2018年3月13日火曜日

外ハネのドレススニーカーをスリッポンのように その4

これまで同じタイトルで3回ご案内してきた内容ですが、私自身この靴がとても快適で、何度もお伝えしたくなってしまいます。
 
要点を簡潔に申し上げますと、クロコのドレススニーカー no. 3655の靴ヒモをエラステッィクのものに換え、靴ヒモを結んだまま簡単に脱ぎ履きできる様にしたのです。
 

定番にご用意した靴ヒモを、



この様なエラステッィクの伸び縮みするものに取り換えました。



そうすると、この様にハネ部が広がり、



靴ヒモを結んだままでもスポッと足が靴に入り、



スリッポンのように履けるのです。


なぜこの様に履けるかと言うと、この靴ならではの大きな理由が2つあります。



まず、靴の形が外ハネであるということ。

他のタイプに比べ、外ハネは両方のハネ部が外側に広がりやすいという特徴があります。

加えて、ヒモを通す穴が片ハネ4穴で必要最小限のため、エラステッィクのヒモが適切な範囲で伸び縮みし、足入れの際に外ハネを効率的に広げるのです。

内ハネタイプや片ハネに7穴あるスニーカータイプだと、これほどうまくは行かないと思います。



そして、次に甲の中央部がメッシュでとても柔らかく「返り」が良いので、足を入れやすいということがあります。



元々この靴は歩く時の返りの良さで、心地良いと評価は高かったのですが、履く時にもその返りの良さがスムーズな足入れを実現しています。



足を入れると、ハネ部が広がり、




スポッと履けます。


尚、クロコのドレススニーカー no. 3655は本年1月からセール対象商品となり、少しお買い求めやすくなりました。

しかし、年初のセール販売が終了したために、現在販売先にno. 3655の在庫は置いていません。

ダーミジャパンまでメールまたはお電話をいただけましたら、no. 3655はご希望の常設販売店で、エラステッィクの靴ヒモを付けてご用意させていただきます。

ご興味いただいたお客様のお問合せをお待ちしております。

2018年3月8日木曜日

ワニ革のカブセ付きボストン


出来上がると、もの凄いバッグになっていました。



隣りにiPhoneを置いていますので、その大きさがお分かりいただけると思います。



四角の斑が綺麗に並ぶ60cm台のポロサスを3枚使用した、カブセ付きのボストン。

実質サイズは、37㎝x49㎝x20㎝です。


-左側部-

ワニ革は他の皮革と比べ、使用できる面積が限られている分、サイズの大きなバッグは作り難いと言われています。

革にツギハギがあれば、大きなバッグにも対応できるでしょうが、大きな部分を1枚で作ってしまうのが、希少素材のワニ革で作る醍醐味ではないでしょうか。


-背面-

私どもも、常々いつかはワニ革で大きなボストンバッグを作りたいと考えていました。

そして今回、このバッグのお客様からご注文いただいたことで、ようやく念願をかなえることができました。


-右側部-

まず、1点お伝えしたいのは、今回使用したワニ革がヘンロン社が保有した超の付く特別品だということです。

世界一のなめし技術を誇るシンガポールのヘンロン社では、数年前からルイ・ヴィトングループが資本参加を始め、今年からは完全にその傘下となりました。

今回は、ヘンロン社内で本来ルイ・ヴィトンの商品だけに用意される最高級のワニ革を10枚だけ日本に持ち込み、そこから3枚を使用して、このボストンを作りました。


-天面-

バッグの作製にあたっては、まずワニ革クラストの状態をお客様にお見せし、色をお好みのブルーグレーに染色するところから始めました。


