2022年9月13日火曜日

クロコスニーカー no. 2979 シルバー


画像は弊社のクロコスニーカー DAMI no. 2979 シルバーです。


実はシルバーという色は染料にありませんので、ドラムに入れてグルグルかき回しながら色付けする染色ができません。


ですので、シルバーのスニーカーは特別メニューのカラーオーダーでご用意します。

その製作工程では、染色前のクロコ革クラストでスニーカーを先に成形し、カラーリストの手によりシルバーの顔料を革の表面に薄く伸ばして色付けしていきます。



手染めですので、トゥー先端部と踵にに向けて少しずつブラックでグラデーションが付けられます。



シルバーは単体で見ると派手な印象ですが、靴にして履いてしまうと結構馴染んで、ファッションには比較的に合わせやすい色です。



このクロコスニーカーは、9月17日(土)、18日(日)に伊勢丹 新宿店メンズ館地下1階 紳士靴で行われるイベントで、カラーオーダーご案内の一足として展示いたします。

皆様のご来店を心からお待ちしております。

2022年9月9日金曜日

アザラシのミニショルダー


ミニショルダーが出来上がってきました。

ミニとは言ってもサイズは24cmx18cmx6.5cmですので、結構ないろんなものを入れることができます。



この素材ですが、実はアザラシなのです。



本来私どもダーミジャパンはワニ革を使った靴とバッグや革小物の専業メーカーなのですが、時々他素材で遊んだりします。



このブラックのアザラシは、とても良い感じです。

ただし、よほどのお詳しい方でなければ、この革を見てすぐにアザラシとはお気付きにならないかも知れません。



事前情報なしに見せられた場合、私は分からなかったと思います。


イベントなど接客の場で、ワニ革のバッグをご案内する際、お客様の中に時々「ワニがかわいそう」とおっしゃる方がいらっしゃいます。

それがアザラシとなると、かわいそうと言う方がもっといらっしゃるのではないかと思います。

しかし、革のバッグをお持ちになられるのであれば、「牛でも羊でも同じでしょ」と、いつも私は心の中で反論しています。



内側には赤いゴート(ヤギ革)を使用し、中に取り外し可能な間仕切りを入れています。

間仕切りにはポケットが付いていますので、カギなど小さなものはここに入れると良いでしょう。




この秋に行なわれるいくつかの百貨店催事に出展し、もし売れなかった場合、このミニショルダーは自分自身で使いたいと思っています。

「これ何の革でしょう?」などと人に振ったりして、話のネタになること請け合いです。

2022年9月4日日曜日

N-NOSEを試してみました


N-NOSEを試してみました。

N-NOSEとは、線虫を使い、人の尿からガンを早期発見しようというスクリーニングテストです。

最近はTVでの宣伝もあり、多くの方がこのテストを認識していらっしゃると思います。

Web広告で価格は13,800円とあったのですが、これは複数回の定期購入した時のもので、1回の検査では14,800円、尿を引取りに来てもらう場合はさらに2,200円が追加でかかります。

他所のマーケティングにケチをつけるようで恐縮ですが、そうであれば最初から17,000円とし、尿の提出方法や複数回の購入などで減額されるとした方がキレイだった様に思いました。



Webで購入すると、数日で検査キットが届きます。

まず最初にスマホでマイページへの登録として、固有の検査キット番号と個人情報を入力します。

これは、検体提出予約と後日の結果通知のためでした。


検査キットには、折り畳み式紙コップとスポイトが付いていて、チューブと呼ばれる保管用の小さな容器に尿を採集するようになっています。


その検体の提出方法には二つあり、一つはN-NOSEステーションと呼ばれる各地域に設けられた営業所に持ち込むことができます。

この場合、採尿後のチューブを凍結させた保冷剤にはさみ、4時間以内に提出しなければなりません。

もう一つは採尿したチューブを冷凍し、自宅に取りに来てもらう方法です。

この選択の際に、追加で2,200円がかかるのです。

私は尿を自宅の冷蔵庫の冷凍室に入れるのが嫌だったので、新宿のN-NOSEステーションに届けました。

結果は4週間、状況によっては6週間かかるとのことでした。

私の場合、8月4日に提出したのですが、結果案内メールが届いたのが9月3日とピッタリ1ヶ月後でした。



マイページにログインし、結果のページを開くと、この様な表示がありました。



その下方の表には、ガンのリスクがA(0.1)からE(13.1)に分類されていました。

表の項目に「リスク比」とありますが、これは罹患率平均を「1」とした数値だそうです。

罹患とは、「ガンと診断される」ということのようですので、罹患率はがんと診断される率となります。


N-NOSEの場合、C-3からEまでがリスク判定が高いとされ、がん検診の受診を推奨しています。




何年前になるでしょうか、一番最初に九州大学でこの検査方法が発表されたことを新聞記事で読んだ時、早くこの検査が実用化されれば良いのにと思ったことを覚えています。

そしてここからは、この検査がもっと普及することで低コスト化され、更に技術が進歩し、定期的な健康診断の項目の一つになるなど、より多くの人が検査できる様になればと思います。

