2021年7月9日金曜日

1回目接種

会場に入り受付けを済ますと、待合いエリアで等間隔に並んだイスに腰をつける間もなく、カーテンで仕切られた小部屋のひとつの中に呼ばれました。

白衣の女性から「アルコール消毒のアレルギーはありませんか?」と聞かれ、ないと答えると、イスに深く座り、シャツの袖をまくり腕を出すように言われました。

注射針を刺す部分をアルコールで拭き、まっすぐ前を向くようにと言われると、注射するところを見る間もなく、接種は終わっていました。

痛みはまったくなく、ワクチンが挿入される感覚もありませんでした。

白衣の女性から、「終わりました。少し休んで帰ってください。」と言われ、カーテンの小部屋を後にしました。

外に出て、1回目接種の後処理の受付を済ませ、15分休んで帰ることに。

その休んでいる間に、LINEで2回目接種の予約を取りました。

あまりにも注射をされた実感がなく、針のない注射器を当てただけで、本当は注射しなかったんじゃないのかと疑う程でした。

しかし、3~4時間経った頃から注射された部分を押すと痛みが出てきたので、ちゃんと注射されたのだなと認識できました。

私の1回目のワクチン接種はその程度の感覚でした。



接種会場の方々は多くのご苦労の中、ワクチン接種を実施されているのだとは思います。

しかし、なぜと思うほど運営側に人が多く、余計な工程が多いように感じました。

行政がイベントを設定すると必ずこうなるのでしょうか。

そう言えば、都立や区立の図書館に行っても、どうしてこんなに個々の役割が分担されているのだろうかと感じることがあります。

いくつかの作業を一人が兼務できれば、作業工程がもっと簡略化できるのになどと、新型コロナワクチンの接種会場ではそんな自分勝手なことを考えてしまいました。

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