2020年3月11日水曜日

ネットの切断

この2年くらい前からでしょうか、インターネットが時々切断されるということに悩まされていました。
 
理由もなく、いきなりWIFIの接続が切れるのです。
 
一度切れてしまうと、つながったり、切れたりが頻発しました。
 
ひどい時には数分おきに繰り返されるのです。
 
機嫌がいい時は数日間つながったままで何も起こらず、そんなことがあることさえ忘れてしまうのですが、一度切れ始めると、どうにも手の施しようがない状態でした。
 
プロバイダーに何度も電話し、これまでにルーターの交換は5回を超えていると思います。
 
中継局の調整作業も行なってもらいました。
 
切れる時には、ルーターから「バチッ、バチッ」という音が何度も聞こえ、そのたびに「またか」とフラストレーションを溜めていました。
 
火が出て火事にでもなったらどうしようかと、本気で心配もしました。
 
そして、妙なことに、ルーターを載せている台をほんの少しさわっただけでも、切断と接続を繰り返し始めることがあったのです。
 
超常現象じゃあるまいし、ルーターが微弱な振動で反応するなんて、聞いたことがありません。
 
そのことをプロバイダーに報告すると、彼らはまたルーターを交換しますというのですが、それが解決策になっていないように感じて仕方がなかったのです。
 

ひとつ気付いたことがありました。
 
ネットが切れた時、電話も使えていなかったのです。
 
もう何年も電話は携帯からかけており、固定電話はほぼ使っていなかったことが、気付くのに遅れた要因でした。
 
もちろんこれまで電話の接続を確認したこともあったのですが、ついたり切れたりするので、確認した時にたまたま切断されていなかったということだったのでしょう。
 

今日、ネットが完全に使えなくなると、電話もつながっていませんでした。
 
そうなると、問題はプロバイダーやルーターではなく、NTT回線ということになり、NTT東日本の設備部門に電話をかけ、サービスマンに来てもらうことになりました。
 
持ち込まれた機材でいくつかのテストを行った後、電話回線の差込口を開き、銅線を見てみると、緑色に変色していました。
 
原因は、壁に取り付けられた差込口から内側へ延びた銅線の腐食で、それにより接続が不安定な状態になり、切断と接続を繰り返していたのです。
 
ルーターを載せた台を動かした際にネットが切れたのは、差込口につながったケーブルが少しでも動くと、壁の内側の腐食により小さくなった銅線の接点が振動でずれたためだった様です。
 
長く悩まされていた問題が解決し、何だかホッとしました。
 

プロバイダーの電話オペレータさんには、この場からお詫びいたします。
 
何度も文句を言ってしまい、申し訳ありませんでした。
 
問題はあなた方の責任ではありませんでした。
 

尚、修理が完了し、NTT東日本のサービスマンから故障修理内容内訳書をいただいたところ、今回の請求が出張作業費を含め、9,900円+税と記述されていました。
 
そのまま、建物の管理会社へご請求いただくことになりました。
 

もし皆様のネット環境が切れたりつながったりを繰り返すようになったら、壁にある差込口内側の銅線の腐食を疑ってみてください。
 

2020年3月10日火曜日

クロコドレススニーカー no. 3661 ブラウン


クロコスニーカー DAMI(ダーミ) no. 3661ブラウン。

no. 3604に続き、こちらもドレスタイプのスニーカーです。



色はファッションに合わせやすく、ブラウンになっています。

また、この no. 3661ブラウンはダーミのヴィンテージ系クロコスニーカーではめずらしく、ブラックソールでご用意しています。



ドレスタイプとしては、内ハネ式のストレートチップです。



内ハネでシルエットがシャープに見える分、よりドレス靴に近づいた感はありますが、オンオフ兼用のスニーカーとして、お履きいただく場面は結構多いのではないかと思います。