さて、ここからはバッグの内側に付いてです。




衣服を脱がす様に、中央で留められたベルトを外し、



カブセ部を開けると、



内部には、まずスラックスバインダーが収められています。



旅行用のバッグですから、替えのパンツを伸ばしたまま挟めるようにしています。



そして、そのバインダーを取り出すと、その下にポーチが入っています。



スラックスバインダーとポーチも含め、すべてお客様のご要望に沿ってお作りしました。



ポーチの中には、旅行の際に持参されるものがすべて納まる仕切ネットを使ったオーガナイザが入っています。



デザイナーがお客様のお持物それぞれのサイズを計測させていただき、すべてが入るように設計しました。



-正面-

このバッグの出来ばえには、私どもは満足以上のものを感じています。




尚、お客様のご好意で、今回ご紹介したワニ革ボストンは、日本橋三越本店2階バッグ&ラゲッジとなりのイベントスペースで展示されました。

2018年3月2日金曜日

pen 3/15号 2018年 その2

 
昨日もご案内しました通り、3月1日発売の男性向けライフスタイル誌 PEN 3/15月号に、弊社の1ページ広告を掲載しています。
 

これまで私どもダーミは、メンズファッション誌 LEONに一番多く広告を掲載してきました。
 
それは、LEONの読者層と弊社のお客様層が大きく重なっていると感じていたからです。
 
 
私どもが初めてLEONさんに広告を出させていただいたのは2009年7月号でしたので、その発売は2009年5月24日のはずです。
 
当時は、24日の午前中から広告を見たという複数のお客様からお電話をいただきました。
 
中には広告画像を見ただけで、販売店に電話でスニーカーをご注文される方もいらっしゃった程です。
 
それ以来、LEONさんには数カ月に一度という不定期なペースで広告を掲載いただいてきました。

時々、他のファッション誌にも広告掲載させていただきましたが、LEONさん程のお問い合わせ数はありませんでした。
 

LEONさんにはこれまで9年近くお世話になりました。
 
しかし最近はLEONの読者層に宣伝が行き渡ったからか、または変化する時代背景など他の要因があるのか分かりませんが、2009年に始めた当初程のお問い合わせは来なくなりました。
 
だからと言って、私どもの知名度はまだまだ浅く、国内のもっと多くのお客様にブランド名を知ってもらいたいという気持ちに変わりはありません。
 

そこで、今回2018年の一発目はPENさんにお世話になることにしました。
 
PENはライフスタイル誌と位置付けられており、ファッション誌とは異なる切り口で情報発信できるのではないかと考えたからです。
 
各号ごとに特定の特集があり、その内容が濃いことから、雑誌としての保存率が非常に高いというお話をお聞きしました。
 
そして、今回の3/15号はファッション特集で、広告代理店さんからはその前段のコラム対向を押さえていただけるとのご提案をいただき、掲載を決めました。
 
昨年のPEN誌では、ウィスキー特集と腕時計特集が私のお気に入りで、自身の知識強化に大変役立てさせていただきました。
 

今回の掲載で、より多くのお客様にクロコスニーカー ダーミ (DAMI) を知っていただきたいと願っています。
 




2018年3月1日木曜日

pen 3/15号 2018年 その1


3月1日発売の男性向けライフスタイル誌 PEN 3/15月号に、2018年春夏の新作クロコドレススニーカー no. 3661ブラックと no. 3604ミディアムブラウンの広告が掲載されています。

