この夏、染色前のワニ革クラストで作ったスニーカースリッポンをご用意し、国内で専門の職人さんがお客様のお好みの色に染色しお渡しするというイベントの実施をご案内しました。
今月もまた同様のイベントを行い、複数のご注文をいただきました。
その中から出来上がった1足がこちらになります。
これまで主にご選択いただいた色はブルーやネイビーなどの寒色系が多く、暖色系はなかったのですが、今回はお一人のお客様からレッドでお作りになりたいとのご依頼をいただきました。
職人による手染めですので、ご希望いただければ、部分的に濃淡を付けることが可能です。
しかし、今回のお客様のご要望は、スリッポン全体を濃い赤で仕上げて欲しいとのことでした。
最初は私も濃淡を付けたグラデーションがあった方がより良い風合いになると思っていたのですが、今回全体を濃い赤で仕上げてみると、とても迫力のあるスリッポンが出来上がりました。
派手な赤を手染めで濃く色付けし、強い表現の赤になったことが良かったのかも知れません。
ワニにこの赤で表現されたスリッポンを最初に見た時は、ぞっとするほど綺麗だという印象を持ちました。
ちょっと大げさですが、関係者の一人などは鳥肌が立ったと言っていました。
ワニ革スニーカースリッポンを染色するイベントは、この秋から冬にかけてもう1回は実施する予定です。
今後はもっと暖色系をお勧めしたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