2024年10月20日日曜日

N-NOSEを再度試してみました その2

9月23日のここのブログ記事で、N-NOSEを再度試すという記事を書きましたが、今回はその続きです。

前回記事の文末で「検査結果は、通常であれば4~6週間でスマホのマイページに反映される」とお伝えしましたが、結果的なスケジュールを簡単にご紹介しておきます。

まず、Webサイトでクレジットカード決済による検査キット購入を行ない、数日後にそのキットが届きました。

その後、スマホでN-NOSEのマイページを登録し、最寄りの提携薬局に検体を持ち込む予約を入れ、検体を届けると、数時間後には受領したというメールが着信しました。

そのメールには、検査結果は通常約4週間でマイページに反映されるとありました。

そこから1週間後に再度メールが届き、「準備が整ったのでこれより検査を開始します。」との中間報告が入り、結果は3週間前後でマイページに反映されるとのこと。

ここまでは、スケジュール通りでした。


次に検査結果の報告メールが、なんとその10日後には届きました。

結果がマイページに掲載されたので、報告しますと書かれています。

そのメールには、結果確認用のパスワード発行から始まる「検査結果の確認」手順が記されていました。

そして、結果報告書がそのメール後、7日以内に発送されるとあり、その通りの7日後に書面による報告書も届きました。



さて、結果について、N-NOSEではがんのリスクを「A」の低リスクから「E」の高リスクまでで判定されるのですが、私の判定は「B」ということでした。

説明は次の通り。

「お客様と同じリスクの高さの方が100人いると仮定した場合、がんの可能性がある方は1人未満であることを示しています。
線虫の臭覚を用いて尿の中にがんの匂い成分が含まれているかを調べるもので、適正な環境下で一定期間、数十回の解析を行った結果、線虫に顕著な反応は見られませんでした。」


一応悪い結果ではないと思うのですが、不明に思うことがありました。

実は、2年前に受検した際の判定は「A」だったのですが、今回の「B」判定との違いは何だったのか。

私の体内に何かの変化が起きているのでしょうか。

線虫の動きに違いがあったのか、もしそうなら、その違いはどういう意味を持つのか。

「B」判定がどういうものなのか、より詳細な情報が欲しいと思いました。


マイページにも、結果報告書にも、連絡先は書かれていません。

唯一、マイページによくある質問と問合せの内容を書き込むところがあり、尋ねてみたところ、「FAQにそのような内容は登録されていません。」との回答。

質問の受付が遮断されていると、おかしな方向に疑いを向けたくなってしまいます。

年齢が高い受検者には「A」判定を出さなくしているのではないだろうか。

また、「A」判定を多く出すと受検者の不安が減り、次の購入数が減少するという営業的判断があるのではないかなどと。

結果報告書には、「今後は半年から1年に1回の定期的な受検をおすすめします。」と書いてありました。


がんリスク判定には社会的に大きな意義があると思います。

しかし、N-NOSEには機械的な結果判定のサービスだけではなく、もう少し顧客からの問い合わせ対応を強化して欲しいと思いました。

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