2018年5月2日水曜日

パターンオーダーで受け賜わりました その5


こちらはパターンオーダーではなく、弊社で言うカラーオーダーですが、同じ時期に準備できましたので、ご案内させていただきます。

まず、パターンオーダーとカラーオーダーの違いですが、パターンオーダーはスニーカー、ドレススニーカー、スリッポン、ミドルカットの中から、クロコを使いお好みの色でお作りします。

イタリアで一足づつ作りますので、ロットでの数量生産に比べ、ちょっとだけお値段が上がってしまいます。




カラーオーダーは、染色前のワニ革クラストで no. 2979という定番のスニーカーを先に作ってしまい、お客様に事前にお見せできるように準備します。

そして、それを国内でご希望の色に手染めで色付けします。

手染めですので、任意の部位にお好みの色をつけられます。

例えば、単色で濃淡のあるグラデーションや、複数色を使ったカモフラージュ柄など。

スニーカー自体は出来上がっており、あとは染色するだけですので、ご注文いただいてから約1カ月ほどでお届けとなります。



さて、こちらのカラーオーダーは、シルバーをベースに、甲部先端や踵部から濃いグリーンを滲ませたグラデーションになっています。

これまでシルバーベースにブラックでの実績はありますが、グリーンとのコントラストが良いのか、とても新鮮でいい感じの配色です。



同様の展開であれば、シルバーベースに濃い赤や、濃い茶、濃いブルーでも良いかも知れません。

しかし、あえて今回そこにグリーンをお選びになったお客様のセンスの高さを感じます。

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