周りから変だと言われても、自分が良いと思い、極めるほど継続し、少しづつ人の心に残っていくと、やがてそれが先進の流行につながっていくこともあるでしょう。
グリージオはイタリア語でグレーの意味ですが、今回の色はライトグレーです。
新品ですが、少し履き古した様なヴィンテージの風合いを出すために、出荷される前にところどころワザとワックスで汚しているのがお分かりいただけるでしょうか。
このスタイルはクロコのミドルカットですが、履き口周辺にヤギ革を使ったキルティング加工が施されており、足首を柔らかく包み込みます。
靴ヒモを通すハトメの代わりに、上段の二つにはホックタイプのイタリア語ではガンチョ(Gancio)と呼ばれるヒモ通しが付いています。
ただ、この靴をお履きになるオシャレさんはこのガンチョまでヒモを通さず、ハトメから出たヒモを足首に一周回して正面でゆるく結んだりします。
現在、このクロコのミドルカットは定番として在庫はしておらず、パターンオーダーのみでのご用意となっておりますので、ご注文後にイタリアでお作りします。
ご注文の際には、革見本24色の中から、お好みの色をお選びいただけます。
個人的に私はこのミドルカットのシェープを気に入っています。
自分用に次回パターンオーダーでクロコスニーカーを作る際には、この no. 3318にしようと思っています。
少し濃いめの色を選び、スーツ着用の時に、パンツの裾を短めにし、ミドルカットが強調できる様な履き方をしたいと、心密かに計画しております。
人によっては、「いい歳したオッサンが、スーツにミドルカットのスニーカー?」、「しかも、クロコで?」などと不思議に思われたりするかも知れません。
でも実は、それが狙いだったりします。
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