2020年3月24日火曜日

ナチュラルのクロコスリッポン no. 3625


パターンオーダーでご注文をいただいたクロコスリッポン no. 3625です。



前回の記事でご紹介したスニーカーと前々回のスリッポン、ともに「GRIGIO 12」というライトグレーでしたが、今回の色はナチュラルです。



こちらの画像はパターンオーダーを受け賜わる際にお見せする弊社の革見本帳内で、ホワイト系をそろえたページです。

左上に「WHITE」、その下に「GRIGIO 12」、そして右上が「NATURAL」です。

撮影時のフラッシュで特徴がかき消され、この画像では違いが分かりづらいと思いますが、GRIGIO 12は基本的にグレーですからブラックとホワイトの中間色になります。

NATURALは、言葉では自然や天然を表しますが、ここでの色的にはホワイトに少しベージュが入った感じでしょうか。



NATURALはどちらかと言うと優しい色合いで、以前定番色に加えたこともありました。



これまでのご説明通り、右と左の靴のワニの斑は左右対称になっています。

今回は甲部の斑を縦に取っていますが、これはお客様のご希望でした。

本来弊社では、たとえパターンオーダーで受け賜わった場合でも、ワニの斑の形や大きさのリクエストにはお応えできないことになっています。

ただ、どうしてもというお客様には、「保証はできません」という前提で、イタリアへ発注の際にお客様のご要望をコメントで付け加えています。

今回は運良くご希望が叶えられたようです。



ホワイトではなく、グレーとも違い、NATURAL。

このこだわりが、オシャレということでしょうか。

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