2023年10月14日土曜日

今日、宝くじの販売カウンターで

今日、運試しに宝くじを購入しようと販売カウンターに立ち寄りました。

そこでは、私の前に一人の外国人が購入していたのですが、片言の日本語であれやこれやと複数種類の宝くじを選んでいる様で、かなり時間がかかっていました。

漏れ聞こえた話によると、結局彼は合計で数万円分の宝くじを購入し、その後ポイントを付けてもらおうとしたのですが、今度はポイントカードを忘れてきたらしく、どうしたら良いのかということの様でした。

そのあたりで、彼はようやく後ろで待っている私に気付き、お先にどうぞと言ってきたのですが、カウンターの中の係員さんから処理の途中で他の人の購入はできないと叱られてしまいました。

しばらく待った後、彼の購入は終了し、私の方を振り向き、開いた両手の平をカウンターの窓口に向け、さあどうぞあなたの番ですよとの意を示しました。

気使いとは分かりつつも、性格の悪い私はイラっとしてしまい、そんな態度は余計なお世話で、自分の用事が終わったらサッサと場所を開けてくれと思いながら、窓口に進みました。


最寄り駅から自宅までの間に宝くじ売り場は2ヶ所あるのですが、どういう訳か最近は南米系または東南アジア系らしき外国人がそこで購入しているのをよく見かけます。

失礼な話をするつもりはないのですが、同じ東洋系であってもネイティブな日本人とは顔立ちや身なりがちょっとだけ異なる彼らは、ひょっとすると海外からの出稼ぎ労働者なのではないかと想像したりします。

日々の仕事に励みながら、一攫千金を夢見、高額とは言えない給与の中から宝くじを購入しているのかも知れません。

しかし、一回に何万円も使うのであれば、故郷で待つ家族への送金額を少しでも増やしてあげた方が余程良いのではと思ったりしました。

いやいや、それこそ彼らからすれば、余計なお世話と言われることでしょう。


冒頭の彼の様に、新興国から日本に来た外国人の中には、日本人に対して異常に気を使う人がいます。

また、一般的な話として、日本人の中にも英語を話す白人系の外国人に対し、同じように過剰な配慮をする人がいます。

そういう配慮を日常的に受けた白人系外国人の中にはそれを当たり前と思い込み、増長した人たちは他の日本人に対しても同様の応対を求め、それによって気分を害す日本人もいるはずです。

そう言ったことと同様に、新興国から来た外国人の気使いを当たり前と思ったり、態度にイラっとするのは、増長した彼らと同じではなかったかと、ちょっと反省しなければいけないこの日の私でした。

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