2018年11月27日火曜日

世界一の靴の聖地が圧巻の進化


11月24日発売のメンズ誌 THE RAKE JAPAN EDITIONの中で、クロコスニーカー DAMI(ダーミ)no. 2979レッドが紹介されています。(107ページ)

その2ページにわたった記事は、伊勢丹新宿店メンズ館地下1階紳士靴売り場が9月にリニューアルしたことを取り上げていました。

メンズ館の紳士靴は最高クラスの本格靴の品揃えが世界一で、その中のハイエンドコーナーが更にパワーアップしたと伝えています。

そのハイエンドコーナーでは、今回オーダーサロンを持つようになり、9つのブランドのパターンオーダーを常時可能にしたことが記されています。


その9ブランドというのは、ジョンロブ、エドワードグリーン、アンソニークレバリー、ジョージクレバリー、JMウェストン、コルテ、ステファノベーメル、エンゾボナフェ、そしてダーミです。

名だたる紳士靴の高級ブランドの中に私どものスニーカーを入れていただき大変光栄なのですが、この記事でのクロコスニーカーの写真の撮られ方が私は気になりました。



靴は一般的に、足入れが良いと形が悪かったり、形が良いと履き心地を犠牲にしたりします。

クロコスニーカー no. 2979は足入れが良く、革が柔らかく履き心地も良いのにもかかわらず、形が綺麗と言われる弊社自慢の705番木型を使用しています。

今回のこのno. 2979の写真は、これまでの雑誌広告や記事に掲載された中ではあまりカッコ良くないように感じました。

形状を引き立てる角度で撮影されていなく、またせっかくの革ヒモを靴の内側に入れ込んでしまって、その良さが表現されていないと思うからです。

内ハネの革靴や平ヒモをパラレルに通した靴は、ヒモの端を靴の中に入れ込んでしまった方が見栄えは良いでしょう。

しかし、革の丸ヒモを格子状に通したスニーカーでは、結び目を片方に寄せた玉結びなどでお洒落に結んでいただいた方がその良さが際立ちます。

私には、これが木から吊るされたミノムシの様な形状に見えてしまうのです。


せっかくこの記事をご覧になられたお客様が、このスニーカーが欲しーという写真になっていないのがとても残念です。



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