時々カレーうどんを無性に食べたくなることがあります。
そんな時、私は近所のファーストフード店のそば屋に行き、カレーうどんを大盛りで注文します。
場合によっては、カレーそばにしたりもします。
顔見知りになったおばちゃんの担当にあたると、少し多めにそばを盛ってくれたりするのが嬉しかったりします。
少しダシを入れるのは、ツユの伸びが良くなることと、カツオだしの香りでカレーうどんがさらに美味しくなるからではないかと私は勝手に思っています。
彼は通常のうどんと同じくらいのダシを丼に注ぎ、最後にキツネうどんのお揚げほどの量のカレーをサッとかけて手渡すのです。
そうなると、カレーうどんではなく、カレー風味のうどんになってしまいます。
最初の時は、オジサンは入店したばかりなので、その内同僚が間違いを指摘し、正しい調理方法になるのではないかと思っていました。
しかし、その後何度その店に行っても、そのオジサンの担当シフトにあたってしまい、毎回カレー風味のうどんを味わうことになるのです。
オジサンはその作り方がカレーうどんだと信じているようでした。
とは言え、一からカレーを作るのも大変なので、スーパーでうどんを二玉購入し、茹でたうどんの上にレトルトパックのカレーを注ぐことにしました。
大した時間とお金を使わず、簡単に希望のカレーうどんをいただくことができ、満足です。
一味追加として、カレールーを注いだ後に、バターをひとかけら落とすと、これがまた結構おいしかったりしました。
こんなことが簡単にできる日本は良い国です。
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