私どものイベント向けのメニューの一つに、カラーオーダーがあります。
この様に染色前の脱色されたワニ革クラストで先にスニーカーを作り、お客様のお好みの色に後から染色するという商品です。
このカラーオーダーは手染めですので、ドラム染色とは異なり、任意の部位のお好みの色を付けられます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEizafY9LGPKDfHgi1jmZAtJWDSrBF2azA-5UfVbdBDg2_ChqIA4A1HJ1zHggGkRyzjBFdgHOHLXHB5lQZcMjmGOI9zs5vWXmaX8aL-nyfFQ7DHxfxWhUb9z23SUOgZ1RHRj8HleyVQcSLc/s200/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B000.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEijS3-xbImgWwDxUL0ONZQX_WdCNDej-B5TrvfuWK2pqAeHO5hnd12HJEg_Ad3S4BCOXrAjo54JIfBzYO1rWpLG0pEx-_yQmGlY8R9JtoeTty-IRiVkBfZu_uhmhM5McW__slVbTDy-fSI/s200/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B0000.jpg)
濃淡のついたグラデーションや2色使いなどが可能となります。
さてこのほど、このカラーオーダーに「タトゥー」オプションが加わりました。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjXcEFCb6NLB0XIG72_q0tbz8DpDgrxf7BtwS1uEcSIRDK7K-NVHKf4MX5nal-H5nx9DB-1BlIPYln7GP_UZtbJ6Ofth4QoPK6v5uLJqfdrmAa8CcTnJqqb9V6e8HgR4lCIoEldG5PD1oU/s320/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B01.jpg)
タトゥーとは言っても、本当にワニ革にイレズミを彫る訳ではなく、レーザーで線画を印刷し、その上から色付けするというものです。
正確を期すのであれば、タトゥー風と言った方が良いかも知れません。
私どもでご用意したいくつかの画像からお選びいただき、それをスニーカーのできるだけ平らな部分に描きます。
製作手順としては、次の様になります。
1) ワニ革クラストのスニーカーを履いていただき、お客様のサイズを確認。
2) そのスニーカー全体を何色に染色するか決定。
3) タトゥーを入れるか入れないかをご選択。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEje97OUOyX-cXwLDKxDrE8vC9eoVC-Cp6749XyY6INauKdD5cJ3SN97FaERTsN7RUdUxYE267JcMp2iBfqH_PA97PTsTBjUHgfdSk4nAucPgo6JT62-3IqFhYSQrDEC4hI7_tdBg10IE1M/s320/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B02.jpg)
4) ご注文後は、まずレーザーで線画を描きます。
線画とは言え、レーザーの細い光線でワニ革を焼いていくのです。
5) その後、線画部分を外した革全体を染色します。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhLyRWp9jBP-5C5xEvPxrTKWS9FWFuUhoK_-W0sOsaYNX7sotPQHePhpxS5TC6NMWgpWqyzzKjwMxsNoj0ZWpiy6qweo7okLeFvgcz1EFWerT2L_l0r3Zqqufz3_CcJCW13LqLUVA3MB3c/s320/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B03.jpg)
6) 染色後、線画の部分に色を入れていきます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgI7UfgMB-QHEoSf9rGrFwwBdVLFu0I1Ms1rjGNAEwdchDoJmlnxntuSBaIfJzJmqpGtwsKb9XIvl6zSV7fsKsfcrJtcU_rcyXSdRJ8MbUDZ35IzL8stKxR9MgCQ4jdvB22ufhc5GnGzNU/s320/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B04.jpg)
7) 革全体の表面をコーティングして、出来上がり。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEggkrdD4lbXh1XwVhIUk5JyVgn0ZdUD_Xe8MpFo-grmhQcA-vamiL9CF507rMCu1-7dBHeDrsQyu1m8ab46csbuq42Km-kGEfP6DcguT6kIrkYco5_hEt1syUDt6gQKvWSoVMyFH9nvIL0/s320/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B05.jpg)
現時点での線画はこちらの6形からお選びいただきます。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhprElaWsIl4XLLF3cMZFe3_4A0NZnSg5sBqNpgzMbxTebM0rhwDEobVDxNY_c2h0_c57H0cVQ2YE_1UgBRRrFSYbBywsTtwYJ19BQkPQlMh9NnmfxSI_hnlc6h89YF4l1Wf-QClenWQAw/s320/%25EF%25BD%25B8%25EF%25BE%259B%25EF%25BD%25BA%25EF%25BD%25BD%25EF%25BE%2586%25EF%25BD%25B0%25EF%25BD%25B6%25EF%25BD%25B0%25E3%2581%25AB%25EF%25BE%2580%25EF%25BE%2584%25EF%25BD%25A9%25EF%25BD%25B06.jpg)
こちらは展示用に用意したタトゥー第一号です。
濃いグリーンから中央部の淡いグリーンに変化するグラデーションの中、右の片足に虎と左に龍を入れてみました。
右と左で「竜虎相見える(りゅうこあいまみえる)」の図です。
将来的には、お写真かデータをいただき、お客様がご希望の絵を入れるようにしたいと思います。
実は、先日のオーダー会の場で1件の特別なご依頼をいただきました。
上段の鯉の絵の背景に丸い月の絵を入れて、桜の花びらを散らして欲しいと言った内容でした。
それくらいの追加なら、描画にそれほど時間もかからないと思うので、お受けしても良いかなと思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