2025年6月22日日曜日

「すあま」って何?

先日、仕事帰りに買い物をとスーパーに寄って、和菓子のコーナーをのぞいた時に、それは棚の一番上に並んでいました。


パッケージの真ん中に、「すあま」と印刷されたラベルが貼られていました。

その形、サイズ、色といった情報を元に、私の記憶のデータベースを検索してみました。

その近くにあるつぶあんの載ったよもぎだんごに関しては、瞬時に口の中に入ってきた際の感触と味が思い浮かびます。

ピンク色に薄く白い粉が載って、オシャレな外観ではありますが、すあまに関しては、どうしても結果に行き当たりません。

「どんな味がするのだろう?」と興味は湧くのですが、知らないものに手を出すことには少し気が引けます。

そんなに値段が高い訳ではないのですが、どうしようかとその売場の前で数十秒間立ち止まり迷いましたが、結局買い物かごに入れて、レジーに向かうことにしました。


後にネットで調べたところによると、次の様な記述がありました。

「米粉に砂糖などを加えて蒸した餅菓子の一種。」

「江戸時代に東京の木場で誕生したという説があり、歴史のある餅菓子。」

「すあまという名前の由来はうす甘いからきたという説が有力。」


スイーツ関係には幼少期からアンテナを高くしてきた方ではありますが、東京で誕生ということで、九州で育った私には馴染みがなかったのかも知れません。

すあまを説明した文献には「ういろう」との比較が多く出ていました。

ういろうは昔から認識していましたので、それぞれの知名度の問題なのかもとも考えました。

ちなみに、それら二つの違いは、ういろうが「小豆の渋皮煮を練り込んだ菓子。」で、すあまが「きな粉と砂糖を練り込んだ生地に小豆あんを包んだ菓子。」だそうです。

良く分かりません。


さて、帰宅後すぐにパッケージを開き、食べてみることに。

味は餅のように粘着性はあるものの、白玉団子よりは少し固めで、そんなに甘味はありません。


真ん中で割って断面を見ると、ピンク色は外側の層だけで、その内側は白でした。


この餅菓子の需要としては、これを子供の頃に食した思い出を持つ人達が、懐かしさから手に取るのではと考えられましたが、他には思いあたりませんでした。


しかし、「すあま」って、おかしなネーミングですよね。

実態を知らずにその言葉だけを聞くと、なにか違った想像をしてしまいそうです。

2025年6月21日土曜日

今日のラーメンは?

最初は、ネギのシャキシャキ感を味わいたいと考えたのがきっかけで、大量のきざんだネギをラーメンに入れたシンプルなネギラーメンを作るつもりでした。

通常、ネギラーメンのネギと言えば、細長い白髪ねぎにごま油や豆板醤で少し辛めに味付けしたものですが、今回のイメージは可能な限り薄くきざんだだけのねぎです。


しかし、作り始めると、近くに薄切りの豚バラ肉があり、さらに玉ねぎがあると、ついきざんで炒めて一緒に入れたくなってしまいました。

また、今回はネギが主役と思い、スープは薄めに作りました。

それが後になって、素材の味を生かすことになり、とても良かったと思いました。


ラーメンが出来上がり、まずネギと麺を箸ですくって食べると、シャキシャキする噛み心地がよく、当初期待した通りにできていました。

次に玉ねぎと炒めた豚肉を麺と一緒に食べると、塩と胡椒とナベ肌にちょっとかけたしょう油だけの味付けだったのに、甘味を感じ、おいしさを引き立てました。

そして、ネギと豚肉をどんぶりの端に載せていたのりと一緒に食べると、それぞれの風味が口の中で広がり、更においしいのでした。

今日の自作ラーメンは大満足です。

2025年6月11日水曜日

とうとう手を出してしまった三色団子

スーパーの和菓子コーナーの側を通る際には、いつも見過ごしているだけでした。

同じ棚の左右上下に並んだ「こしあん」や「つぶあん」の載った「白玉」や「よもぎ餅」、そして「みたらし団子」などは時々気が向くと手に取り、買い物かごに入れてきました。

しかし、気になってはいたものの、これだけにはなぜか抵抗があったのです。

昔からある独特な3色の組合せに馴染めなかったからか、また食べた際の味が想像に及ばなかったからなのかも知れません。

そして今日、とうとう手を出してしまったのです。

三色団子。

食べてみると・・・・


3つの違う色で分けられているにもかかわらず、どれも同じ味。

特に甘く(または辛くなど)味付けされているということもない、ただの団子という感想でした。


昨今の巷に並ぶスイーツほどバリエーションはなく、団子というだけで価値があり、一本の串に3色の玉が目を楽しませてくれる時代には、その価値は高かったのでしょう。

いや、それは個人的な偏った感想で、未だこの三色団子が好きでたまらないという根強いファンがいるのを知らないだけなのかも知れません。

ただ、どんなにスイーツが欲しいと思った日でも、そしてたとえこれが店に並んだ最後の1パックだったとしても、多分2度とこれを私が購入することはないと思います。

そして、今後スーパーで三色団子を見ても、もうそれが気になることはなくなりました。

どうでも良い様な小さなことですが、ずっと知らないままよりは、知って気にしなくなる方が良いというのは、きっとこういうことなのでしょう。

2025年6月5日木曜日

突然のドォーン、ドォーン

先日の夕刻、自宅でリラックスしていると、外から「ドォーン、ドォーン」という何かが爆発している様な音が聞こえてきました。

ベランダにとび出してみると、遠くの空に花火が上がっていました。



あわてて部屋に戻り、望遠レンズに交換したカメラを持って再度外に出、何度もシャッターを押しました。

最初は焦点が合うまでに時間がかかり、広がる花火にタイミングが取れず、うまく撮れませんでした。

オートフォーカスとフラッシュを解除後、スタビライザーをオンにし、再度撮影を始めますが、花火が遠すぎて、手振れは防止できません。



それでも、被写体がなんとか花火と分かるくらいに撮影ができたのが、今回アップした画像です。

打ち上げられた花火を見たのは久しぶりでした。



思えば、昨年までは日々業務に追われる環境が続き、規模の大きな花火大会に行くなどと言った余裕はありませんでした。

今年からはスポーツ観戦や美術鑑賞などを含め、少しづつ娯楽に時間を割ける生活にしていきたいと感じました。



さて、後日確認すると、その花火大会は私が見たサイトから13km程離れた場所で開催されたものでした。


よくまあそんな遠くから音が聞こえ、そこに広がるきれいな光の輪が見れたものだと、感心したのでした。