先週と今週末にそれぞれ異なる百貨店で展示会を行ってきました。
今週末は、急きょお声掛けいただいた都内で土曜日だけの一日。
地方の百貨店で、通常は弊社商品のお取扱いのない販売先でしたので、お客様はこの3日間を逃すとしばらくご購入のタイミングがありません。
お一人の女性が弊社の展示スペースにお立寄りになられ、ご主人様のために1足ご購入になられたいとのお話をされました。
私は感動してしまいました。
お客様がご夫婦で私どもの展示会にご来場いただいた場合、お気に入りいただき、カッコ良いから購入したいと言われるご主人様に対し、私のこれまでの経験では奥様から肯定的なご意見をお伺いしたことはあまり多くなかったように思います。
ご主人様の中には、そういう奥様のリアクションを事前に予想されてか、奥様とご来場された後にこっそりお一人で戻って来られ、内緒でご購入されるということもあったようです。
たまたまご主人様はご多忙で、その日は来場のご都合がつかず、色などのお好みが分からないとのことで、何とか後日ご主人様に商品をお見せする機会を作って欲しいとのお言葉を残し、会場を後にされました。
二つ目は今週末に都内で行われた展示会でのことです。
こちらも常設の販売のないお取引先で、急に決まったイベントでしたので、お客様への事前告知などはまったくありませんでした。
その日偶然ご来店いただいたお客様の目に止まり、お気に入りいただければご購入いただけるかどうかという状況でした。
そうした中、ワニ革スニーカーを履かれたお一人のお客様がご来店になられました。
もちろんそこに弊社の展示があるということはご存じない上でのご来店だったのですが、弊社のスニーカーを既に複数足お持ちになっておられ、カジュアルはそれらしかお履きにならないとのお話をお伺いしました。
その日は2010年頃に主に販売したFENNIXラインのスニーカーを履いていらっしゃいました。
その靴は4、5年前にお買いになられたという計算になりますが、大切にお履きいただいているようでした。
残念ながらその方とは私が直接お会いした訳ではなかったのですが、とてもいい出会いをしたような気分になりました。
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