前回のカラーオーダーのご案内記事(2024年2月11日日曜日)と同じく、ワインカラーのグラデーションですが、今回は白い部分がなく、ワイン色の濃淡が靴全体に広がっています。
説明は前回記事と重なりますが、カラーオーダーは染色前のクラスト革で作成したクロコスニーカーを、プロのカラーリストが後からお好みの色に染色します。
尚、このスニーカーはダーミの最も定番型のno. 2979というクロコ革のスニーカーです。
スニーカーになった状態で、手染めによる色付けするので、任意の部位に色を付けられます。
ですので、濃淡のあるグラデーションや複数色を使った色付けが可能となります。
ドラムに革と染料を入れ、グルグルとかき回す染色ではこうは行きません。
今回のカラーオーダーでは、スニーカーの甲部先端を濃いめのワイン色に色付けし、胴部中央に向け明るめに薄くなり、そこからまた踵部に向け濃いワイン色になっていきます。
先端と踵に濃く、胴部中央が薄くなるグラデーションは、ブルーやグレーなど他の色を含め、弊社で最も多く受け賜わるカラーオーダーの染色パターンとなっています。
カラーオーダーの場合、通常靴ヒモはホワイトの平ヒモでご用意するのですが、今回はアッパー革の色に合わせ、ヒモにも部分的にワイン色のグラデーションを付けています。
良い感じに上がったのではないかと思います。
現時点では、今後ダーミによるカラーオーダーをご用意するイベントの予定がありません。
もしクロコスニーカーに手染めのグラデーションなどをご希望のお客様がいらっしゃいましたら、ダーミジャパンまでお問合せをお願いいたします。
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