昨年の11月のことでした。
販売店のお客様担当者の車に同乗し、とある先を訪問した際の話です。
昼前にお店の駐車場で待ち合せ、しばらく車に揺られた後、その担当者が話を始め出しました。
実は、数日前に熱が出て、その日もまだ少し熱が残っているとのこと。
そう言えば、出発後からやたらと小さな咳を繰り返しているとは思っていました。
本来、彼の会社では37度以上の熱が出た場合はすぐに報告し、出勤しない様にとの規定があるそうです。
今回、熱が37度になったそうですが、その報告はしていないとの事でした。
彼の話を信じるのであれば、熱が出た日にすぐ発熱外来に行き、15分程の検査でコロナではないとの結果を得たので、大丈夫と断言していました。
しかし、彼の言葉とは相反し、翌日から私は少し頭が重くなり、喉が痛くなり始めました。
3日後には39度近い熱と一晩中止まらない咳で、大変な思いをしました。
一番ひどい時は、唾を飲むだけでも喉からこめかみあたりまで激痛が走りました。
その担当者は、たとえマスクをしていても、車の中という密閉空間の中で頻繁に咳をして、同乗者に影響が及ぶとは考えなかったでしょうか。
たとえコロナではなかったとしても、それを訪問先の人にうつしてしまう可能性もあったのです。
ほぼ5日間ほどで回復しましたが、もらった可能性のある菌なのかウィルスかを、私は家族にもうつしてしまいました。
その日から結構時間も経ってしまい、今後面と向かって言う事もないとは思いますが、一言だけここで。
「お前、ジョウダンじゃねーぞ。熱があったんなら家でおとなしくしてろ。」
私は検査に行きませんでしたので、今ではもう確認の方法もありませんが、あれは本当にコロナではなかったのでしょうか。
一昨日2月25日の東京都の新型コロナウィルス新規感染者数は427人。
この年末年始は2万人を超えていましたので、オミクロン株による第8波の流行は収束しているのでしょう。
厚労省のお達しで、3月13日からはマスクの着用は個人の判断に委ねるそうです。
最近の新型コロナは感染力が高く、マスクはあまり役に立っていないのではないかと個人的に感じていました。
しかし、それとは反比例し、ワクチンが普及したせいもあるのか、毒性は低くなっているように思います。
この傾向が継続し、次のピークが来たとしても、それほど恐れるに足らずといった状況であって欲しいと、心底願わずにはいられません。
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