先日のことです。
ダーミのクロコスニーカーを、右左異なる色で履いて、出かけてみました。
右足にパームグリーン、左にオレンジと結構派手な色を選択しました。
この行動の根底には、目立つことでクロコスニーカーをもっと周知してもらいたいということがありました。
そして、出かける時はそれなりの覚悟を持って履くのですが、外に出てしまえば、常に自分の足元を見ながら歩く訳でもないので、そんな組合せの色を履いてきたことなどすっかり頭の中から消えています。
私は既にいい年をしたオッサンでもあり、見知らぬ人から親しく話しかけられるタイプではないだろうと自分では思っています。
しかし、その時は街を歩いていると、前から来た30代半ばと思しきお兄さんに「イヤー、カッコいいですね。」と急に声をかけられたのです。
一瞬知り合いだったかと思った程で、最初は何のことか分からず、しばらくして靴のことかと思い当たりました。
彼は、これがクロコ革を使ったスニーカーだとは気付いておらず、互い違いのビビッドな色だけを見てカッコいいと認識したのでしょう。
褒めてもらったことは良かったのですが、私としては「ポイントはそこじゃないんだよ。」と言いたい気持ちがこみ上げて、ちょっと残念でした。
また、別の日にも同じ色の組合せで出かけたのですが、今度は10代後半か20代前半の若い男性が、笑いをこらえながらすれ違って行ったのです。
明らかに私を見ての反応だったのですが、あからさまに笑うことも出来ず、顔を反対側にそむけ、我慢の限界といった表情で過ぎ去っていきました。
きっと彼は、「このオッサン間違えてるよ。」とでも思ったか、笑いのツボにハマってしまい、感情を隠すことができないという様子でした。
もちろんこちらの彼も、私が履いていたのが高級皮革を使ったスニーカーなどとは気付くハズもありません。
2023年7月15日土曜日
先日のこと
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