あと少しすると、この辺りでは花見客でごった返しになり、簡単に通り抜けることができなくなります。
桜の花は綺麗で良いのですが、近隣住民にとってははなはだ迷惑な数週間がやって来ようとしています。
先ほど、買い物ついでに桜の開花状況を見て来ました。
いく輪かの咲きかけた花はありましたが、まだほとんどがつぼみでした。
満開の時期になると、このアングルだと、川に向かって垂れ下がった枝の先に咲いたたくさんの花で、この先の景色は覆われて見えなくなります。
「立ち止まり禁止」という看板が数メートル置きに立てられています。
それほど花見客がいない状況でしたので、今はまだ立ち止まっていてもなんの不都合もありませんでしたが、しばらくするとここが大変なことになります。
本来、花見は年に一度咲く桜をめでて、その季節を家族や友人、職場の同僚などとゆっくり楽しむものだと私は思います。
しかし、ここでは人ごみが一方向に歩いて進むのを花見と称しているようです。
ひどいときには、桜を写真に撮ろうとスマホを持ち上げると、「立ち止まらないで」と保安員さんから大声で叱られてしまうのです。
安全に多くの人たちに花見をしてもらうには、他に選択のない運営側が設定したルールだとは思いますが。
私は満開の時期は、必要以上にこの辺りに近づくのは避けることにしています。
しかし、この数年コロナで思うような外出もできなかったことを考えると、少しづつ穏やかな日常が戻ってきている様でもあり、これはこれで幸せの現れなのかも知れません。
少し離れたところでは、八重桜は既に咲いていました。
0 件のコメント:
コメントを投稿