞で、また「半袖でVネックの医療用白衣」もスクラブと呼ばれます。



クロコスリッポンはこれまでパターンオーダーのメニューの一つとして、ご注文後3ヵ月かけてお作りしていましたが、現在no. 3625スクラブに関してはサイズ39から43までは伊勢丹新宿店に在庫のご用意がございます。

同色をサンプルとして展示していたせいもあるのでしょうか、これまでのパターンオーダーではスクラブは多くのご注文をいただいた色です。



ヒモ靴とは違い、足をスポっと入れるだけで履けるので、言葉を選ばずに言えば、面倒くさがり屋さんにはウケの良いカジュアルシューズです。

甲部が長く、履き口に厚めのクッションが効いていて、足が包み込まれる様なフィット感があり、革が柔らかく履き心地が良いとのご評価をいただいています。



クロコ革という素材をカジュアルに取り込んで、大人のオシャレにお役立ていただければと思っております。

2023年4月28日金曜日

Croco Slip-on no. 3625 Volcanic Rock


クロコ革のスリッポン、DAMI no. 3625 ヴォルカニックロック。

ヴォルカニックロックは火山岩です。



皆様ご存じの通り、クロコダイルの革は部位によって斑の形が丸かったり角だったり、またそれが大きかったり小さかったりします。

ですので、靴にするために裁断された革のパーツは、それぞれ異なる形状とサイズの斑を持つことになります。



このスリッポンに限らず、弊社は専業メーカーのこだわりとして、どの靴も右足と左足の斑の形が必ず左右対称になるように作られています。

通常、一枚のクロコ革から2枚の左右対象となる部位を抜くのは難しいので、弊社では同サイズの2体のクロコ革から対象になる部位を別々に裁断しています。



特にこのスリッポンは、甲部に大きく一枚つながりのクロコ革を使用していますので、その左右対称が迫力の一足になっています。



上から見ると、形状的に甲部が長いのがお分かりいただけると思います。

一度足を入れると抜けにくく、更に履き口に厚めのクッション材を入れていますので、ヒモ靴並みのフィット感をお持ちいただけます。



クロコスリッポン no. 3625は、これまでオーダーで受け賜わる受注生産を主としてきました。

しかし、このヴォルカニックロックと他にもう1色のスクラブに関しましては、伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階で、この4月から当日お持ち帰りいただける様に在庫でご用意しています。



皆様のご来店を心からお待ちしております。

2023年4月19日水曜日

パターンオーダーで受け賜わりました2023 no. 7 White


上段画像は、クロコスニーカー DAMI no. 3357ホワイトです。


no. 3357はクロコスニーカーですが、アッパーがクロコ革とヤギ革のコンビになっています。


一時期 no. 3357は季節限定で定番に加え、その後しばらくしてブラックとサファイアで復刻版を展開させていただきました。



今回ホワイトでご用意させていただきましたが、通常のパターンオーダー6型の中に no. 3357は組み込まれていません。

ご希望のお客様がいらっしゃった場合、特別オーダーで受け賜わっています。



せっかくクロコスニーカーを履くのであれば、弊社の定番 no. 2979の様にアッパーはすべてクロコ革でなければ意味がないとおっしゃるお客様はいらっしゃいます。



他方で、この no. 3357の様に他素材と組合せたクロコ革の一部使いがカッコ良いと言われ、クロコスニーカーは no. 3357しかお履きにならないという方もいらっしゃいます。



製作に使用する木形は定番スニーカーの no. 2979と同じですが、no. 3357は胴部にヤギ革を細長く差しメッシュにしたイントレチャートと、甲部、ハネ部、ベロ部、踵部にクロコ革を使用しています。

これまで定番としてご用意したことはありませんでしたが、no. 3357のホワイトはアリだったかも知れません。


尚、現在伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階で、クロコスニーカー〈ダーミ〉と、クロコドレス靴〈シキブ〉のオーダー会(4/12-5/2)を開催中です。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2023年4月18日火曜日

Croco Middle-cut no. 3318 Scrub



クロコのミドルカット、DAMI no. 3318 スクラブです。


イタリア製ダーミのクロコスニーカーは、ただでさえクロコ革を贅沢に使ったレアな存在ですが、


それがさらにミドルカットともなると、他ではあまり見かけないのではと思うのです。


スクラブ (Scrub)という色でこのミドルカットを表現すると、少し野性味を持つ様に感じます。



ダーミから提供されるクロコのミドルカットは2型あり、どちらもパターンオーダーで受け賜わっています。

こちらのミドルカットの特徴は、履き口に分厚く足首周りを保護するようにキルティング加工されたヤギ革部があるところです。



人気の高いミドルカットのクロコスニーカー。

カッコ良く決めていただきたいと思います。


尚、現在伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階で行なわれているクロコスニーカー〈ダーミ〉と、クロコドレス靴〈シキブ〉のオーダー会(4/12-5/2)で、クロコミドルカット no. 3318のご注文を受け賜わっています。