高級素材で遊ぶ大人のオシャレを、ぜひお楽しみください。

2020年3月9日月曜日

ビールと発泡酒

私はビールが大好きです。
 
ワインや日本酒、場合によってはウィスキーやコニャックを飲むこともありますが、基本はビールです。
 
居酒屋さんなどでは、まずはビールから始まって、他の人達が違うものを飲み始めても、ビールを私は最後まで飲み続けます。
 

家飲みの場合は大変で、冷蔵庫にビールがあればある分だけ全部飲んでしまいます。
 
500ml缶が6本つながったシックスパックを買ってきても、1人で全部飲んでしまい、それでも足りないと大騒ぎしたりします。
 
ビールの缶をプシュと空けてグラスに注ぎ、一口目は至福のひと時です。
 
しかし、グラスに中身を注ぐたびに、缶が少しづつ軽くなっていくと、それに反比例してさみしい気持ちが膨らんでいきます。
 

少し前からですが、どうせバカみたいに飲んで酔っ払うんだったらビールじゃなくてもいいかと思い、発泡酒も飲むようになりました。
 
最近は発泡酒にもいろいろと種類が出てきて、出始めの頃に比べると味もだいぶんビールっぽくなってきたものも増えています。
 
いくつか試し、気に入った銘柄を複数種類購入し、1缶ごとに違う味を楽しみながら飲むというのも悪くありません。
 
そうする内に、飲み比べができるようになり、これは本麒麟、これはクリアアサヒ、これは金麦などと、口に含んで銘柄が分かる様になりました。
 

そこで、ビールと発泡酒の違いを調べてみることにしました。
 
麦芽の重量が原料の50%以上で、更に麦、米、とうもろこし等の規定された副原料の重量の合計が麦芽の重量の5%未満のものがビールです。
 
そして、この定義から外れてしまったものが「発泡酒」となるそうです。
 
輸入ビールなどで例え麦芽の重量が原料の50%以上だとしても、規定された副原料以外を使用したものは発泡酒となります。
 
しかし、これらの発泡酒でも、麦芽の重量が原料の50%以上であれば、酒税はビールと変わらないので、決して安いと言う訳ではありません。
 
ビールに比べて安くなる発泡酒は、麦芽の重量が原料の50%以下で酒税が安くなるものです。
 
麦芽の重量が原料の50%以下の発泡酒は、副原料には規定がありません。
 
ですから、発泡酒メーカーは多種多様な副原料を使用し、可能な限りビールの味に似せようと頑張っている訳です。
 

さて、ビールや発泡酒ばかり飲んでいた私ですが、なんと、ここのところと言うか、ちょっと前あたりからビールや発泡酒が飲めなくなってきたのです。
 
一杯目は通常と変わらないのですが、2杯目から味覚がだんだん変わってしまい、おいしさを感じなくなるのです。
 
この表現は難しいのですが、おいしいはずのビールが口の中で何とも言えない苦酸っぱさに変わり、それがもうこれ以上飲みたくないという気分にさせます。
 
以前のように、ずっとおいしいビールを飲み続けることができないかと、ネットでいろいろと調べてみました。
 
結果として、大まかには加齢によって肝臓の機能が落ち、アルコールを分解するスピードが遅くなるということが要因として考えられるようでした。
 
こんなことを言われても、改善の方法を探しようがありません。
 

ひねくれ者の私は、自身の加齢による機能低下などと認めたくないので、他に原因を求めたりします。
 
ひょっとして、ビールはいいけど発泡酒が悪いのではなどと。
 

発泡酒メーカーは前述のように、ビールで決められた以外の原料でできるだけビールに近い味を出そうといろいろと苦労されています。
 
その際に含まれるビールに使用しない、しかしビールの味に近づける副原料の中の何かが私の体に合わないのかも知れないなどと、自己弁護のようなことを思い付くしかありませんでした。
 

