三泊四日で入院することになりました。
初日はまず朝9:30に病院内の入院受付に行き、約10分程で手続きを済ませ、そのまま病室に行く様に言われ、上階に移動。
たった4日間のことなら良いんじゃないかと、4人用の大部屋を選択していました。
そこではまだ前の入院患者さんがいるとのことで、待機の一人部屋に案内され、相当な時間待つことに。
だったら受付の予約をもう少し遅い時間にしてくれていたら良かったのにと、ペイシェント・セントリックでない対応に一人憤慨しながらも、しばらくして病室へ。
実は、痔(じ)の手術を受けることになったのです。
入院一日目は昼に下剤を飲んで排便を促し、手術は翌日の12:30を予定との事でした。
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およそ10年近く前からでしょうか、肛門がとび出してくる様になりました。
初期の頃はシャワーの際などに押すとすぐに引っ込んでいましたが、日が経つ毎にとび出してくる頻度は上がり、そのサイズはだんだん大きくなってきました。
座っているだけだと何ともないのですが、長時間立っていたり、歩いていたりするととび出してきます。
酷い時などは、外出すると数分歩くだけで出てくるので、外出中はそのままずっと我慢していなければならない時もあり、とても不快なのです。
仕事の都合で長時間立っていなければならない期間はずっと悪化傾向でした。
最初に診察を受けた際、痔は便秘とそれに伴う固い便が状況を悪化するということで、飲み薬で便を軟らかく、定期的な排便を促し、更に塗り薬で対応することになりました。
そこから病状は落ち着き、薬は必要なもののその状態が維持できるならこのままでもいいかと思える程でしたが、やがて体が薬に慣れてきたのか、またとびだす様になったのです。
薬を続けてもその頻度は上がって来たので、医師と相談の上、手術をすることになりました。
肛門の近くをちょっと切るだけなのに入院に4日間も必要なのかと、それを聞いたときはちょっと不思議に思ったりしました。
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病室に入室後はまず体温と血圧を測定し、次にPCR検査で、指示された量になるまで大量のツバを容器に吐き出します。
昼になると昼食が運ばれてき、メニューはほぐしたシャケの入ったおかゆとスープで、明日から肛門の手術をするのに食事をしても良いのかと心配しながらも、完食しました。
その後、明日の手術に主治医に付き添いで参加するという医師が、状況を確認するということで病室に来られました。
なんでここにいるのと思うくらいは若く美形の女医さんでしたので、かなり抵抗はあったのですが、ベッドに横向き寝て、パンツをおろすことに。
肛門に指を入れられ、結構早い動きでくるっと半回転以上回すものだから、これまでの治療の中では一番痛いと感じました。
もっと優しくして欲しいなどと、十代の女の子の様なことを思ったりしてしまいました。
一時待機した病室と窓からの景色。
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