皆様のご来店をお待ちしております。

2023年4月12日水曜日

〈ダーミ〉/〈シキブ〉クロコシューズ オーダー会 伊勢丹新宿店 その3


本日(4/12)から、伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階にて、クロコスニーカー〈ダーミ〉と、クロコドレス靴〈シキブ〉のオーダー会が始まりました。



今回のオーダー会では、クロコスリッポンにフォーカスを当てています。

紳士靴ハイエンドコーナーのガラスケース内にはクロコスリッポン no. 3625のヴォルカニックロックとスクラブが展示されています。



クロコスリッポンはこれまでパターンオーダーからのご案内でしたが、この2色は今回から定番としてサイズ39から43まで在庫内に保有していますので、即時お持ち帰りが可能です。



エスカレータ前の棚にもカラーサンプルが展示されています。


右から、クロコスリッポン no. 3625サファイアブルー、パームグリーン、イエローに、クロコスニーカー no. 2979が続きます。



ハイエンドコーナー内のメインの展示には、上段にクロコドレス靴が展示されています。

左から、ホールカットSA808レッド、外ハネSA810ブラウン、ローファー SA809ブルーと、その右にSA808とSA809ヌバックのブラック

2段目には、クロコスリッポンとクロコスニーカー、3段目はパターンオーダーサンプルと、細身で軽量型のno. 1807ブラックとライトグレーが。

最下段にはカラーオーダーサンプルと、機能的なクロコスニーカー no. 3687ブラックとシルバーが並びます。


伊勢丹 メンズ館地下1階紳士靴にて、皆様のご来店をお待ちしております。

2023年4月10日月曜日

〈ダーミ〉/〈シキブ〉クロコシューズ オーダー会 伊勢丹新宿店 その2

4月12日(水)から5月2日(火)まで、伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 紳士靴にてクロコスニーカー〈ダーミ〉と、クロコドレス靴〈シキブ〉のオーダー会が行なわれます。


このイベントが、伊勢丹メンズの公式メディア ISETAN MEN'S netで紹介されています。


オーダー会でご案内する商品情報が盛り込まれていますので、ぜひ一度ご覧になってください。


オーダー会では定番商品に加え、これまで同様にパターンオーダーカラーオーダーをご用意しておりますが、今回の一押しはクロコスリッポンです。


オーダー会期間中は、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

2023年4月8日土曜日

ヴォルカロックとスクラブのクロコスリッポン



今季〈ダーミ〉から、クロコスリッポン no. 3625を定番として在庫内にご用意することになりました。

元々 no. 3625は、パターンオーダーの中に含まれた1型でしたので、ご希望されたお客様へのご提供は可能でしたが、ご注文後の生産でしたので、お届けまでに3ヵ月お待ちいただいていました。

今回定番に加えることで、サイズと色がお好みに合えば、当日お持ち帰りいただける様になります。



さて、そのスリッポンを定番でご用意した色は、ヴォルカニックロック(volcanic rock)とスクラブ(scrub)の2色です。



ヴォルカニックロックはブラックに似た、その言葉通り火山岩の色です。

当初、ブラックも候補に上がったのですが、最終検討会で二択となったブラックとヴォルカニックロックで多数決を取ることになり、結果、ヴォルカニックロックが選ばれました。

言葉が少し長いので、ご注文の際は「ヴォルカロック」と省略していただいたも結構です。



クロコ革でスリッポンを履く場合、ソリッドな黒よりは少し抜け感のある色目の方がクロコの斑の模様がより際立つということが理由でした。


一方スクラブの方は、ほんの少しだけ赤みを帯びたベージュとホワイトの中間の様なお洒落な大人色です。


スクラブは、昨年いただいたno. 3625スリッポンのパターンオーダー中、最も選ばれた色でした。


もちろん no. 3625スリッポンは、今後もパターンオーダーで継続しますので、24色からお選びいただくことも可能です。

尚、ヴォルカニックロックとスクラブの2色は、4月12日(水)から伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階で行なわれるクロコシューズ オーダー会でお披露目され、そこから販売開始となります。

皆様のご来店を心よりお待ちしております。

ご興味いただいたお客様は、ぜひお早めに。

2023年4月6日木曜日

〈ダーミ〉/〈シキブ〉クロコシューズ オーダー会 伊勢丹新宿店 その1



4月12日(水)~5月2日(火) 伊勢丹新宿店 メンズ館地下1階 紳士靴

クロコスニーカー〈ダーミ〉と、クロコドレス靴〈シキブ〉のオーダー会を開催いたします。



上質なヘンロン社製ワニ革を使用し、熟練職人が手掛けるシューズブランド<ダーミ>によるイタリア製スニーカーのパターンオーダー会。

今回から履き心地の良いクロコスリッポンを定番ラインナップに加えます。

〈シキブ〉からはワニ革をヌバックに加工したドレス靴もご用意します。

ダーミ/パターンオーダー
素材  : ワニ革1種類 24色
デザイン: 6型(ローカット4型、ミドルカット2型)
価格  : 187,000円から
お渡し : 約3ヵ月