それでも解決策は見当たらず、仕方がないので、ここしばらくはビールも発泡酒も止めることに決めました。
 
寒い時期でもあるので、食前に軽く焼酎のお湯割りを飲むようにし、私の肝臓がビールも発泡酒も忘れ去ってしまった頃に、またビールに戻ってみようかと思うのです。
 
復活は、夏の暑い日にギンギンに冷えたヤツで行こうと考えています。
 

2020年3月8日日曜日

クロコドレススニーカー no. 3604 ブライトンブルー

  
こちらはクロコドレススニーカー DAMI(ダーミ) no. 3604ブライトンブルーです。

これまでご紹介したクロコスニーカー no. 2979と同じ木型とソールを使い、ドレス靴の形でスニーカーを作りました。


 
このブライトンブルーという色ですが、濃く明るめという均等のとれたブルーです。

このスニーカーも no. 2979と同様にヴィンテージ系ですので、新品でありながら履き古した様な外観を持ち、革が柔らかく、履き心地が良くなっています。
 

 
ドレスタイプとしてのスタイルは、外ハネ式のストレートチップです。

カジュアルにもお洒落にきまりますが、ジャケットを羽織ったビジネススタイルにも合わせやすいと思います。
 

 
「アッパーに皮革や合成繊維または布を使用し、ゴム底で製造された靴」ということで、この靴はスニーカーの定義にはおさまります。


 
 しかし、ワニ革を使用し、ドレスの革靴と同じ裁断ということで、進化系スニーカーという位置付けにあると思います。
 

 
更に今シーズンから、靴ヒモを伸縮性のあるエラスティックレースにしました。

各取扱い店の在庫分も順次付け替えていく予定です。
 


そうすることで、ハネ部が靴ヒモを結んだまま広がりますので、スリッポンのようにスルッと脱ぎ履きができるのです。

これは、外ハネタイプでハネ部が広がりやすく、片側4穴のためにその広がりが均等に保てるということで、この no. 3604で実現しました。

お洒落な靴を履きたいけど、脱ぎ履きの際、腰をかがめてヒモを結んだりほどいたりするのが面倒という方には、お勧めの一足です。

2020年3月5日木曜日

クロコスニーカー no. 2979 ホワイト


クロコスニーカー DAMI(ダーミ) no. 2979定番3色の内、最後にご紹介するのはホワイトです。



no. 2979の販売当初は現在とは違うホワイト、ブラック、ブラウンという3色でのご提供でしたが、このホワイトに関してだけは最初から不動の定番色です。



白黒茶という分かりやすい色からの選択だったからかも知れませんが、当時はホワイトが一番の売れ筋でした。

スニーカーという大きな視点から見れば、ホワイトは選びやすい色でしょう。



クロコスニーカー no. 2979はヴィンテージ系という特徴をうたっていますので、どの色でも新品でありながら少し履き古した様な外観を持ちます。

そして、そのヴィンテージの風合いが一番色濃く出ているのは、やはりホワイトです。



お客様の中には白いソールが汚れるのは嫌だと言われ、一度汚れると次に履く時までにキレイに磨くという方もいらっしゃいます。

しかし、このno. 2979に関しては、少しの間履いていただいた後の汚れてヴィンテージの風合いがより増してきたくらいがいい感じだと、私は思っています。



ちなみに、日本以外の国で売られている no. 2979はソールもアッパー革も汚して、更にワザとガリガリに傷つけた状態を新品として販売しています。

ソールが白くキレイなのは、日本国内向けだけなのです。

2020年3月3日火曜日

クロコスニーカー no. 2979 ダークグレー


前回のレッドに引続き、こちらはクロコスニーカー DAMI(ダーミ) no. 2979ダークグレーです。



このダークグレーは遠目にはほぼブラックに見えるのですが、近寄って初めてグレーの濃い色だと分かる、イタリア製ならではのちょっとお洒落なグレーです。



派手過ぎず、しかし少し遊び心も欲しいという方に、このダークグレーはよくお好みいただいているようです。



元々その歴史はスポーツ系から始まっていることもあり、スニーカーといえば明るめの色が多い中、この様な濃い色は大人のカジュアルファッション向けと言えるでしょう。



更にクロコ素材を使ったということでは、子供には似合わない差別化されたお洒落をお楽しみいただけると思います。



自分から申告せず、会合の場で履いているのを気付いてもらい、「クロコですか?」などと尋ねてもらったりすると、ちょっとうれしくなったりします。

2020年3月1日日曜日

クロコスニーカー no. 2979 レッド


こちらは、クロコスニーカー DAMI(ダーミ) no. 2979です。



この色はフレームレッドと呼ばれ、僅差ではありますが、他の定番色であるホワイトやダークグレーと比べると国内の販売数量は一番です。

ただの真っ赤とは違い、この炎のレッドはイタリア人が用意する奥深さを秘めた赤になっています。



最近は年齢が高めのお洒落な中高年男性が増えてきて、ファッションに赤や他の暖色系をよく取り入れられているのをお見かけするようになりました。


 
しかし、ジャケットやパンツに赤というよりは、スカーフやタイ、ベルトなど部分的に挟んだ見せ方のほうが、よりインパクトのあるカッコ良さを演出します。
 

 
そう言ったところでは、足元に赤を持ってくるのは、ひとつのアイデアかも知れません。
 

 
しかも、ワニ革と言うレアな素材で、高級感を伴い、お洒落度は更に増幅すると思います。