まだ、始まったばかりですから、データが出てくるのはこれからでしょうが、日本は世界一ガンによる死亡率が低い国となることを願っています。

2022年9月3日土曜日

クロコヌバックの色見本


先日ここのブログ記事で、クロコヌバックのホールカットローファーをご案内しました。

どちらも1足目はブラックで用意しましたが、クロコ革のヌバックは他の色でもオーダーを受け賜わることが可能です。



こちらは、他色展開にあたっての革見本です。

上段左から、ブラック、ダークブラウン、サファイア、グレージュ。

下段は、グリーン、ワイン、グレーとなっています。


オーソドックスに行くのであれば、上段4色から。

少し奇をてらったコーデを狙うのであれば、グリーンやワインは如何でしょうか。

クロコヌバックの靴はまだあまり世に見かけないので、オシャレな人達の間では結構ウケるかも知れません。



〈シキブ〉のクロコヌバックは、「ホールカット」と



「ローファー」に、「外ハネ」を加えた3型でご用意させていただきます。


尚、このヌバックのクロコドレス靴は、9月21日(水)から伊勢丹 新宿店で始まる「ISETAN靴博」に出展される予定です。

2022年8月31日水曜日

ブラックヌバックのクロコホールカット


過去2回続けてクロコローファーをご案内してきましたが、同時期にブラックヌバックのクロコホールカット Shikibu SA808も良い感じで上がってきました。


商品紹介用に展示した第一号と同じものをご注文いただいたのですが、クロコ革一枚の中心部を、継ぎのないホールカットの片足にあてているので、靴になった時の斑の形状と配置は同じです。

サイズが違うだけで、見た目は変わりません。

と言うか、クロコ革の裁断としてはこれ以上ない取り方をしていますので、常に同じになるのです。

Shikibuのホールカットの場合、ヌバックでも、ヌバック以外の革でも、ここのところは変わりません。



この靴の製法はボロネーゼ式グッドイヤーウェルテッド。

グッドイヤー製法の強みである「耐久性」と「修理のしやすさ」を保持し、その弱点である「重い」「返りがよくない」部分をボロネーゼ製法の特徴である「軽く」「抜群の返り」が補います。

良いとこ取りの製法で製造されています。



革の品質、製法ともにトップクラス。

そして、決して安いとは申しませんが、これ以上はできないという程お求めやすい価格設定に努力をしたつもりです。


もう少し巷で話題になって欲しいと願うのは、望み過ぎでしょうか。

2022年8月29日月曜日

今度のクロコローファーはブラックのヌバック


前回のここのブログ記事で、ブラウンのヌバックで製造したクロコローファー SA809をご案内しましたが、2足目はブラックです。

ブラックのクロコ革をヌバックにし、ローファーで用意したのは今回が初めてです。

良い感じになっていると思います。



このブラックがカッコ良く出来上がるのは予想の範囲内でした。

個人の好みや、合わせるファッションの話とは別にして、素材が魅せる華麗さを、奇をてらわずストレートに表現するために、最も相応しいのはブラックだと思っていたからです。



ちょっとしたパーティーの場などで、ブラックかグレー系のカジュアルファッションで決めた足元にこのローファーがあったりすると、周囲を魅了するオシャレになるのではと想像します。



細身に見えるシェープですが、このローファーのワイズは3Eあります。

そして、製法はマッケイ。

イタリアの紳士靴に多いこの製法は、返り(屈曲性)がよく、軽量で、馴染むとやがては足を包み込むような履き心地になります。



実はこのブラックヌバックのローファー第一号はお客様からのご注文品ではなく、9月21日から伊勢丹新宿店で開催される「靴博」の展示用として製作されたものです。

ご興味いただいた方は、ぜひ「靴博」でこのクロコローファーをご覧になってください。



もちろん、ご注文も受け賜わっております。

2022年8月28日日曜日

クロコローファー SA809 ブラウンのヌバック


新たなクロコのローファー SA809が上がってきました。

色はブラウンですが、そのクロコ革は表面を起毛させたヌバックです。



以前ここのブログで、ヌバックに加工したブラックのクロコホールカットをご案内したことがあります。



今回のヌバックは、実は革見本が間に合わない中、ブラウンのワニ革をお客様にお見せし、それをヌバックにした状態を想像され、ご注文をいただきました。


ブラックの時もそうだったのですが、クロコに限らず革の表面を起毛させると少しだけその色が薄くなります。

ブラックだと少しグレーっぽくなりましたが、今回のダークブラウンは濃かった頃のイメージを残しつつ、少しだけ明るめになりました。

期待を裏切らない仕上がりになったと思います。



クロコ革には斑という左右対称に並んだ角や丸い模様があり、表面に凹凸がある分、革をヌバックに加工していくと、深く起毛された部分がより薄く、浅く起毛された部分は濃いめに残ります。

それにより、革表面に規則正しい色の濃淡が生まれ、他にはない独特の風合いをもたらします。


まだ、革見本の用意ができていないのですが、ブラックと今回のダークブラウン以外の色でも、クロコヌバックでご用意することができます。

サファイア、ベージュ、グリーン、ワイン、グレーなど。



クロコ革を使った靴というだけで十分に高級なのですが、その革をヌバックにすることで更にレアな商品となります。

そしてそれらによるコーディネートは、まだあまり多くの人によってお試しになられてはいない、特別感のある領域です。



思いのある色のクロコ革をヌバックにして、ホールカットやローファーをお履きになれば、きっと時代を先取りしたお洒落をお楽しみいただけることと思います。