2018年12月20日木曜日

レンタルビデオショップ

私は映画を見るのが好きで、趣味の一つになっています。
 
しかし、最近というか、ここ何年も映画館に行って見ることはなく、もっぱらレンタルビデオ店でDVDを借りて見ています。
 
自宅でDVDに慣れてしまうと、そのわがままな環境でないと映画が見れなくなってしまいました。
 
一本の映画で約2時間という結構長い時間。
 
例えば、途中でお手洗いに立つ、好きな飲み物を飲むといった行為が、映画館では制限されます。
 
私はその2時間を、着衣を含め好きな格好で、好きな時に好きな様に映画が見たいので、DVD派になってしまったのです。
 
ビール片手にソファを独り占めして、リラックスしながらずっと心待ちにしていた映画を見るのは最高の気分です。
 
DVDも大画面で見れば、結構な臨場感を味わえます。
 
面白ければ、周りを気にせずに「ワー」っと叫んだり、パチパチと手をたたいたり。
 
最近は最新の映画も数カ月過ぎるとDVD化され、レンタルショップに並びます。
 
最新の映画を早く見たいという願望は、リラックスした環境でそれを見たいという欲求に負けてしまうのです。
 
さらに言うと、今見た映画がとても良かったので、立て続けにもう一回見たいとか、今のシーンが心に残ったので見直したいといったところは、DVDの利点のもう一方の側面です。
 

さて、ウチの近所のレンタルビデオ店は近隣の駅と自宅の間にあります。
 
ビデオを借りない日でさえ、最新版のチェックをしたり、次はこれを借りようかなどと考えながら、仕事帰りにビデオ店に立ち寄るのが私の楽しみの一つになっていました。
 
店員さんには、この人また来てるなどと思われていたのではないでしょうか。
 

ところが、そのレンタルショップが最近リニューアルされてしまい、私のルーティンワークに変化が生じてしまいました。
 
これまでそのショップは2フロアーでの営業で、1階がミュージックCDの販売やレンタル、2階がDVDやコミックのレンタルでした。
 
リニューアル後は、1階がドラッグストアーになってしまい、これまでの1階と2階の商品がすべて2階に統合されてしまいました。
 
商品棚のレイアウトは変わり、ラインナップは縮小されました。
 
いつものように商品棚の間を通り抜ける私独自のルートがなくなってしまい、あの並びの空間がないのかと思うと、ちょっと寂しい気持ちになってしまいました。
 
 

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