どういう訳か最近お酒を飲むと、以前よりも酔う速度が速くなっているように感じていました。
また、そんなに飲んでもいないのに、翌日二日酔いに近い状態で起きることがありました。
そして、これが一番深刻だったのですが、大好きなはずのビールが2杯目3杯目になるとその味覚が変わり、おいしいと感じず、量が飲めなくなってきたのです。
年齢的なものかも知れませんが、そう言えば最近健康診断にも行っていないので、検査をしてもらおうと思い立ち、病院へ行くことに。
血液検査、尿検査、そして前回から2、3年経っており良いタイミングなので胃と大腸の内視鏡検査もお願いしたいと思いました。
幸いなことに、大きな総合病院が自宅から石を2回くらい投げると届くほどの距離にあり、今回もそちらに伺いました。
同じ病院に行くメリットとして、個人の診療データが保管されており、これまでと何か変化がないか比較できるということがあります。
ただ大きな病院の場合、予約がないと長時間待たされることと、何年か置きにドクターが変わってしまうということがディメリットでしょうか。
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受付けを終え、内科に行くと、10番診察室の前でお待ちくださいと言われ、そこから持って行った文庫本の四分の一くらいを読んでしまうくらい待ちました。
ちなみにそこの内科の診察室は1番から12番まで。
ようやく名前を呼ばれ、10番診察室に入ると、これまで診ていただいたことのない先生でした。
その先生が絶対にこのブログ記事を読まないと言う前提でお伝えすると、第一印象はゲゲゲの鬼太郎に出てくる1キャラクターに出会ったようでした。
前段に書いた症状をご説明し、検査をお願いすると、ではまず血液検査をしてから判断しましょうとのこと。
「尿検査は?」とお尋ねすると、「必要ありません。」と断言されました。
患者が希望したにもかかわらず、その検査をしていただけないのはどういうことなのか納得いきません。
しかし先生は、「健康診断じゃないんだから。」と受け付けません。
不要な検査ならいっそのこと失くしてしまえと思いながら、しかしそれは口に出さず、とりあえず血液検査のための採血室に行くことに。
1時間ほどで結果が出るので、その後にお呼びしますと言われ、1時間にもう少しくらいのところで名前を呼ばれました。
結果を見て、その先生は「思った通りだ。」と言われ、γ(ガンマ)-GTPの値が高くないことを指摘されました。
飲みすぎで肝臓が悪くなると、γ-GTPという酵素の値が高くなるのです。
先生は、加齢によるものでしょうから、少し休肝日を増やせば、問題はないでしょうとの診断でした。
以前ほどお酒が飲めなくなったということが、何らかの病気につながるサインかも知れないという私の考えは否定されたようです。
詰まる所、病院はビールをおいしく飲めるようになりたいという私の希望をかなえてくれるところではないようです。
また、中性脂肪の値が少し高くでましたが、それは運動を怠り、ビールを好む人の宿命のようなもの。
休肝日を増やせというのは、適切なアドバイスなのだと思うほかありません。
では、胃の内視鏡検査をして、大腸の方はその後に考えましょうと、胃の検査スケジュールだけを設定され、外の看護師から事前の説明を聞くようにと言われ診察室を出ました。
検査は一度に一つずつしか設定せず、結果を見て次に進むというのがこの先生の方針の様です。
ちなみに、あとで調べたところ、国立がん研究センターがまとめた胃がん検診ガイドラインでは、内視鏡検査は2~3年に1度受けることが望ましいそうです。
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その後の看護師からの説明は、検査前日の夕食は早めに済ませ、当日朝は何も食べないようになど、聞けば2~3分で済む当たり前の内容でした。
しかし、看護師不足はどこの病院でも深刻な状況なのでしょう。
診察室を出て、受付番号をもらい看護師の説明が始まるまで、先生の診察で待った時間より長く待たされてしまいました。
この日の診療費
初・再診料 73点+検査 907点=合計 980点自己負担額 2,940円
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