2015年5月12日火曜日

腕時計と靴

ある文献に「資産家は腕時計と靴に良いものを持つので、腕時計と靴を見れば、その人が資産家かどうかが分かる。」というようなことが書かれていました。
そして、その文献の筆者がそれを検証するために、資産家を対象に調査を行ったそうです。

結果として、ほとんどの資産家は高価な腕時計を持っているけれども、その約半数は靴にはあまりお金をかけていなかったそうです。
大きな理由として、高額な腕時計には資産としての価値があり、逆に靴は消耗品だからとのこと。
また、時計はチェックされやすいが、人が履いている状態ではその靴がブランド物の高級品かを判別するのが難しいからだそうです。

ということは、多くの資産家はまず始めに時計に良いものを持ち、更に余裕のある資産家が次の段階として、目立ちにくい足元にもお金を使うという順番になるのでしょうか。
もしそうであれば、時計を見るよりも靴を見た方が、その人が本当の資産家かどうかが分かるということでしょう。

資産家でなくても、隠れたところにも気を使うと言うのは、どの道カッコいいお洒落だとは思います。


さて、私どもの本社はヘンロン社のワニ革を供給するイタリア国内の総代理店であり、またその豊富に保有するワニ革の在庫を使って、靴を作っています。



先日、本社内の染色工場でこんなものを見つけました。
金色に輝くワニ革です。

いつの日か、個人的にこの革を使って靴を作ってみたいと密かに狙っています。
しかし、このワニ革で作った靴ならば、足元だからと言って目立ちにくいということはまずないでしょう。




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