2020年2月16日日曜日

時々ロト6

時々、思い付いたようにロト6を買ってしまいます。
 
当たったら何をしようか、何を買おうかなどと、くじ券を受け取った瞬間から結果を見るまでの時間の楽しいことといったらありません。
 
ご存じの通り、トロ6は1から43までの数字の中から6つをカードに記入し、一口200円で購入する宝くじです。
 
私がロト6に惹かれるのは、他の最初から決まった数字が印字された宝くじと違い、43の中から6つを自らの意思で選べるところです。
 
自分が選んだ6つの数字が、その回で抽選された6つと全部一致すると一等賞です。
 
とは言え、一等を当てるには、43x42x41x40x39x38の43億8944万6880分の1の確率ですから、自分で選んでどうにかなるレベルの話でないのは十分承知の上です。
 

まれに複数の一等当選者が出ると、当選金額をその人数で分けることになりますが、1人だと一回の当選に上限が2億円とルールで決められているそうです。
 
また、一等の当選者が出なかった場合、その回の一等の当選金額が次回の一等の賞金に繰越し上乗せされるキャリーオーバーとなります。
 
そして、複数回続けて当選者が出ずにキャリーオーバーし、当選金額が膨らむと、一人に付き一等の賞金は最高6億円まで上がります。
 

この振り分けになる仕組みはどうなっているのだろうと、みずほ銀行の宝くじ部さんに電話して聞いてみました。
 
まず、一つの回で購入されるロト6の総額の45%が賞金に回されるとのことでした。
 
単価200円x購入数x45%=賞金金額合計
 
賞金金額が売上金のたった45%なのか、もっと多くても良いのでは、と思うのは私だけでしょうか。
 

まず、賞金金額は5等の当選から割り振られるそうです。
 
5等は抽選された6つの数字の内の3つがそろった場合で、その当選金額は一律1,000円固定なので、5等の当選数に1,000円をかけた金額がその45%の賞金金額合計から最初に差し引かれます。
 
その差し引かれて残った金額の50.855%が一等の賞金金額になるということでした。
 

例えば、その回のロト6の購入数が700万口として、700万x200円で販売総額が14億円とした場合。
 
14億円の45%の6億3千万円が賞金金額の合計となります。
 
仮に5等の当選者数が15万人とした場合、5等の賞金総額は1,000円x15万で1億5千万円。
 
6億3千万円から1億5千万円引くと、4億8千万円。
 
4億8千万円の50.855%である2億4410万4千円が一等の賞金となります。
 
しかし、1人当たりの上限が2億円と決まっていますので、端数の4410万4千円はキャリーオーバーとなり、次回の一等の賞金に加えられます。
 
一等の当選者がいなかった場合、この2億4410万4千円全額が丸ごと次回の一等の賞金に乗っかる訳です。
 
キャリーオーバーが重なり、一等の合計賞金金額が6億円を超え、1人だけがその次の回の6つの数字を当てると、6億円が手に入るという仕組みでした。
 

ちなみに、2等以下の賞金は次の配当比率で振り分けられ、更に当選口数で割られた金額だそうです。
 
2等: 15.257%、3等: 16.477%、4等: 17.411%
 

もし、ロト6の一等賞が当たったら、実際のところどうしようかと考えます。
 
国内最高級の温泉旅館に行ってゆっくりしようかとか、イタリア出張の際に現地の同僚に高価な日本のおみやげを買って行って驚かせようとか、あまり大きな夢のあることが思いつかないのです。
 
億単位のお金が急に入ってきて、使い方に悩むくらいなら、キレイごとを言う様ですが、使いきれない分は災害で困っている人達のために使うというのはアリだと思います。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