私どもダーミジャパンはイタリア製のワニ革を使った靴のメーカーですが、実はバッグもお作りしています。
バッグも靴同様に主にはワニ革を使い、お客様のお好みのものをフルオーダーでお作りします。
まず、お客様のご要望をお伺いし、デザイン画を描きます。
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その後、仮材を使った仮縫いモデルを作製し、形、サイズ、使い勝手を確認していただき、お客様のご了解をいただいて、本革の裁断に入ります。
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例えば、「こんな形のものが欲しくて探しているけど、見つからない」、「このブランドのバッグがもう少し大きければ(または小さければ)良かったのに」とか。
また、「以前こんなバッグを持っていたのだけど、もう売っていない」というようなことがありましたら、お役に立てるのではないかと思います。
トートバッグ、ブリーフケース、スリングバッグ、クラッチバッグなど、基本的にどの様なご希望にもお応えしています。
弊社のデザイナーが製図したものを、職人さんがそれは作れないと言われない限り、その限界はありません。
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さて、今回ご案内したい商品はバッグではなく、小銭入れです。
バッグをお作りになられたお客様が残りの革で小銭入れを作って欲しいというご要望にお応えしたものです。
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お食事やショッピングのお会計の際、特別な色で作ったワニ革バッグから、同素材同色の財布や小銭入れが出て来ると、ちょっとお洒落かも知れません。
お客様の中には財布小銭入れにとどまらず、名刺入れ、パスケース、キーホルダーとバッグの中の小物はすべて同じ革で作りたいとおっしゃる方もいらっしゃいます。
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この小銭入れは、こんなに使いやすいものは今までなかったと言われるほど、お客様の思い入れが入ったデザインのものでした。
これまで使っていたものが古くなり使えなくなった時、なんで二つ買っておかなかったんだろうと悔やんだほどだったそうです。
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仮縫いモデルが出来上がった時、そのお客様の気持ちが少し分かったような気がしました。
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一例としてご案内しますが、これは私が以前使っていた小銭入れです。
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開くと、こんな感じで小銭が入っています。
小銭が寝て置かれているので、重なった下のコインは上からは見えません。
また、この中から一枚だけ取り出す場合、フラットな面に寝ているコインを掴むのに少し苦労します。
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こちらは今回のお客様の小銭入れのファスナーを開いたところです。
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まず、コインが立って並んでいるので、見付けやすく掴みやすいところが一つ。
そして、中が三つの小部屋に分かれているので、百円玉、、五十円玉、十円玉など種類によって分けて納められるので、取り出しやすさでは、上段の小銭入れの比ではありません。
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片面の表側にカードが一枚入るポケットが付いています。
次回の私自身の小銭入れも、このデザインで作りたいと思っています。
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