どうやら私は就寝時に歯ぎしりをしている様なのです。
「様なのです」と表現したのは、就寝時なので自分では本当にそうか分からないから。
ただし、朝起きて奥歯の表面を舌で触るとザラザラになっていたり、複数の歯科医からの指摘もあり、歯ぎしりをしているのだろうと認識を持ちました。
20歳代まではまったくその兆候はなく、この状況は30歳代以降に発生した生活環境の変化によるものではないかと私は考えています。
歯ぎしりは、無意識のうちにストレスや身体の緊張を解消しようとする「脳の防衛反応」だそうです。
私はこの数年、医師から歯の付け根付近の歯茎に小さな膨らみを指摘される様になりました。
私は前からあったものだと思っていたのですが、これらは歯ぎしりにより、歯根の変形から出て来たもので、将来の歯の治療に影響してくるでしょうと言われています。
歯ぎしりは、歯がすり減って破損し、歯を失う原因になるだけでなく、顎関節症、肩こり、頭痛、エラ張りや顔のゆがみ、むくみ、たるみなどへ発展する可能性もあるそうです。
久しぶりに会った友人の顔がえらく変わっていたと感じる時があると、こう言う事が原因だったりするのではないかなどと思い当たったりしました。
若い頃はカッコ良いと言われていた人でも、年齢が進むにつれ、それが保てなくなることがあるでしょう。
身にまとうものを選択すること以前に、加齢で容姿がおかしな方向に進まない様、最低限の自身のメンテナンスを怠らないことも、一つの重要なオシャレかも知れません。
さて、調査したところでは、ストレス緩和や生活習慣の改善もありますが、歯ぎしりの第一の対処法は、就寝時に歯にナイトガードと呼ばれるマウスピースを装着することでした。
物事を簡単に済ませたい私は、最初は通販で紹介されている汎用品のマウスピースを購入してみました。
それでも2千円程はするのですが、決して自分の顎のサイズに合う訳ではなく、3から4か所のポイント固定のため、朝起きると外れていたりで、よけいストレスになりそうでした。
一週間とちょっとを要し、約3,000円ほどで出来上がったのがこちらです。
他で聞いたところによると、マウスピースにはハード型とソフト型があり、それぞれのメリットとデメリットを説明され、一般的には自分で選択するそうです。
しかし、私の行った歯科ではその選択はなく、最初からソフト型が作られて来ました。
そうは言っても、自分の歯型を元に製作されているだけに、私の歯を包んでピッタリとはまりました。
このマウスピースは、下ではなく、この様な向きで上の歯に装着します。
ただし、ソフト型だからでしょうか、取付けて、上下の歯を噛みしめると、ゴムを噛んだ時の様なグニャリとした感触が、私にとってあまり好ましいものではありませんでした。
しかし、汎用品を付けた時の様に、朝起きたら外れていたという事は、ここ数週間経って一度もありません。
同じものを使っているという歯科衛生士にこのマウスピースの寿命を尋ねると、穴が空くまでに最低3から4ヵ月くらい、使い方によっては1、2年はもつとの返答でした。
時間と費用を掛けた割には、あまり長持ちしないのかという印象です。

マウスピースはこういうケースに入れられて提供され、使わない時は乾燥させるため、ウチの洗面所にこの状態で置かれています。
歯科衛生士には、朝外したら水洗いだけで良いと言われました。
しかし、一晩中口の中で雑菌まみれになったものを、水洗いだけで常温に置いておいて良いのか少し不思議でした。
本当なら、専用の洗浄剤で毎使用後洗った方が良いのではと思いました。
PETボトル飲料を直接口を付けて飲み、それを常温で放置すると、ボトル内に混入した口腔内細菌が増殖し、その残った飲料を飲むと腹痛や下痢の原因になったりします。
口の中に入れたマウスピースを水洗いしただけで常温放置すると、もっとひどいことになるんじゃないかと心配になりました。
口腔内細菌の種類は約300から700種類、唾液1mLあたりに約1億個前後の細菌があり、口全体では数千億から1兆個に達することもあるそうです。
若い頃はあまり考えていませんでしたが、たとえ相手が好きな人であったとしても、ベロチュウなどすると大変なことになっていたのではないでしょうか。
また、細菌を抑える抗菌作用のある唾液は睡眠中に減少するため、起床直後の口の中には特に菌が多いのです。
もし今、マウスピースをご検討の方がいらっしゃれば、ここは注意するポイントかも知れません。




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