2021年6月12日土曜日

クロコのカブセトート その2


弊社でオーダーメイドのバッグを受け賜わる際は、まずお客様のご要望をデザイン画に落とし込みます。

初回のお客様との打合せではテーブルデッサンレベルのものを描いていくのですが、よくお話をお伺いし、後日清書したデザイン画とそのバッグ製作にあたってのお見積りをご用意いたします。

デザイン画がお客様のご要望に至っていない場合は、デザイン画を修正していきます。

また、初回のお打合せ後、お客様ご自身でもアイデアが膨らんで、追加のリクエストを思いつかれることもありますので、それらをまとめ、デザイン画を完成させます。


バッグの最終仕様が確定したら、仮材を使った仮縫いモデルを作製します。


これは、お客様にサイズ感や使い勝手をご確認いただくためです。

そして同時に製作サイドにとっては、仮縫いモデルの製作工程がそのバッグをどの様に作り上げて行くかというシミュレーションでもあります。


お客様から仮縫いモデルにご承諾をいただけましたら、最終製品の製作が開始されます。

デザイン画、製図、仮縫いモデル、部材を工房に持ち込み、お客様のご要望を正確に職人さんに伝え、製作に着手してもらいます。

デザイナーがデザイン構成と部材をすべて準備して持ち込むので、職人さんには高いレベルの生産技術を求めます。

弊社では、国内でもトップクラスの職人さん複数名に製作を依頼しています。

箱型や袋型などそれぞれにお得意な領域があり、また異なる製造設備を保有されていますので、バッグのタイプによって、異なる職人さん先に製作を振り分けます。

お客様からお伺いしたご要望を一人のデザイナーが直接職人さんに伝えますので、より正確な情報でバッグの製作が進行します。



そして、世界にひとつしかないお客様のバッグが出来上がります。


 私どもはクロコで作るバッグの専門業者ですが、他の素材での製作もお受けしています。

ご自身だけのオリジナルでバッグをお作りになりたいとお考えのお客様がいらっしゃいましたら、ぜひご要望を伺わせてください。

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