本来弊社ではクロコ革を使って作製するホールカットのドレス靴 SA808を、牛革で作ってみました。
こちらがその完成品です。
製法はクロコ版と同じボロネーゼ式グッドイヤー。
袋仕立てにしているボロネーゼ式の軽くて返りが良いことに加え、グッドイヤー・ウェルテッドの耐久性があり修理をしやすい構造という良いとこどりの製法です。
もちろんクロコ革で作ったドレス靴と同様に、こちらも染色前のクラスト革で先に靴を成形し、あとから手染めで色付けするというカラーオーダーです。
派手で目立つ色にしたかったので、レッドのグラデーションを選択しました。
今回はイタリア製のクロコスニーカーで言うフレームレッドを再現しましたが、ドレス靴の場合はもっと濃い血の様な赤の方が良かったかも知れません。
次回クロコ版で用意する際には、それを実現したいと思います。
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