ショルダーバッグをお作りしました。
ワニ革の色がとても特徴的で、何とも表現しがたいのですが、あえて言えばネイビーとグリーンの中間色といった感じでしょうか。
まずお客様から、ご自身でお持ちだったルイ・ビトンのショルダーバッグよりちょっとだけ大き目のものを、クロコでお作りになりたいというご要望をいただきました。
また、柔らかく作り、肩からかけた時、バッグが体に寄り添うくらいにして欲しいとのことでした。
お客様のこだわりで、天面にあるファスナーの両端が外に出るようにしました。
ファスナーの開き口をできるだけ大きくするということが目的でした。
開き口の端は、中と外のどちらにもホックで留められるようにしています。
内側は中が目立ちにくいようにと、黒い革にしました。
但し、ポケットの位置が分かりやすいように、ステッチを白にしています。
お客様のお名前を真鍮に彫刻し、縫い付けています。
内側ポケットの中に更にポケットが。
ショルダーストラップは使い勝手が良かったということで、元々お持ちだったルイ・ビトンのものを再利用しました。
このストラップはこれまでに何度か修理されたとのことで、頑丈に作りなおして欲しいとのご要望にお応えしています。
当初お客様にいただいた、ソフトで強く、荒々しくという、リクエスト通りのバッグになったと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