2022年6月24日金曜日

名古屋出張 22年6月 その2

名古屋で行われたイベントが2週間に渡ってスケジュールされていたので、初日の朝に名古屋入りし、その最初の週末まで滞在後、一度東京に帰りました。

そして、次の週末にまた名古屋に戻り、そこから最終日の撤収まで滞在しました。


二度目の宿泊先は一度目とは異なり、名古屋駅から2、3分と都合の良いロケーションでしたが、何十年か前に建てられたであろう古いビジネスホテルで、宿泊費もかなりリーズナブルでした。

しかし、どういう訳かこのホテルのWeb予約サイト上での評価が5段階中の4.16と結構高く、なぜだろうと不思議に思っていました。

掃除は行き届いていて綺麗ですが、それだけで評価が高くなる訳もなく、性格の悪い私は何らかの不正な操作があるのではと最初は疑っていました。

しかし、そのホテルに一歩足を踏み入れると、その理由が少し分かってきた様な気がしたのです。

まず、チェックイン後からホテルの従業員さんが宿泊客を呼ぶ時に、「お客様」ではなく、「〇〇様」と名前で呼ぶのです。

入り口の自動ドアが開いたとほぼ同時に「〇〇様、お帰りなさいませ」、朝の出がけには「〇〇様、行ってらっしゃいませ」といった具合です。

宿泊中に一度外から電話をし、とある用件をお願いしたことがあり、電話を切った後、自分の名前を言い忘れたことに気が付きました。

しかし、その日仕事から帰って来ると、こちらから何か言う前に「〇〇様、お部屋にご用意しておきました」とフロントの中から声がかかったのです。

建物や設備は古いのですが、このホテルは完全に顧客中心主義が実践されていました。


部屋の鍵はカードキーではなく、プラスティックホルダーの付いたメタルの鍵で、オートロックではなく、入室後に自分で鍵を締めます。

室内に電気ポットはなく、お湯が必要な際はロビーで湯沸し器からポットに入れ、部屋まで持って来なければなりません。

もちろんお願いすれば、お湯入りのポットを部屋まで届けてはもらえるのですが。

しかし、これらを含め、いくつかの不都合を差し引いても、顧客満足度の高いサービスがWebサイトでの評価を押し上げていたのだと思いました。

ひょっとすると一流ホテルから教育係を引き抜いて、接客係にノウハウを伝授したのかもなどと、勝手な邪推をしてしまいました。




今回の出張から、新幹線の予約をスマホで入れるようにしました。

チケットレスで、予約の変更はスマホから何度も瞬時にでき、とても便利です。

確認には、予約とその変更ごとにメールで完了通知が届きます。

知らなかったのですが、会員登録の際にSuicaカードの番号を登録しておくと、新幹線の自動改札器にスマホをかざすだけで改札を通れるようになります。


一昔前は、予約の変更にはみどりの窓口の長い列に並ばなければならず、乗りたい列車の発車時間が近づくとイライラしたものでした。

その後、回数券を使うと、券売機でも予約の変更ができるようになり、時間の短縮に役立ちました。

そしてスマホだと、駅に到着した時間が少し早い場合、そこから改札までの歩く数分程で予約の変更を完了させ、手に持ったスマホをしまうことなくそのまま改札を抜けるのでした。


すみません。

人がやっているのを見るとイラッとするくせに、自分でやってしまいました。

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