広告ページは36ページ目で、「コラム対向」という非常に良いページに掲載いただきました。


一般的な広告の掲載費は、「表二」と呼ばれる表紙を開いた最初のページが一番高く、ここに見開きと呼ばれる左右両方の2ページを使う広告が最高値となります。

次が「表四」と呼ばれる表紙の反対側の裏表紙。

そして、雑誌の前段に来る目次の反対側のページに出す広告を「目次対向」と呼びます。

目次の次に通常は編集者が書くコラムが始まりますが、そのコラムの反対側のページの広告が「コラム対向」です。

ですから、掲載費の高い順に「表二」、「表四」、「目次対向」、「コラム対向」になります。

今回は広告代理店さんのご協力で、「コラム対向」に広告を出すことができました。

ちなみに、裏表紙「表四」の裏のページ(最終ページ)を「表三」、記事の途中に出てくる広告ページを「中面」と呼び、掲載費はどちらもあまり変わりません。


今回の広告画像は、メンズファッション誌を中心に活躍中の写真家 島本一男さんにお願いしました。

弊社のここ数年の広告画像のほとんどが島本さんの手によるものです。

今回は、左の内ハネ no. 3661ブラック、右の外ハネ no. 3604ミディアムブラウンともに、一番の特徴であるクロコ部を分かりやすく表現いただきました。

腹立つことに、スニーカー実物よりも写真の方がカッコ良いと、意地の悪いことを言う人もいた程です。



2018年2月28日水曜日

ホームページの更新 2018年2月


本日、ダーミジャパンのホームページを更新しました。

http://dami.jp/

今回は、2018年春夏の新作ドレススニーカー no. 3661ブラックと no. 3604ミディアムブラウンをご案内に加えました。



このNew Releaseページのトップ画像を、私は大変気に入っています。

http://dami.jp/newrelease.html

中央に新作のクロコとカーフのコンビの内ハネ no. 3661ブラックを配置し、左右から no. 3661のフルクロコ版で挟みました。

左がダークブラウン、右がダークグリーンで、共にアウトソールをブラックにしています。

これら no. 3661のフルクロコのスニーカーは定番にはなく、お客様から受け賜わるオーダーでお作りしています。



ちょっと残念なお知らせがあります。

新作 no. 3661ブラックの4枚の画像中、上段右の踵部画像の靴の中に、靴ヒモが見えているのです。

2018年2月25日日曜日

外ハネのドレススニーカーをスリッポンのように その3

このトピックでの投稿はこれで3度目となるのですが、その意図としてはドレスタイプのスニーカーをスリッポンのように履けるということを、ぜひとも広めたいと思っているからです。


初めてダーミのクロコスニーカーをご覧になったお客様がカッコ良いと思っていただいても、実際にご購入されるかどうかを考えた場合、その検討を終息させる要因がいくつかあるでしょう。

その多くは値段が高いということになると思いますが、次に来る一つとして、靴ヒモを結ぶのが面倒だからということが結構あるようです。

ご存じの通り、ワニ革という素材を使いますので、弊社のスニーカーは安価ではありません。

ですので、金銭的に余裕のある方がお客様に多くなります。

そうなると、相対的に10代、20代前半の若い方よりも、年齢が少し高めの方がお客様に多くなるという傾向はあります。

そしてより年齢が高くなるほど、靴を脱ぎ履きするたびに、しゃがんで靴ヒモを結んだりほどいたりするのが面倒だと思う方が多くなるというのは必然かも知れません。

そういったお客様への解決策の一つとして、スリッポンのように履けるスニーカーをご提案したいと思うのです。



まず、選択したno. 3655が弊社のスニーカーの中では、とても履き心地の良いドレスタイプのクロコスニーカーということをこれまでお伝えしています。

その内容は、1月17日のブログ記事「2018年1月イタリア出張 その9-a」の中でもご案内しました。

http://damijapan.blogspot.jp/2018/01/20181-9-a.html

簡単におさらいをすると、次の通りです。



1) 履き心地が良いと言われる定番の no. 2979と同じ後染め製法で更に木型も同じ。



2) 甲部中央から胴部にかけての素材がとても柔らかいヤギ革のメッシュになっているため、「返り」がよく、内側の足あたりが優しい。




そのドレススニーカー no. 3655の靴ヒモをエラスティックのものに換えて、靴ヒモをほどかずにスリッポンのように履けるようにしました。



水が低きに流れるように、私自身が快適さを求め、ここ最近はこのスニーカーばかり履くようになってしまいました。


エラスティックの靴ヒモに換えたクロコのドレススニーカーにご興味いただいたお客様は、ぜひダーミジャパンまでご連絡ください。

2018年2月24日土曜日

ヒールクッション


弊社のクロコスニーカーのほとんどの中敷きは、カップインソールになっています。




このカップインソールは、この様に簡単に取り外すことができます。



カップインソールは足の形に沿った形状になっており、素材は弾性のあるラテックスにアッパー革と一緒に染色したカーフ(牛革)を表面に貼り合わせています。


さて、ここからが今日の主題です。



私どもは国内で販売されるクロコスニーカーに、このカップインソールとその下の中底との間にヒールクッションを入れていた時期がありました。

しかし少し前から、足を靴により深く入れたいというお客様のお声をよくお聞きするようになりました。

また、独自にご購入された健康目的の厚めの中敷きと入れ換える方がいらっしゃったりして、ヒールクッションが邪魔になるということもありました。



そこで、昨年の後半からこのヒールクッションを入れないという決断をしました。



しかし、今年になってドレスタイプのスニーカーをお求めいただいたお客様から、「木型が以前のクロコスニーカーと同じということだったが、足が深く入り過ぎて踵の履き口があたる。」というご指摘をいただきました。



ヒールクッションが入っているスニーカーの感覚で慣れてしまったお客様には、それがなくなると違和感を感じたり、これまで当たらなかった部分があたってしまうということがあると思います。

もしこの様な事象でカップインソールの下にヒールクッションを入れたい、または逆に取ってしまいたいというご希望のお客様がいらっしゃいましたら、ぜひダーミジャパンまでご連絡ください。

解決案をご提供させていただきたいと思っております。